マイ・ヴィトリオール

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
マイ・ヴィトリオール
カムデン・タウンにて (2006年)
基本情報
出身地 イングランドの旗 イングランド ロンドン
ジャンル オルタナティヴ・ロック
インディー・ロック
シューゲイザー
ニューゲイザー
ポスト・グランジ
活動期間 1999年 - 2002年
2005年 -
レーベル Infectious, ワーナー, PIAS, SME, エピック
公式サイト www.myvitriol.com
メンバー ソム・ワードナー
ラヴィ・ケサヴァラム
タチア・スターキー
セス・テイラー
旧メンバー キャロライン・ヴェニスター
ローラ・サーモン

マイ・ヴィトリオール (My Vitriol)はイギリスオルタナティヴ・ロックバンド1999年ロンドンで結成。

概要[編集]

2001年3月にリリースされた1stアルバム『ファインラインズ』はプレスから絶賛を持って迎えられ、バンドは鮮烈なデビューを果たした。このアルバムとバンドは00年代以降に続々とデビューしたシューゲイザーバンド群である、いわゆるニューゲイザームーブメントの先駆者的存在として位置付けられている(ただしフロントマンのソム・ワードナーは、自身のバンドがシューゲイザーであるという意見については否定的である)[1]

デビューアルバム発表の翌年に活動休止するが、3年後の2005年に活動を再開。2009年10月には、サマーソニック2001以来となる8年振りの来日公演を行った。2015年に14年振りとなるセカンドアルバムを発売予定。

2013-2016年クラウドファンディングサイトPLEDGE MUSIC での未発表音源セッションを有料会員向けに随時公開。(これらの一部の楽曲はYouTubeでPVも作られ公開されている。)2016年これらの楽曲を全て収録したEPアルバム"Sercret Sessions"がついに完成。日本のファンに向けても発送された。現在PLEDGE MUSIC よりダウンロード版、ディスク版の購入が可能。

2019年9月、10年ぶりに来日し、東京・神田明神ホールで開催された「Home Sweet Home 2019」に出演するとともに、下北沢CLUB Queにて単独公演を行った。

作品[編集]

アルバム
  • ファインラインズ / Finelines (2001年) 全英24位 ※2003年にBetween the LinesというB面曲や未発表曲を収録したCDを付属した2枚組アルバムとして再発売
  • Cast in Amber (2006年, ライブ盤)
  • The Secret Sessions (2016年)
シングル, EP
  • "Always" / "Pieces" (1999年, Org)
  • "Losing Touch" (2000年, Infectious)
  • "Cemented Shoes" (2000年, Infectious)
  • "Pieces" (2001年, Infectious)
  • "Always: Your Way" (2001年, Infectious)
  • "Grounded" (2001年, Infectious)
  • "Moodswings" / "The Gentle Art Of Choking" (2002年, Infectious)
  • "This Time" (2007年, Org) ※A Secret Society名義
  • "A Pyrrhic Victory EP" (2007年, Xtra Mile)

脚注[編集]

  1. ^ Rogers, Jude (2007年7月27日). “Nu=Gaze”. The Guardian (London). http://www.guardian.co.uk/music/2007/jul/27/popandrock 2015年1月4日閲覧。