昼飯駅

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昼飯駅
駅舎(2006年8月(※現在は解体済))
ひるい
Hirui
美濃大久保 (0.8 km)
地図
岐阜県不破郡青墓村昼飯[1](現・大垣市昼飯町)
北緯35度23分22.5秒 東経136度34分15.5秒 / 北緯35.389583度 東経136.570972度 / 35.389583; 136.570972座標: 北緯35度23分22.5秒 東経136度34分15.5秒 / 北緯35.389583度 東経136.570972度 / 35.389583; 136.570972
所属事業者 西濃鉄道
所属路線 昼飯線
キロ程 1.9 km(美濃赤坂起点)
駅構造 地上駅
開業年月日 1928年昭和3年)12月17日
廃止年月日 2006年平成18年)3月31日*
備考 路線廃止に伴い廃駅
* 1983年(昭和58年)9月より休止
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昼飯駅(ひるいえき)は、かつて岐阜県大垣市昼飯町にあった西濃鉄道昼飯線貨物駅廃駅)である[2]。昼飯線の終点駅であった。

当駅より石灰石輸送が行なわれていた。また、当駅から石灰石の採掘場への専用線(鉱山鉄道)が存在していた[3]。この専用線は西濃鉄道の路線ではなく、各石灰石関連の会社専用線であり、軌間610 mm、蓄電池機関車で運行されていた。2019年現在、駅跡地のレールは管理のもとで全て撤去されている。

歴史[編集]

駅構造[編集]

駅構内は本線と5本の側線で構成されていた。隣接して古田石灰、上田石灰、河合石灰があり、石灰石の積み込みが行われていた。

美濃大久保駅・昼飯駅 構内配線略図

美濃赤坂駅
美濃大久保駅・昼飯駅 構内配線略図
凡例
出典:[5]


駅周辺[編集]

隣の駅[編集]

西濃鉄道
昼飯線
(貨)美濃大久保駅 - (貨)昼飯駅
各石灰石会社
専用線
(貨)昼飯駅 - (貨)採掘場 (0.5km[3])

脚注[編集]

  1. ^ 鉄道停車場一覧. 昭和12年10月1日現在 国立国会図書館デジタルコレクション 2019年2月9日閲覧。
  2. ^ 昭和12年10月1日現在鉄道停車場一覧 - 国立国会図書館近代デジタルライブラリー
  3. ^ a b c d 今尾恵介(監修)『日本鉄道旅行地図帳』 7 東海、新潮社、2008年、40頁。ISBN 978-4-10-790025-8 
  4. ^ 「地方鉄道運輸開始」『官報』1928年12月24日 - 国立国会図書館デジタルコレクション
  5. ^ 清水武『西濃鉄道』、ネコ・パブリッシング、2007年10月、23頁。 ISBN 978-4777052226

関連項目[編集]