岩峅寺駅
表示
岩峅寺駅 | |
---|---|
駅舎(2020年7月) | |
いわくらじ Iwakuraji | |
所在地 | 富山県中新川郡立山町岩峅寺105-4 |
駅番号 | T51 |
所属事業者 | 富山地方鉄道 |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 3面4線 |
乗降人員 -統計年度- |
[町統計 1]350人/日 -2020年- |
開業年月日 | 1921年(大正10年)3月19日 |
乗入路線 2 路線 | |
所属路線 | ■立山線 |
キロ程 | 10.2 km(寺田起点) |
◄T50 沢中山 (1.6 km) (3.3 km) 横江 T52► | |
所属路線 | ■上滝線 |
キロ程 | 12.4 km(南富山起点) |
◄T70 大川寺 (1.2 km) | |
備考 | 業務委託駅(早朝・夜間は無人駅) |
岩峅寺駅(いわくらじえき)は、富山県中新川郡立山町岩峅寺にある、富山地方鉄道立山線・上滝線(不二越・上滝線)の駅である。駅番号はT51。
立山線と不二越・上滝線の接続駅で、快速急行停車駅である。
歴史
[編集]- 1921年(大正10年)
- 1931年(昭和6年)3月20日:富山電気鉄道が立山鉄道を合併。
- 1936年(昭和11年)8月18日:富山電気鉄道立山駅を廃止して富山県営鉄道岩峅寺駅に乗り入れ。
- 1943年(昭和18年)1月1日:交通大統合により、県営鉄道は富山電気鉄道に譲渡、富山電気鉄道は富山地方鉄道に改称。
- 1956年(昭和31年)4月30日:駅舎が竣工[2]。
- 1969年(昭和44年)
- 1985年(昭和60年)11月25日:連絡運輸廃止[4]。
駅構造
[編集]3面4線の地上駅。1・2番線(対向式ホーム)が立山線のホームで3・4番線(島式ホーム)は不二越・上滝線のホームである。2番ホームは駅舎に直結しており、2番ホームと1・3・4番ホームは構内踏切で連絡している。
- 備考
- 4番線は立山線と連絡しており、信号機も設置され入線可能であるが、不二越・上滝線のすべての列車はこの駅を起終点駅としている。
- かつては不二越・上滝線から立山線横江方面へ直通する列車も設定されていて、3番線と4番線でも列車の行き違いがなされていた。
- 1番ホームと3・4番ホームを連絡する通路には、3番線と立山線を連絡していた線路の跡がある。寺田駅と同様の配線である。
- 2010年10月16日に運転された16010形中間車の最終運転の臨時列車は、かつて直通列車が入った4番線に到着した。
- ICカード専用改札機が設置されている。
のりば
[編集]のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■立山線 | 上り | 五百石・寺田・(■本線経由)電鉄富山方面 |
2 | 下り | 有峰口・立山方面 | |
3・4 | ■不二越・上滝線 | 上り | 上滝・南富山・不二越・電鉄富山方面 |
配線図
[編集] ← 寺田 方面 |
→ 立山 方面 |
|
↓ 上滝・南富山 方面 | ||
凡例 出典:[5] |
利用状況
[編集]2020年度の1日平均乗降人員は350人であった[町統計 1]。
近年の1日平均乗降人員は以下の通り。
年度 | 1日平均 乗降人員 |
出典 |
---|---|---|
1995年(平成 | 7年)568 | |
1996年(平成 | 8年)566 | |
1997年(平成 | 9年)518 | |
1998年(平成10年) | 502 | |
1999年(平成11年) | 457 | |
2000年(平成12年) | 445 | |
2001年(平成13年) | 419 | |
2002年(平成14年) | 415 | |
2003年(平成15年) | 428 | |
2004年(平成16年) | 415 | [町統計 2] |
2005年(平成17年) | 432 | [町統計 2] |
2006年(平成18年) | 442 | [町統計 2] |
2007年(平成19年) | 421 | [町統計 2] |
2008年(平成20年) | 404 | [町統計 2] |
2009年(平成21年) | 380 | [町統計 2] |
2010年(平成22年) | 382 | [町統計 3] |
2011年(平成23年) | 390 | [町統計 4] |
2012年(平成24年) | 397 | [町統計 5] |
2013年(平成25年) | 380 | [町統計 6] |
2014年(平成26年) | 389 | [町統計 7] |
2015年(平成27年) | 402 | [町統計 8] |
2016年(平成28年) | 407 | [町統計 9] |
2017年(平成29年) | 417 | [町統計 10] |
2018年(平成30年) | 419 | [町統計 11] |
2019年(令和元年) | 393 | [町統計 12] |
2020年(令和 | 2年)350 | [町統計 1] |
2021年(令和 | 3年)347 | |
2022年(令和 | 4年)349 | |
2023年(令和 | 5年)320 |
