南山カントリークラブ
南山カントリークラブ Nanzan Country Club | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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所在地 |
日本 愛知県豊田市中金町獅子ヶ谷955番地 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
概要 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
開業 | 1975年(昭和50年)11月1日 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
運営 | メンバーシップコース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
設計 | 井上 誠一 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
運営者 | 株式会社南山カントリークラブ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
コース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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その他 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
公式サイト | 南山カントリークラブ |
南山カントリークラブ(なんざんカントリークラブ)は、愛知県豊田市中金町にあるゴルフ場である。
概要
[編集]南山カントリークラブは、1967年(昭和42年)に起きた「愛知カンツリー倶楽部」の移転騒動にある、県有地にゴルフ場はと県議会で騒ぎが起こった[1]。「名古屋ゴルフ倶楽部」理事長で中部日本放送株式会社会長の佐々部晩穂は、豊田市中金地区を移転先に決めると県議会が収まり、愛知カントリー倶楽部は移転を免れた[1]。
佐々部は、豊田市中金地区に新たなゴルフ場の建設を考え、1971年(昭和46年)11月15日、経営母体「賀茂開発株式会社」を設立し、社長に佐々部が就任した[1]。1972年(昭和47年)3月、「南山カントリークラブ」を創立し、理事長に佐々部が就任した[1]。
ゴルフ場建設用地は早期にまとまったが、豊田市中金地区は、用地面積の半分が保安林だった[1]。その解除に申請から1年6カ月も要した[1]。コース設計は井上誠一に依頼した[1]。尾根と谷が入り組み岩盤が多い用地だが、井上は自身がある後世に誇れるものを造ってみせるといった[1]。
1975年(昭和50年)11月1日、18ホールの造成工事が完成し、仮開場された。大きな岩盤に支えられた谷や岩壁、フェアウェイを塞ぐ露出された岩塊だったり、まるで正反対の作品であった[1]。井上誠一は後に、上手い人はいいコースを造っておけば自然に技術が向上すると語っている[1]。1976年(昭和51年)10月9日、18ホールのゴルフ場は正式に開場された[1]。
所在地
[編集]- 〒470-0312:愛知県豊田市中金町獅子ヶ谷955番地
コース情報
[編集]- 開場日 - 1975年(昭和50年)11月1日
- 設計者 - 井上 誠一
- 面積 - 1,000,000m2(約30.2万坪)
- コースタイプ - 丘陵コース
- コース - 18ホールズ、パー72、7,034ヤード、コースレート73.7
- フェアウェー - コウライ
- ラフ - ノシバ
- グリーン - 2グリーン、ベント
- ハザード - バンカー60、池が絡むホール5
- ラウンドスタイル - 全組キャディ付、最新GPSナビ導入済、5人乗りカートを導入
- 練習場 - 打席ヤード
- 休場日 - 毎週月曜日1/1(4-6、9-12最終月曜日)[2]
クラブ情報
[編集]ギャラリー
[編集]交通アクセス
[編集]- 鉄道
- 道路
エピソード
[編集]6番ホールは、ぐるりと谷際の尾根上に狭いフェアウェイをめぐらせたホール[7]。
13番ホールは、フェアウェイ280ヤード地点にあり巨大な岩塊は、工事中に動かせずロックバンカーという新品種のハザードを造ってしまったホール[7]。
14番ホールは、急激な無謀なほどの右ドッグレッグの「地獄谷」ホール[7]。
16番ホールは、打ち下ろし岩盤と三つの池をもつ、「南山ではなく難山ではないか」と嘆きたくなるホール[7]。
脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i j k 『美しい日本のゴルフコース BEAUTIFUL GOLF CULTURE IN JAPAN 日本のゴルフ110年記念 ゴルフは日本の新しい伝統文化である』、ゴルフダイジェスト社「美しい日本のゴルフコース」編纂委員会編、「「地獄谷」「ロックバンカー」「万里の長城」・・岩盤を最大限に生かした設計家・井上誠一の自信作」、東京 ゴルフダイジェスト社、2013年12月、2021年3月22日閲覧
- ^ “南山カントリークラブ”. ゴルフダイジェスト. 2021年3月22日閲覧。
- ^ “南山カントリークラブ”. ゴルフホットライン. 2021年3月22日閲覧。
- ^ “コースレイアウト”. 南山カントリークラブ. 2021年3月22日閲覧。
- ^ “レストラン”. 南山カントリークラブ. 2021年3月22日閲覧。
- ^ a b “アクセス”. 南山カントリークラブ. 2021年3月22日閲覧。
- ^ a b c d 『美しい日本のゴルフコース BEAUTIFUL GOLF CULTURE IN JAPAN 日本のゴルフ110年記念 ゴルフは日本の新しい伝統文化である』、ゴルフダイジェスト社「美しい日本のゴルフコース」編纂委員会編、「「地獄谷」「ロックバンカー」「万里の長城」・・岩盤を最大限に生かした設計家・井上誠一の自信作」、東京 ゴルフダイジェスト社、2013年12月、2021年3月22日閲覧
関連文献
[編集]- 『ゴルフ場ガイド 西版』、2006-2007、「南山カントリークラブ」、東京 ゴルフダイジェスト社、2006年5月、2021年3月22日閲覧
- 『美しい日本のゴルフコース BEAUTIFUL GOLF CULTURE IN JAPAN 日本のゴルフ110年記念 ゴルフは日本の新しい伝統文化である』、ゴルフダイジェスト社「美しい日本のゴルフコース」編纂委員会編、「「地獄谷」「ロックバンカー」「万里の長城」・・岩盤を最大限に生かした設計家・井上誠一の自信作」、東京 ゴルフダイジェスト社、2013年12月、2021年3月22日閲覧