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ジャロッド・フレッチャー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ジャロッド・フレッチャー
基本情報
本名 ジャロッド・フレッチャー
通称 Left Jab
階級 ミドル級
身長 180cm
リーチ 180cm
国籍 オーストラリアの旗 オーストラリア
誕生日 (1983-10-20) 1983年10月20日(41歳)
出身地 ビクトリア州モウィー
スタイル オーソドックス
プロボクシング戦績
総試合数 21
勝ち 18
KO勝ち 10
敗け 3
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獲得メダル
オーストラリアの旗 オーストラリア
男子 ボクシング
コモンウェルスゲームズ
2006 メルボルン ミドル級

ジャロッド・フレッチャー(Jarrod Fletcher、男性、1983年10月20日 - )は、オーストラリアプロボクサービクトリア州モウィー出身。トレーナーはスティーブ・デラー。

来歴

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アマチュア時代

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2002年、マンチェスターで開催されたコモンウェルスゲームズライトウェルター級(63.5kg)で出場し、2回戦で敗退した[1]

2005年綿陽で開催された世界ボクシング選手権ミドル級(75kg)で出場し、2回戦でマット・コロボフに敗れた[2]

2006年、メルボルンで開催されたコモンウェルスゲームズにミドル級(75kg)で出場、準決勝ジェームス・デゲール、決勝でアドニス・ステベンソンを破り優勝を果たした[3]

2008年北京で開催された北京オリンピックにミドル級(75kg)で出場し、1回戦で敗退した[4]

プロ時代

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2009年6月19日、プロデビュー戦を行い4回2分22秒TKO勝ち、白星でデビューを果たした。

2009年11月13日、ブリスベンのブリスベン・コンベンションセンターでPABAミドル級王者ディオン・マクナブリーと対戦し2回1分13秒KO勝ちで王座獲得に成功した。

2010年10月30日、ブリスベンのブリスベン・コンベンションセンターでブラッド・ポールと対戦し、3回2分5秒TKO勝ちを収めた。

2011年5月13日、ビクトリア州ニューステッドのフォーティテュード・スタジアムでアデ・アルフォンスと対戦し、初回2分21秒KO勝ちを収めた。

2012年2月24日、メルボルンのザ・メルボルン・パビリオンでオーストラリアミドル級王者ヨハネス・ムウェツプムガと対戦し、3-0の判定勝ちで王座獲得に成功した。

2012年4月20日、ビクトリア州アルトナ・ノースのグランド・スター・レセプションズでレス・ピッパーと対戦し、3-0の判定勝ちを収め初防衛に成功した。

2012年9月14日、ロンドンヨーク・ホールでコモンウェルスイギリス連邦ミドル級王者ビリー・ジョー・ソーンダースと対戦し、プロ初黒星となる2回2分42秒TKO負けを喫し王座獲得に失敗した。

2012年12月16日、PABAミドル級王者ロビー・ブライアントと対戦し、3-0の判定勝ちでPABA王座への返り咲きに成功した。

2013年4月5日、ビクトリア州アルトナ・ノースのグランド・スター・レセプションズでランディ・スイコと対戦し、スイコの5回終了時棄権によりPABA王座の初防衛に成功した。

2014年2月1日、モナコモンテカルロのサル・デ・エトワールでWBA世界ミドル級暫定王者マーティン・マレーに挑戦する予定だったが、マレーが練習中に骨折したためキャンセルとなり[5][6][7]、代替試合としてマックス・ブーサックとWBAインターナショナルミドル級王座決定戦を行い、3-0の判定勝ちで王座獲得に成功した。

2014年8月9日、ニューヨークバークレイズ・センターダニー・ガルシアVSロッド・サルカの前座で、WBA世界ミドル級正規王者ゲンナジー・ゴロフキンスーパー王座認定に伴い空位になったWBA世界ミドル級王座決定戦をダニエル・ジェイコブスと行い、5回2分58秒TKO負けを喫し王座獲得に失敗した[8]

2014年9月7日、WBAは最新ランキングを発表し、ジェイコブスに敗れWBA世界ミドル級正規王座の獲得に失敗したフレッチャーはWBA世界ミドル級8位にランクインした[9]

2014年12月3日、ニューサウスウェールズ州ムーア・パークホーダーン・パビリオンで元WBA・IBF世界ミドル級スーパー王者ダニエル・ゲールとPABA並びにWBOアジア太平洋ミドル級暫定王座決定戦を行い、12回0-3(3者とも108-119)の判定負けを喫し王座の獲得に失敗した。

2014年12月5日、WBAは最新ランキングを発表し、フレッチャーはWBA世界ミドル級10位にランクインした[10]

2015年1月17日、WBAは最新ランキングを発表し、上述のゲール戦以降を最後に試合をしていないフレッチャーはWBA世界ミドル級ランキングから除外された[11]

獲得タイトル

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脚注

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  1. ^ 17.Commonwealth Games - Manchester, England - July 26 - August 4 2002”. Amateur.Boxing.Strefa.pl. 2014年6月28日閲覧。
  2. ^ 13.World Championships Mianyang, China November 13-20, 2005”. Amateur.Boxing.Strefa.pl. 2014年6月28日閲覧。
  3. ^ 18.Commonwealth Games - Melbourne, Australia - March 17-25 2006”. Amateur.Boxing.Strefa.pl. 2014年6月28日閲覧。
  4. ^ 29.Olympic Games - Beijing, China - August 9-24 2008”. Amateur.Boxing.Strefa.pl. 2014年6月28日閲覧。
  5. ^ Martin Murray talks about hand injury, Felix Sturm and 2014 ambition”. SthelensStar.co.uk (2014年1月16日). 2014年2月10日閲覧。
  6. ^ M. Murray Reportedly Injured, Pulls Out Of Fletcher Bout”. BoxingScene.com (2014年1月8日). 2014年2月10日閲覧。
  7. ^ ラウンドアップ(海外版) Boxing News(ボクシングニュース) 2014年1月14日
  8. ^ ガルシア余裕の2回KO勝ち、ピーターソンはV3 Boxing News(ボクシングニュース) 2014年8月10日
  9. ^ World Boxing Association Ranking WBA公式サイト 2014年9月7日
  10. ^ World Boxing Association Ranking WBA公式サイト 2014年12月5日
  11. ^ World Boxing Association Ranking WBA公式サイト 2015年1月17日

関連項目

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外部リンク

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前王者
ディオン・マクナブリー
第17代PABAミドル級王者

2009年11月13日 - 2010年5月(返上)

空位
次タイトル獲得者
ロビー・ブライアント
前王者
ロビー・ブライアント
第19代PABAミドル級王者

2012年12月16日 - 2013年11月(返上)

空位
次タイトル獲得者
サム・ソリマン