ローレント・デュバニーターディフ
Laurent Duvernay-Tardif | |||||||
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現役選手時代(2017年) | |||||||
基本情報 | |||||||
ポジション | オフェンシブガード | ||||||
生年月日 | 1991年2月11日(33歳) | ||||||
出身地 |
カナダ ケベック州サン・ジャン・バティスト | ||||||
身長: | 6' 5" =約195.6cm | ||||||
体重: | 321 lb =約145.6kg | ||||||
経歴 | |||||||
大学 | マギル大学 | ||||||
NFLドラフト | 2014年 / 6巡目全体200位 | ||||||
初出場年 | 2015年 | ||||||
初出場チーム | カンザスシティ・チーフス | ||||||
所属歴 | |||||||
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受賞歴・記録 | |||||||
スーパーボウル制覇(1回) | |||||||
第54回(2019) | |||||||
その他受賞・記録 | |||||||
ルー・マーシュ賞(2020) | |||||||
スポーツ・イラストレイテッドスポーツマン・オブ・ザ・イヤー(2020) | |||||||
NFL 通算成績 | |||||||
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Player stats at PFR |
ローレント・デュバニーターディフ(Laurent Duvernay-Tardif、1991年2月11日 - )は、カナダのケベック州サン・ジャン・バティスト出身の元アメリカンフットボール選手である。現役選手時代のポジションはオフェンシブガード(OG) 。フランス系カナダ人であり母語はフランス語だが、英語も話せるバイリンガルである。NFL選手では珍しい医学部出身の選手であった[1]。
人物
[編集]カンザスシティ・チーフス
[編集]当初、2014年のカナディアン・フットボール・リーグドラフトで、カルガリー・スタンピーダーズより3巡目(全体19位)で指名されたものの、入団には至らず、NFLドラフト6巡目(全体200位)でカンザスシティ・チーフスに指名され、入団した。
カナダのケベック州モントリオールにあるマギル大学3年次にチーフスに入団。入団後は文武両道を貫いて、2018年に卒業し医学博士号(M.D.)を取得。デュバニーターディフは同大学で医学博士号を取得してNFLでプレーをした、最初の医師である。本人は、ユニフォームに「M.D.」の文字を入れるようNFLに問い合わせたが、却下された[2]。なお、マギル大学出身のNFL選手としては、2001年にジャクソンビル・ジャガーズに入団したランディ・シェブリエに続いて2人目である。
2020年、2019新型コロナウイルスで人員不足に陥っているカナダの医療現場を救うため、長期療養者向け施設で医薬品の用務係にあたっていた[3]。このシーズンはオプトアウトを選択し、プレーを辞退した[4]。この新型コロナウイルスに対する医療活動によりスポーツ・イラストレイテッド誌によるスポーツパーソン・オブ・ザ・イヤー、カナダの年間最優秀スポーツ選手に送られるルー・マーシュ賞などの表彰を受けた[5]。
2021年シーズンは開幕前に骨折を負い[6]、バックアップに回った。
ニューヨーク・ジェッツ
[編集]2021年11月2日にニューヨーク・ジェッツにトレード移籍した[7]。このシーズンは8試合に出場した。オフにFAとなると、再び医療現場に戻りモントリオールの病院で研修医プログラムに参加した[8]。 研修医プログラムを終えた後、2022年11月17日に古巣のジェッツと再契約を結び選手復帰した[9]。
2023年9月21日に現役引退を表明した[10]。
詳細情報
[編集]年度別成績
[編集]レギュラーシーズン
[編集]年度 | チーム | 背 番 号 |
試合 | |
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出場 | 先発 | |||
2014 | KC | 76 | 0 | 0 |
2015 | 16 | 13 | ||
2016 | 14 | 14 | ||
2017 | 11 | 11 | ||
2018 | 5 | 5 | ||
2019 | 14 | 14 | ||
2021 | NYJ | 72 | 8 | 7 |
2022 | 66 | 5 | 1 | |
NFL:7年 | 73 | 65 |
- 太字は自身最高記録
ポストシーズン
[編集]年度 | チーム | 試合 | |
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出場 | 先発 | ||
2015 | KC | 1 | 1 |
2016 | 1 | 1 | |
2017 | 1 | 1 | |
2019 | 3 | 3 | |
計 | 6 | 6 |
- 太字はスーパーボウル出場
- ■はスーパーボウル制覇
脚注
[編集]- ^ “'It's incredible': Montrealers celebrate as Laurent Duvernay-Tardif's team wins Super Bowl” (英語). CBC. 2020年5月13日閲覧。
- ^ “NFL、医学部卒業の選手に「ユニフォームに“医学博士”の文字刻むのはNG」” (日本語). SportingNews. 2020年5月13日閲覧。
- ^ “チーフスQBマホームズ、オプトアウトを選んだOGターディフを支持”. NFL JAPAN (2020年7月26日). 2021年11月13日閲覧。
- ^ “チーフスOGターディフがオプトアウトを選択”. NFL JAPAN (2020年7月25日). 2021年11月13日閲覧。
- ^ “チーフスOGターディフが地元カナダの年間最優秀スポーツ選手賞に輝く”. NFL JAPAN (2020年12月9日). 2021年11月13日閲覧。
- ^ “チーフスOLデュバニー・ターディフが手の骨折で4週間から6週間の離脱”. NFL JAPAN (2021年8月11日). 2021年11月13日閲覧。
- ^ “チーフスがDLデュバニー・ターディフをジェッツにトレード、TEダニエル・ブラウンを獲得”. NFL JAPAN (2021年11月3日). 2021年11月13日閲覧。
- ^ “FAのOLデュバニー・ターディフがNFLキャリアを中断して研修医に”. NFL JAPAN (2022年6月9日). 2022年11月22日閲覧。
- ^ “ジェッツがOLローレント・デュバニー・ターディフと契約”. NFL JAPAN (2022年11月18日). 2022年11月22日閲覧。
- ^ “Former Chiefs OL Laurent Duvernay-Tardif retires from NFL”. ESPN.com (September 21, 2023). November 2, 2023閲覧。
外部リンク
[編集]- 公式サイト
- Chiefs' profile
- ローレント・デュバニーターディフ (@LaurentDTardif) - X(旧Twitter)