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ボンベイ・バイシクル・クラブ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ボンベイ・バイシクル・クラブ
Bombay Bicycle Club
基本情報
出身地 イングランドの旗 イングランドロンドン
クラウチ・エンド
ジャンル インディー・ロック
フォークロック
インディー・フォーク
ポストパンク・リバイバル
活動期間 2005年 -
レーベル アイランド・レコード
ユニバーサル ミュージック・ジャパン
公式サイト bombaybicycleclubmusic.com
メンバー ジャック・ステッドマン
ジェイミー・マッコール
エド・ナッシュ
スレン・デ・サラーム

ボンベイ・バイシクル・クラブ (Bombay Bicycle Club)は、イギリスロンドン出身の4人組インディー・ロックバンドである。バンドでありながら、フォークエレクトロニカワールドミュージックといった様々なジャンルを融合させた音楽性を持つ。2014年リリースの『So Long See You Tomorrow』で初の全英チャート1位を獲得し、2020年には5作目のアルバム『Everything Else Has Gone Wrong』をリリース。[1]

メンバー

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  • ジャック・ステッドマン (Jack Steadman) - リード・ボーカル、ギター、ピアノ
  • ジェイミー・マッコール (Jamie MacColl) - ギター
  • エド・ナッシュ (Ed Nash) - ベース
  • スレン・デ・サラーム (Suren de Saram) - ドラム

来歴

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始まり(2005-06)

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ステッドマン、マッコール、サラームの三人は15歳の時に出会い、バンドを結成。何度か改名をした後、インド料理のチェーン店名、ボンベイ・バイシクル・クラブに定着した。2006年の夏に葬儀でナッシュと出会い、バンドに加入。

『The Boy I Used to Be』と『How We Are』(2007-08)

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2007年2月12日にデビューEP『The Boy I Used to Be』を自身のインディ・レーベル Mmm... Recordsからリリース。[2]

2007年10月22日にはセカンドEP『How We Are』も Mmm... Recordsからリリース。UKインディー・チャートで2位を獲得。[3]

『I Had the Blues But I Shook Them Loose』 (2008–09)

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2008年6月、メンバー全員は高校を卒業し、音楽に専念できるようになる。

2008年8月4日にはファーストシングル「Evening/Morning」をYoung and Lost Clubからリリース。7月から8月の間、レディング・フェスティバルT in the Parkフェスティバル、The Edgeフェスティバル、Underageフェスティバルなど数々のフェスの出演を含む、23日間にわたるツアーを果たす。

2008年の終わりにアイランド・レコードとサインし、2009年4月にはシングル「Always Like This」をアイランド・レコードからリリースし、UKシングルチャートで97位にランクイン。[4]

デビューアルバムの『I Had the Blues But I Shook Them Loose』のレコーディングは2008年10月から11月の間に行われ、2009年7月3日にリリース。UKアルバム・チャートで46位を獲得。

『Flaws』 (2010–11)

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2010年のNMEの最優秀新人賞を獲得。

2010年5月9日、アルバム『Flaws』のリードシングルとなる「Ivy & Gold」をデジタルリリース。BBCラジオ1のプレイリストにも追加されたことから、UKシングルチャートで56位を獲得。

2010年6月には映画エクリプス/トワイライト・サーガのサウンドトラックにボーナストラックとして入る。

2010年7月12日、アルバム『Flaws』をリリースしUKアルバム・チャートで8位を獲得。[4]

『A Different Kind of Fix』(2011–12)

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2011年8月29日、3枚目となるアルバム『A Different Kind of Fix』をリリース。[5] このアルバムにはルーシー・ローズもバッキング・ボーカルで参加している。

『So Long, See You Tomorrow』(2013–2015)

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2014年2月3日に『So Long, See You Tomorrow』をリリース。リリースと共にツアーを開始。

アルバムのサードシングルとなった「Luna」はKONAMIのゲームワールドサッカー ウイニングイレブン 2015サウンドトラックとしても起用された。Forza Horizon 2にも起用された。

2014年のマーキュリー賞にノミネートされる。[6]

ツアーは2014年12月13日にアールズ・コート・エキシビション・センターにて終える。ピンク・フロイドのメンバーでもあるデヴィッド・ギルモアがゲストとして出演。

活動休止とソロ・プロジェクト (2016–2018)

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2016年1月29日、ボンベイ・バイシクル・クラブは「10年続けた今、新しいことに挑戦する時が来たと思う」と述べ、活動休止を発表する。

2017年1月27日、ナッシュは元バンドメートであったサラムをドラムに迎え、ソロ・デビュー・アルバム『The Pace Of The Passing』をリリース。[7]

2017年7月14日、ステッドマンはソロ・デビュー・アルバム『God First』をリリース。

『Everything Else Has Gone Wrong』(2019–現在)

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2019年1月14日、3年間の活動休止を経て、活動の再開を発表する。[8]