駅周辺
[編集]- アルプス農業協同組合立山支店
- 岩峅寺簡易郵便局
- 立山グリーンパーク吉峰
- 雄山神社前立社壇(岩峅雄山神社)
作品における描写
[編集]昭和戦前に建築された2階建ての木造駅舎が特徴の岩峅寺駅は、映画のロケ地としても使用されている。
隣の駅
[編集]- 富山地方鉄道
- ■立山線
- ■上滝線
- ■普通
- 大川寺駅 (T70) - 岩峅寺駅 (T51)
- ■普通
脚注
[編集]- ^ “『地方鉄道運輸開始』官報. 1921年08月26日 - 国立国会図書館デジタルコレクション”. dl.ndl.go.jp. 2022年3月13日閲覧。
- ^ a b 『JR・私鉄全線各駅停車7 北陸・山陰820駅』(189頁)、1993年7月20日、小学館。
- ^ 原武史『昭和天皇御召列車全記録』新潮社、2016年9月30日、134頁。ISBN 978-4-10-320523-4。
- ^ 『富山地方鉄道70年史 -この20年のあゆみ-』(2000年9月、富山地方鉄道株式会社発行)98頁。
- ^ 川島令三、『中部ライン 全線・全駅・全配線 第7巻 富山・糸魚川・黒部エリア』、p.35, 講談社、2010年10月、ISBN 978-4062700672
- ^ 富山地方鉄道・岩峅寺駅 - とやまフィルムコミッション
- ^ “ひとえきものがたり 改造レッドアローとともに 稲荷町駅(富山県、富山地方鉄道)”. 朝日新聞デジタル (2011年12月20日). 2021年8月15日閲覧。
- ^ ロケ地の撮影スポット - 富山地方鉄道
- ^ “「RAILWAYS」シリーズだけじゃない! 一畑電車と富山地鉄の共通点”. マイナビニュース (2011年12月3日). 2021年8月15日閲覧。
- 統計たてやま
- ^ a b c “統計たてやま2021” (pdf). 立山町. p. 30 (2022年3月). 2022年8月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年11月20日閲覧。
- ^ a b c d e f “統計たてやま2010” (pdf). 立山町. p. 38 (2010年). 2022年2月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年11月20日閲覧。
- ^ “統計たてやま2011” (pdf). 立山町. p. 33 (2012年7月). 2022年2月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年11月20日閲覧。
- ^ “統計たてやま2012” (pdf). 立山町. p. 33 (2012年7月). 2022年5月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年11月20日閲覧。
- ^ “統計たてやま2013” (pdf). 立山町. p. 33 (2013年9月). 2022年2月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年11月20日閲覧。
- ^ “統計たてやま2014” (pdf). 立山町. p. 34 (2014年9月). 2022年2月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年11月20日閲覧。
- ^ “統計たてやま2015” (pdf). 立山町. p. 34 (2015年7月). 2022年2月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年11月20日閲覧。
- ^ “統計たてやま2016” (pdf). 立山町. p. 30 (2016年10月). 2022年2月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年11月20日閲覧。
- ^ “統計たてやま2017” (pdf). 立山町. p. 30 (2017年11月). 2022年2月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年11月20日閲覧。
- ^ “統計たてやま2018” (pdf). 立山町. p. 30 (2018年11月). 2022年2月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年11月20日閲覧。
- ^ “統計たてやま2019” (pdf). 立山町. p. 30 (2020年1月). 2022年2月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年11月20日閲覧。
- ^ “統計たてやま2021” (pdf). 立山町. p. 30 (2020年11月). 2022年2月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年11月20日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 岩峅寺駅 - 富山地方鉄道