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フランプトン (アルバム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『フランプトン』
ピーター・フランプトンスタジオ・アルバム
リリース
録音 グロスタシャー クリアウェル城 with ロニー・レーンズ・モバイル・スタジオ[1]
オーバー・ダビング: バーンズ オリンピック・スタジオ[1]
ジャンル ロック
時間
レーベル A&Mレコード
プロデュース ピーター・フランプトン、クリス・キムゼイ
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 32位(アメリカ[2]
  • ゴールドディスク
  • ゴールド(RIAA[3]
  • ピーター・フランプトン アルバム 年表
    サムシンズ・ハプニング
    (1974年)
    フランプトン
    (1975年)
    フランプトン・カムズ・アライヴ!
    (1976年)
    テンプレートを表示

    フランプトン』(Frampton)は、イングランドロック・ミュージシャン、ピーター・フランプトン1975年に発表した、ソロ名義では4作目のスタジオ・アルバム

    背景

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    フランプトンのソロ活動を支えてきたベーシスト、リック・ウィルスは既に脱退し[4]、本作にはザ・ハード時代の盟友であるアンディ・ボウンが参加した[5]。また、「悲しみのピエロ」には、ファミリーのメンバーとして知られるポリ・パーマーがヴィブラフォンで参加した[5]

    本作リリースに伴うツアーでは、ベーシストがスタンリー・シェルドンに交替し、更にセカンド・ギタリスト兼キーボーディストのボブ・メイヨーも参加して、その模様はライブ・アルバム『フランプトン・カムズ・アライヴ!』(1975年録音・1976年発表)に収録された[4]

    反響・評価

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    アメリカでは1975年5月17日付のBillboard 200で32位に達して、自身初の全米トップ40アルバムとなり、合計64週にわたりトップ200入りするロング・ヒットとなった[2]。1976年9月13日には、RIAAによってゴールドディスクの認定を受けた[3][5]。なお、本作からのシングル「ショウ・ミー・ザ・ウェイ」、「君を求めて」、「マネー」はいずれもヒットに至らなかったが[4]、1976年には『フランプトン・カムズ・アライヴ!』からシングル・カットされた「ショウ・ミー・ザ・ウェイ」がアメリカのBillboard Hot 100で6位[6]全英シングルチャートで10位[7]、「君を求めて」がHot 100で12位[6]・全英43位[7]を記録した。

    Bruce Ederはオールミュージックにおいて5点満点中4点を付け「ピーター・フランプトンは、ハンブル・パイの騒々しくハード・ロック的なグルーヴでは自分の技巧が生かされなかったことからバンドを脱退し、その技巧の多くを、この実にメロディックなミッド・テンポのロック・アルバムに注ぎ込んだ」「メロウな音楽が流行していた時代に発表された、お薦めのアルバムの一つ」と評している[8]

    収録曲

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    全曲ともピーター・フランプトン作。「ナッソー」と「空白の時間」はインストゥルメンタル

    1. 夜明け - "Day's Dawning" - 3:56
    2. ショウ・ミー・ザ・ウェイ - "Show Me the Way" - 4:02
    3. ワン・モア・タイム - "One More Time" - 3:20
    4. 悲しみのピエロ - "The Crying Clown" - 4:04
    5. ファンファーレ - "Fanfare" - 3:29
    6. 愛の面影 - "Nowhere's Too Far (for My Baby)" - 4:19
    7. ナッソー/君を求めて - "Nassau" / "Baby, I Love Your Way" - 5:50
    8. 君の瞳に - "Apple of Your Eye" - 3:41
    9. 空白の時間 - "Penny for Your Thoughts" - 1:32
    10. マネー - "(I'll Give You) Money" - 4:36

    参加ミュージシャン

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    脚注

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    1. ^ a b CD英文ブックレット内クレジット
    2. ^ a b Peter Frampton Chart History - Billboard 200”. Billboard. 2022年10月16日閲覧。
    3. ^ a b Gold & Platinum”. RIAA. 2022年10月16日閲覧。
    4. ^ a b c 45 Years Ago: 'Frampton' Shows Peter Frampton the Way to Success”. Ultimate Classic Rock. Twonsquare Media (2020年3月28日). 2022年10月16日閲覧。
    5. ^ a b c Sexton, Paul (2022年3月29日). “'Frampton': Peter's Pre-'Frampton Comes Alive' Breakthrough”. uDiscoverMusic. 2022年10月16日閲覧。
    6. ^ a b Peter Frampton Chart History - Billboard Hot 100”. Billboard. 2022年10月16日閲覧。
    7. ^ a b PETER FRAMPTON | full Official Chart Histoy | Official Charts Company
    8. ^ Eder, Bruce. “Peter Frampton - Frampton Album Reviews, Songs & More”. AllMusic. 2022年10月16日閲覧。