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フランク・ギャンバレ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
フランク・ギャンバレ
Frank Gambale
フランク・ギャンバレ(2011年)
基本情報
生誕 1958年12月22日
出身地 オーストラリアの旗 オーストラリアキャンベラ
学歴 Musicians Institute
ジャンル ジャズフュージョンロック
職業 ギタリスト
担当楽器 ギター
活動期間 1984年 -
公式サイト frankgambale.com
著名使用楽器
Carvin FG1
Ibanez FGM
Ibanez 540S
Ibanez GB10
Yamaha AES-FG
Yamaha SA-2200

フランク・ギャンバレ(Frank Gambale、1958年12月22日 - )は、イタリア系オーストラリア人のジャズギタリストである。キャンベラ生まれ。

略歴

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1982年、23歳で米ハリウッドのミュージシャンズ・インスティチュート(GIT)に入学。卒業とともに同校で講師を務めつつ、周辺のジャズクラブなどでも演奏活動を続ける。1986年チック・コリア・エレクトリック・バンドに参加したことで一躍名を挙げる。また、ジェフ・バーリンジャン=リュック・ポンティらとの共演でも知られている。アラン・ホールズワースとの共演盤にも参加している。

彼が有名になったのは彼が発案した奏法であるスピード・ピッキング(エコノミー・ピッキング)によるところが大きい。この奏法はアルペジオスケール演奏時に隣接する弦へ移動する際、上への場合はアップ、下への場合はダウンと二つの音を短く切り、それを一回のピッキング動作で行うテクニックである。文章にしてしまうと単純な事に思えてしまうが、本人も語っているとおりこの奏法の難易度は非常に高い。彼がリスペクトされ、この奏法の第一人者とされる所以である。彼のスウィープ・ピッキングのテクニックは、イングヴェイ・マルムスティーンを代表とする近代のネオ・クラシカル・ギタリストの追随を許さないほど正確無比なものであり、スウィープ・ピッキングを極めた一人としてギター雑誌などで取り上げられることが多い。

ディスコグラフィ

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ソロ・アルバム

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  • 『ブレイヴ・ニュー・ギター』 - Brave New Guitar (1985年)
  • 『ア・プレゼント・フォー・ザ・フューチャー』 - A Present for the Future (1987年)
  • 『ライブ!』 - Live! (1989年)
  • 『サンダー・フロム・ダウン・アンダー』 - Thunder from Down Under (1990年)
  • 『ノート・ワーカー』 - Note Worker (1991年)
  • 『ギター・サンダーワールド』 - The Great Explorers (1993年)
  • パッセージ』 - Passages (1994年)
  • 『シンキング・アウト・ラウド』 - Thinking Out Loud (1995年)
  • 『FAVORED NATIONS - カミング・トゥ・ユア・センシーズ』 - Coming to Your Senses (2000年)
  • Resident Alien - Live Bootlegs (2001年)
  • Absolutely Live - in Poland (2002年)
  • Raison D'être (2004年)
  • Natural High (2006年)
  • Made in Australia (2007年) ※with ヴァージル・ドナティ、リック・フィエラブラッチ
  • Natural Selection (2010年)
  • Soulmine (2012年) ※featuring Boca

参加アルバム

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マウリツィオ・コロンナ

  • Imagery Suite (2000年) ※別タイトル『Playgame』
  • Live (2005年)
  • Bon Voyage (2007年)

チック・コリア・エレクトリック・バンド

  • 『ライト・イヤーズ』 - Light Years (1987年)
  • 『アイ・オブ・ザ・ビホルダー』 - Eye of the Beholder (1988年)
  • インサイド・アウト』 - Inside Out (1990年)
  • ビニース・ザ・マスク』 - Beneath the Mask (1991年)
  • 『グレイト・アーティスツ・ミート・ウェスト・サイド・ストーリー』 - The Songs of West Side Story (1996年) ※オムニバス。Steve Vai's Monsters & Chick Corea's Elektric Band名義で参加
  • 『トゥ・ザ・スターズ』 - To the Stars (2004年)
  • 『ライヴ・アット・モントルー2004』 - Chick Corea Elektric Band – Live at Montreux (2004年) ※DVD

GHS (with スチュアート・ハム&スティーヴ・スミス)

  • Show Me What You Can Do (1998年)
  • The Light Beyond (2000年)
  • 『GHS 3』 - GHS 3 (2002年)

マーク・バーニー・プロジェクト

ヴァイタル・インフォメーション

  • Fiafiaga (1988年)
  • Vital Live (1991年)
  • Easier Done Than Said (1992年)
  • Ray of Hope (1996年)
  • Where We Come From (1998年)
  • Live Around the World (2000年)
  • Live from Mars (2000年)
  • Show 'em Where You Live (2002年)
  • Come on In (2004年)

リターン・トゥ・フォーエヴァー

外部リンク

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