2019年8月27日、アルバム『Everything Else Has Gone Wrong』からのファーストシングル、「Eat, Sleep, Wake (Nothing But You)」をリリース。

2019年11月27日、アルバムと同名のセカンドシングル「Everything Else Has Gone Wrong」をリリース。

2019年12月19日、サードシングルの「Racing Stripes」をリリース。[9]

2020年1月17日、5枚目となるアルバム『Everything Else Has Gone Wrong』をリリース。[10]

ディスコグラフィー

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アルバム

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タイトル アルバム詳細 チャート最高位 認定
UK
[11]
AUS
[12]
AUT
[13]
BEL
[14]
GER
[15]
IRE
[16]
NLD
[17]
SCO
[18]
US
[19]
2009 I Had the Blues But I Shook Them Loose 46 85
2010 Flaws
  • 発売日: 2010年7月9日
  • レーベル: Island
  • フォーマット: CD, digital download
8 95 14
  • UK: ゴールド[20]
2011 A Different Kind of Fix
  • 発売日: 2011年8月26日
  • レーベル: Island
  • フォーマット: CD, digital download
  • 全英売上: 8万枚[21]
6 65 84 18 8
  • UK: ゴールド[20]
2014 So Long, See You Tomorrow
  • 発売日: 2014年2月3日
  • レーベル: Island
  • フォーマット: CD, digital download
1 36 95 78 8 74 2 101
  • UK: ゴールド[20]
2020 Everything Else Has Gone Wrong
  • 発売日: 2020年1月17日
  • レーベル: Island
  • フォーマット: CD, digital download
2023 My Big Day
  • 発売日: 2023年10月20日
  • レーベル: Island
  • フォーマット: CD, digital download
"—"は未発売またはチャート圏外を意味する。

EP

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関連項目

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脚注

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  1. ^ ボンベイ・バイシクル・クラブ、来たる新作より新曲“Everything Else Has Gone Wrong”が公開”. nme-jp. 2019年12月5日閲覧。
  2. ^ Zunior.com”. Zunior.com. January 18, 2020閲覧。 Archived 28 September 2007 at the Wayback Machine.
  3. ^ Bray, Elisa (24 January 2008). “Bombay Bicycle Club, The Roundhouse, London”. The Independent (London). https://www.independent.co.uk/arts-entertainment/music/music-magazine/live-reviews/bombay-bicycle-club-the-roundhouse-london-772761.html 26 April 2010閲覧。 
  4. ^ a b Bombay Bicycle Club full Official Chart history”. Official Charts Company. Official Charts Company. 6 September 2019閲覧。
  5. ^ iTunes - Music - A Different Kind of Fix by Bombay Bicycle Club”. Itunes.apple.com (26 August 2011). 2012年4月3日閲覧。
  6. ^ BOMBAY BICYCLE CLUB: “TO BE HONEST, I WAS COMPLETELY SURPRISED””. Diymag.com (28 October 2014). 24 January 2020閲覧。
  7. ^ SO LONG SEE YOU IN A BIT: BOMBAY BICYCLE CLUB’S ED NASH IS BACK WITH TOOTHLESS”. Diymag.com (10 May 2016). 17 September 2019閲覧。
  8. ^ Club, Bombay Bicycle (2019年1月14日). “pic.twitter.com/7ryt3zr5aL”. @BombayBicycle. 2019年1月14日閲覧。
  9. ^ [1] [リンク切れ]
  10. ^ Bombay Bicycle Club - Everything Else Has Gone Wrong”. pitchfork.com (23 January 2020). 24 January 2020閲覧。
  11. ^ Bombay Bicycle Club - UK Charts - Discography, Retrieved 2011-01-27.
  12. ^ australian-charts.com - Australian charts portal”. ARIA. 2014年2月16日閲覧。
  13. ^ Steffen Hung (16 September 2011). “Austria Top 40 - Hitparade Österreich”. austriancharts.at. 2012年4月3日閲覧。
  14. ^ Ultratop Belgian Charts Flemish”. ultratop.be (16 February 2014). 2014年2月16日閲覧。
  15. ^ charts.de”. charts.de (21 October 2011). 2012年4月3日閲覧。
  16. ^ Steffen Hung. “Discography Bombay Bicycle Club”. irishcharts.com. 2012年4月3日閲覧。
  17. ^ dutchcharts.nl - Dutch charts portal”. MegaCharts (9 February 2014). 2014年2月9日閲覧。
  18. ^ Peaks in Scotland:
  19. ^ Bombay Bicycle Club - Chart history | Billboard”. Billboard (23 February 2014). 2014年2月23日閲覧。
  20. ^ a b c d BPI - Certifications - Search 'Bombay Bicycle Club' for Information, Retrieved 2011-01-16.
  21. ^ https://www.theguardian.com/music/musicblog/2012/jan/16/indie-rock-slow-painful-death?newsfeed=true

外部リンク

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