ディラウズド・イン・ザ・コーマトリアム
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『ディラウズド・イン・ザ・コーマトリアム』 | ||||
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マーズ・ヴォルタ の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | カリフォルニア州ロサンゼルス The Mansion | |||
ジャンル | プログレッシブ・ロック、エクスペリメンタル・ロック、ポストロック | |||
時間 | ||||
レーベル |
Gold Standard Laboratories ユニバーサルミュージック | |||
プロデュース | リック・ルービン、オマー・ロドリゲス・ロペス | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
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マーズ・ヴォルタ アルバム 年表 | ||||
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『ディラウズド・イン・ザ・コーマトリアム』(De-Loused in the Comatorium)は、アメリカ合衆国のバンド、マーズ・ヴォルタが2003年に発表した初のスタジオ・アルバム。ライヴEP『トレミュラント』(2002年)に続いて発表された。
背景
[編集]本作はコンセプト・アルバムとなっており、オマー・ロドリゲス・ロペスとセドリック・ビクスラー・ザヴァラの友人だったフリオ・ヴェネガス(1996年に自殺)に捧げられた内容である[7]。
レッド・ホット・チリ・ペッパーズのフリーが全面参加しており、ジョン・フルシアンテも「サイカトリズ E.S.P.」のレコーディングに参加した[8]。マーズ・ヴォルタは本作リリース前にレッド・ホット・チリ・ペッパーズのヨーロッパ・ツアーでオープニングアクトを務め、フリーはマーズ・ヴォルタについて「これまで一緒にプレイしてきた中で最高のバンド」「圧倒された」と賛辞を述べている[9]。
2003年5月15日、オリジナル・メンバーの1人ジェレミー・マイケル・ワードがオーバードースで死去しており[10]、結果的にはワードが参加した最後のアルバムとなった。
反響・評価
[編集]アメリカのBillboard 200では39位に達した[1]。全英アルバムチャートでは本作が43位に達し[2]、全英シングルチャートでは本作からのシングル「イナーシアティック E.S.P.」が42位、「テレヴェイターズ」が41位に達した[11]。
収録曲「ドランクシップ・オブ・ランタンズ」は、『ローリング・ストーン』誌が2008年に選出したオールタイム・グレイテスト・ギター・ソング100で91位にランク・インした[12]。
収録曲
[編集]特記なき楽曲はオマー・ロドリゲス・ロペス作。
- ソン・エ・リュミエル - "Son et Lumière" - 1:35
- イナーシアティック E.S.P. - "Inertiatic ESP" - 4:23
- ルーレット・デアーズ - "Roulette Dares (The Haunt of)" - 7:30
- ティラ メ・ア・ラス・アラーニャス - "Tira Me a las Arañas" - 1:28
- ドランクシップ・オブ・ランタンズ - "Drunkship of Lanterns" (Omar Rodriguez-Lopez, Cedric Bixler Zavala) - 7:05
- イライアタルカ - "Eriatarka" - 6:20
- サイカトリズ E.S.P. - "Cicatriz ESP" - 12:28
- ディス・アパラタス・マスト・ビー・アンアースト - "This Apparatus Must Be Unearthed" (Omar Rodriguez-Lopez, Cedric Bixler Zavala) - 4:57
- テレヴェイターズ - "Televators" - 6:18
- テイク・ザ・ヴェール・サーピン・タクスト - "Take the Veil Cerpin Taxt" - 8:44
ボーナス・トラック
[編集]- アンビュレッツ - "Ambuletz" - 7:03
参加ミュージシャン
[編集]- オマー・ロドリゲス・ロペス - ギター
- セドリック・ビクスラー・ザヴァラ - ボーカル
- アイザイア・アイキー・オーウェンズ - キーボード
- フリー - ベース
- ジョン・セオドア - ドラムス
- ジェレミー・マイケル・ワード - エフェクト、サウンド・マニピュレーション
アディショナル・ミュージシャン
- レニー・カストロ - パーカッション
- ジョン・フルシアンテ - ギター、シンセサイザー(#7)
- ジャスティン・メルダル=ジョンセン - スタンド・アップ・ベース(#9)
脚注・出典
[編集]- ^ a b Mars Volta - Awards : AllMusic
- ^ a b MARS VOLTA | Artist | Official Charts - 「Albums」をクリックすれば表示される
- ^ australian-charts.com - The Mars Volta - De-Loused In The Comatorium
- ^ Mars Volta | Longplay-Chartverfolgung - musicline.de
- ^ ORICON STYLE
- ^ dutchcharts.nl - The Mars Volta - De-Loused In The Comatorium
- ^ 日本盤CD(UICY-90957)ライナーノーツ(山崎洋一郎)
- ^ Mars Volta, The – De-Loused In The Comatorium (CD, Album) at Discogs
- ^ Red Hot Chili Peppers: レッチリ、ヨーロッパツアーを続行。マーズ・ヴォルタは“最高のオープニング・アクト”とフリー / BARKSニュース 2003-3-23
- ^ The Mars Volta : AllMusic - Biography by Matt Fink
- ^ MARS VOLTA | Artist | Official Charts
- ^ The 100 Greatest Guitar Songs of All Time: Rolling Stone