コンテンツにスキップ

歩兵第10連隊

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
歩兵第10連隊
創設 1874年
廃止 1945年
所属政体 日本の旗 日本
所属組織  大日本帝国陸軍
部隊編制単位 連隊
兵科 歩兵
所在地 大阪 - 姫路 - 岡山
編成地 姫路
通称号/略称 鉄5448
上級単位 大阪鎮台 - 第4師団 - 第10師団
最終位置 フィリピン ルソン島北部
戦歴 西南 - 日清 - 日露 - シベリア出兵 - 日中 - 第二次世界大戦
テンプレートを表示

歩兵第10連隊(ほへいだい10れんたい、歩兵第十聯隊)は、大日本帝国陸軍連隊のひとつ。兵営跡地は岡山大学となっている。

姫路城三の丸に置かれている歩兵第10連隊跡の石碑
1930年頃の岡山市の地図

沿革

[編集]

歴代連隊長

[編集]
歴代の連隊長
(特記ない限り陸軍大佐
氏名 在任期間 備考
1 茨木惟昭 1874.6.22 - 1879.4.7 少佐(心得)
2 奥保鞏 1879.4.28 - 1882.2.13 中佐、1882.2.6大佐
3 諏訪好和 1882.3.16 - 1886.5.27 中佐、1886.4.大佐
4 宮城彦八 1886.5.27 - 中佐
5 高井敬義 1887.8.1 - 1892.12.8 中佐、1892.2.大佐
6 平佐良蔵 1892.12.14 - 1897.10.11 中佐、1895.2.大佐
7 小泉正保 1897.10.11 - 1898.12.23 中佐、1897.12.大佐
8 池田正介 1898.12.23 - 1900.3.7
9 藤本太郎 1900.3.7 - 1901.6.28 中佐
10 小野寺実 1901.6.28 - 1904.8.30 中佐、1903.4.大佐、戦傷
11 久能司 1904.9.5 - 10.11 中佐、戦傷
12 西村貢之助 1904.10.25 - 中佐
13 小野寺実 1905.3.3 - 1907.2.4
14 平岡茂 1907.2.13 - 1912.9.2 中佐、1907.11.大佐
15 三原辰次 1912.9.2 - 1914.8.10
16 竹本竹治郎 1914.8.10 -
17 黒沢主一郎 1918.7.24 -
18 吉原岩吉 1919.1.15 -
19 田原三之助 1921.7.20 - 1923.8.6[1]
20 四本乙熊 1923.8.6 -
21 福島格次 1925.3.17 - 1928.8.10
22 小畑敏四郎 1928.8.10 -
23 中井武三 1930.8.1 -
24 人見順士 1932.3.11 -
25 摺沢真清 1934.3.5 - 1935.8.1[2]
26 上野勘一郎 1935.8.1[2] -
27 赤柴八重蔵 1937.8.2 -
28 毛利末広 1938.7.15 -
29 宮下健一郎 1939.12.6 -
30 田島正男 1940.12.19 -
岡山誠夫 1944.11.15 -

脚注

[編集]
  1. ^ 『官報』第3306号、大正12年8月7日。
  2. ^ a b 『官報』第2575号、昭和10年8月2日。

参考文献

[編集]
  • 『日本陸軍連隊総覧 歩兵編(別冊歴史読本)』(新人物往来社、1990年)
  • 原 剛『明治期国土防衛史』(錦正社、2002年)
  • 外山操・森松俊夫編著『帝国陸軍編制総覧』芙蓉書房出版、1987年。
  • 秦郁彦編『日本陸海軍総合事典』第2版、東京大学出版会、2005年。
  • 外山操編『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』芙蓉書房出版、1981年。
  • 官報

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]