奥村豊
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奥村豊 | |
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基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 滋賀県栗東町(現:栗東市) |
生年月日 | 1977年8月26日(47歳) |
所属団体 | JRA |
初免許年 | 2014年 |
経歴 | |
所属 | 栗東T.C. |
奥村 豊(おくむら ゆたか、1977年8月26日 - )は、日本中央競馬会(JRA)・栗東トレーニングセンターに所属する調教師。滋賀県栗東町(現:栗東市)出身[1]。
来歴
[編集]栗東トレーニングセンターの所在地である滋賀県栗東町(現:栗東市)の出身だが、競馬とは無縁の家庭で育った。乗馬を通じて馬に携わるようになり、調教師になることを目標として競馬サークルに入った[1]。
2001年からビッグレッドファームに勤務し[2]、2003年4月にJRA競馬学校に入学。同年7月に栗東・五十嵐忠男厩舎の厩務員となり、2004年2月から調教助手となる。2006年4月より栗東・藤岡健一厩舎に移籍した[3]。
2013年に調教師試験に合格し[1]、2015年3月1日に厩舎を開業。同月22日に中京4R(障害4歳以上未勝利)をイフウドウドウで制し、初出走から延べ7戦目で初勝利を挙げた[4]。
2019年5月25日、葵ステークスを1番人気のディアンドルで制し、開業5年目で重賞初制覇[5]。
2020年4月26日、京都10R桃山Sでロードブレスが1着(サクラアリュールと1着同着)となり、初出走から1347戦目で現役148人目のJRA通算100勝を達成した[6]。
2024年4月7日、阪神5Rで管理するリジルが1着となり、現役102人目となるJRA通算200勝を2502戦目で達成した[7]。
調教師成績
[編集]概要
[編集]日付 | 競馬場・開催 | 競走名 | 馬名 | 頭数 | 人気 | 着順 | |
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初出走 | 2015年3月7日 | 1回阪神3日2R | 3歳未勝利 | グロビュール | 12頭 | 10 | 6着 |
初勝利 | 2015年3月22日 | 2回中京4日4R | 障害4歳以上未勝利 | イフウドウドウ | 14頭 | 1 | 1着 |
重賞初出走 | 2017年2月18日 | 1回東京7日11R | ダイヤモンドステークス | キングルアウ | 15頭 | 9 | 13着 |
重賞初勝利 | 2019年5月25日 | 3回京都11日11R | 葵ステークス | ディアンドル | 16頭 | 1 | 1着 |
GI初出走 | 2017年12月28日 | 5回中山9日11R | ホープフルステークス | ロードアクシス | 17頭 | 13 | 9着 |
主な管理馬
[編集]※括弧内は当該馬の優勝重賞競走
- ディアンドル (2019年葵ステークス、2021年福島牝馬ステークス)
- ロードブレス (2020年日本テレビ盃)
- ピースオブエイト(2022年毎日杯)
- テーオーソクラテス(2023年小倉サマージャンプ)[8]
年度別成績
[編集]奥村豊の年度別成績(netkeiba.com)を参照
厩舎所属者
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c “平成26年度新規調教師記者会見(栗東トレセン)”. netkeiba.com. 2019年9月26日閲覧。
- ^ 小西聖一 (2018年7月5日). “「ビッグレッドファームで働いていた先生」が、プロキオンSで勝負を懸ける理由”. CyberAgent. 2019年9月26日閲覧。
- ^ JRAホームページ「調教師名鑑」(2019年9月26日閲覧)
- ^ “奥村豊調教師がJRA初勝利!”. サンケイスポーツ (2015年3月22日). 2019年9月26日閲覧。
- ^ “【葵S】ディアンドル猛追振り切り重賞初制覇 奥村豊師も初タイトル”. デイリースポーツ (2019-05026). 2019年9月26日閲覧。
- ^ “奥村豊調教師がJRA通算100勝 現役では148人目”. スポーツ報知 (2020年4月26日). 2024年5月14日閲覧。
- '^ “【阪神5R】奥村豊調教師がリジルで通算200勝達成「深く感謝いたします」”. UMATOKU | 馬トク - スポーツ報知 (2024-04-07JST13:42:00+0900). 2024年5月14日閲覧。
- ^ テーオーソクラテスJBISサーチ、2023年8月26日閲覧
- ^ “城戸義政騎手、所属変更”. ラジオNIKKEI. (2018年10月20日) 2019年9月26日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 奥村 豊の調教師情報 - 競馬ラボ