ヘレン・ヘイマン
ヘイマン女男爵 ヘレン・ヘイマン Helene Hayman Baroness Hayman | |
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2011年5月25日のヘイマン女男爵 | |
生年月日 | 1949年3月26日(75歳) |
出身校 | ケンブリッジ大学ニューナム・カレッジ |
所属政党 | 労働党(2006年まで) |
称号 | ヘイマン女男爵(一代貴族)、大英帝国勲章デイム・グランド・クロス(GBE)、枢密顧問官(PC) |
配偶者 | マーティン・ヘイマン |
在任期間 | 2006年7月4日 - 2011年8月31日 |
庶民院議員 | |
選挙区 | ウェルウィン及びハットフィルド選挙区 |
在任期間 | 1974年10月10日 - 1979年5月3日[1] |
貴族院議員 | |
在任期間 | 1996年1月2日 - 現職[2] |
ヘイマン女男爵ヘレン・ヴァレリー・ヘイマン(英語: Helene Valerie Hayman, Baroness Hayman, GBE, PC、1949年3月26日 - )は、イギリスの政治家、一代貴族。
1974年から1979年まで庶民院議員を務め、のち2006年から2011年にかけて貴族院議長を務めた。
経歴
[編集]1949年3月26日、モーリス・ミドルウィークの娘として生まれる[3]。ウォルヴァーハンプトン女子高等学校を経て、ケンブリッジ大学ニューナム・カレッジへ進学し、マスター・オブ・アーツの学位を取得[3]。
1974年にマーティン・ヘイマンと結婚する[3]。1974年から1979年にかけてウェルウィン及びハットフィルド選挙区から選出されて労働党の庶民院議員を務める[3][4]。
庶民院議員退職後、イギリス癌研究所の議長やロンドン大学臨床研究倫理委員会の委員、一人親家庭国民会議の取締役などを歴任した[4]
1996年1月2日に一代貴族「カムデン・ロンドン特別区におけるダートマス・パークのヘイマン女男爵(Baroness Hayman, of Dartmouth Park in the London Borough of Camden)」に叙されて[3][5]、貴族院議員に列する[2]。
1999年から2001年にかけてブレア内閣で農業・水産・食糧省の閣外相を務めた[3]。2000年に枢密顧問官(PC)に列した[3]。
2005年の憲法改革法によって大法官が貴族院議長の役割を果たさなくなり、以降貴族院議長は貴族院議員の互選で選ばれることになった。最初の貴族院議長選挙は2006年6月28日に実施され、ヘイマン女男爵が当選し、同年7月4日より着任した[6][7]。
5年の任期を務めあげた後、2011年5月に2期目を目指さないことを発表した[8]。2011年7月13日に行われた貴族院議長選挙の結果、デ・スーザ女男爵フランセス・デ・スーザが後任となった[9]。
栄典
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ UK Parliament. “Mrs Helene Hayman” (英語). HANSARD 1803–2005. 2014年12月18日閲覧。
- ^ a b “About the Lord Speaker” (英語). イギリス議会公式サイト. イギリス議会. 2014年12月18日閲覧。
- ^ a b c d e f g Lundy, Darryl. “Helene Valerie Middleweek, Baroness Hayman” (英語). thepeerage.com. 2014年12月18日閲覧。
- ^ a b “Hayman chosen to be Lords speaker” (英語). BBC News. (2006年7月4日) 2014年12月18日閲覧。
- ^ "No. 54269". The London Gazette (英語). 5 January 1996. p. 267.
- ^ 田中(2011) p.111
- ^ “Lord Speaker election results” (英語). イギリス議会. 2014年12月16日閲覧。
- ^ “Lord Speakership Election 2011 - Baroness Hayman's Announcement” (英語). 2014年12月18日閲覧。
- ^ “Baroness D'Souza elected new Lords Speaker” (英語). BBC News. (2011年7月18日) 2014年12月18日閲覧。
- ^ "No. 60009". The London Gazette (Supplement) (英語). 31 December 2011. p. 6.
- ^ “New Year honours list” (英語). ガーディアン (London). (2011年12月31日) 2014年12月18日閲覧。
参考文献
[編集]- 田中嘉彦「英国ブレア政権下の貴族院改革 : 第二院の構成と機能」『一橋法学』第8巻第1号、一橋大学大学院法学研究科、2009年3月、221-302頁、doi:10.15057/17144、ISSN 13470388、NAID 110007620135。
外部リンク
[編集]- ウィキメディア・コモンズには、ヘイマン女男爵ヘレン・ヘイマンに関するカテゴリがあります。
- Hansard 1803–2005: contributions in Parliament by Mrs Helene Hayman
グレートブリテンおよび北アイルランド連合王国議会 | ||
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先代 ベルニール卿 |
ウェルウィン及びハットフィルド選挙区選出庶民院議員 1974年10月 – 1979年 |
次代 クリストファー・マーフィー |
名誉職 | ||
先代 ダフィズ・エリス=トマス |
最年少議員 1974年 – 1977年 |
次代 アンドリュー・マッカイ |
公職 | ||
先代 ファルコナー卿 (大法官) |
貴族院議長 2006年 – 2011年 |
次代 デ・スーザ女男爵 |