プルシアンブルーの肖像

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プルシアンブルーの肖像
監督 多賀英典
脚本 西岡琢也
製作 伊地智啓
出演者 高橋かおり
玉置浩二
磯崎亜紀子
長尾豪二郎
村上弘明
原田美枝子
音楽 星勝
主題歌 安全地帯
「プルシアンブルーの肖像」
撮影 大岡新一
編集 鈴木晄
配給 東宝
公開 日本の旗 1986年7月26日
上映時間 94分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
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プルシアンブルーの肖像』(プルシアンブルーのしょうぞう)は、1986年7月26日に公開された東宝配給の日本映画安全地帯のボーカル・玉置浩二の俳優としての初出演作品である[1]同名主題歌は安全地帯による。

概要[編集]

メガホンをとったのは当時キティ・グループの社長であった多賀英典である。

内容としては小学校を舞台にしたホラーで、特殊メイクによる玉置の変貌を売りとしていた[1]

チェッカーズ主演映画第2作『チェッカーズSONG FOR U.S.A.』と同時上映だった。

当時、玉置は大王製紙のCMに出演しており(CMソングは安全地帯)、この映画にも大王製紙がスポンサーについた。

あらすじ[編集]

主人公は学校の生徒でいじめられっ子の冬花と、学校の用務員で優しい秋人である。秋人は15年前に校内で起きた級友の事故死が原因で失語症となり、現在に到るまで喋る事が出来ない。しかもその事故の原因は自分だった。

夏休みの小学校の登校日。

建て替え予定で閉鎖されている旧校舎に隠された秘密とは。冬花を待ち受ける運命とは。

冬花に好意を寄せる同級生・春彦は冬花を救うことができるのか。そして、15年の時を経て、秋人は本当の愛を得ることができるのか。

キャスト[編集]

スタッフ[編集]

DVD[編集]

  • プルシアンブルーの肖像(2001年12月5日、ファイブエース、B00005YTC2)

サウンドトラック[編集]

1986年8月10日Kitty Recordsから『プルシアンブルーの肖像 オリジナル・サウンドトラック』として発売された(品番:H33K20040)

ノベライゼーション[編集]

(1986年7月1日、旺文社ISBN 4010098295

シナリオ写真集[編集]

ビデオテープ[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b 石井博士ほか『日本特撮・幻想映画全集』勁文社、1997年、301頁。ISBN 4766927060 

外部リンク[編集]