松原神社 (春日井市)

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松原神社

松原神社の拝殿
所在地 愛知県春日井市東山町2263
位置 北緯35度16分36秒 東経136度59分18秒 / 北緯35.27667度 東経136.98833度 / 35.27667; 136.98833
主祭神 高皇産霊命 他
社格 式内社論社・旧郷社
創建 和銅4年(711年)
本殿の様式 流造
例祭 10月第2日曜
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松原神社の鳥居

松原神社(まつばらじんじゃ)は、愛知県春日井市にある神社。『延喜式神名帳尾張国春日部郡に記す「高牟神社」の論社で、近代社格制度では郷社

歴史[編集]

伝承によれば、創建は和銅4年(711年)旧暦2月11日元明天皇の治世の頃と伝えられている。当時のこの辺りの地名が「高牟」(たかむ)であったことから、『延喜式神名帳』に記載されている「高牟神社」でないかと考えられている[1]。 中世になって稲荷信仰が普及。その結果当神社にも稲荷神社が合祀され、「高牟稲荷大明神」などと呼ばれ信仰を集めた。 明治になってこの辺りは犬山県に属した。そして明治4年(1871年)10月、犬山県から『尾張国神名帳』にある「松原神社」と認定される。その後犬山県は同年旧暦11月22日名古屋県と合併。愛知県が誕生すると、翌明治5年(1872年)10月、当神社はこの辺りにある18の村の郷社となり、名前も「松原神社」に改称された。

祭神[編集]

合祀社・境内社[編集]

白孤義兼神社
  • 白孤義兼神社、他

近隣[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 名古屋市守山区に「高牟神社」と言う名前の神社が今もあるが、どちらが神明帳に記載されているものかは分かっていない。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]