中村紘一
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中村 紘一(なかむら こういち、1942年6月9日 - )は、日本のアメリカ文学者、京都女子大学教授、京都大学名誉教授。
京都府生まれ。1965年京都大学文学部米文科卒業、1968年同大学院修士課程修了、博士課程中退、京都教育大学助教授、1976年京大教養部助教授、1989年同文学部助教授、1993年教授、2005年定年退官、京都女子大学文学部教授。ハーマン・メルヴィル研究に始まりアメリカ南部小説を研究する。
著書
[編集]- 『メルヴィルの語り手たち』(臨川書店) 1991.12
- 『ウィリアム・スタイロン』(臨川書店、アメリカ南部小説の愉しみ) 1995.12
- 『ロバート・ペン・ウォレン』(臨川書店、アメリカ南部小説の愉しみ) 1998.8
- 『アメリカ南部小説を旅する ユードラ・ウェルティを訪ねて』(京都大学学術出版会) 2008.2
翻訳
[編集]- 『読書の歓び マイナー・クラシックの勧め』(ノエル・ペリン、紀伊国屋書店) 1989.8
- 『愛国の血糊 南北戦争の記録とアメリカの精神』(エドマンド・ウィルソン、研究社出版) 1998.11
- 『リンカーン』(ゴア・ヴィダル、本の友社) 1998.5
- 『ナボコフ = ウィルソン往復書簡集』(サイモン・カーリンスキー編、若島正共訳、作品社) 2004.12
- 『エドマンド・ウィルソン批評集』1 - 2(エドマンド・ウィルソン、佐々木徹、若島正共訳、みすず書房) 2005