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ジャイルズ・マーティン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ジャイルズ・マーティン
『LOVE』のバックステージにて
基本情報
出生名 ジャイルズ・マーティン
生誕 (1969-10-09) 1969年10月9日(55歳)
出身地 イングランドの旗 イングランド
ジャンル
職業
担当楽器
レーベル C.A.マネジメント
著名な家族

ジャイルズ・マーティン英語: Giles Martin1969年10月9日 - )は、イギリス音楽プロデューサーソングライターマルチプレイヤー。父はビートルズのプロデュースを手がけたジョージ・マーティンで、兄は俳優のグレゴリー・ポール・マーティン英語版[1]

来歴

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1969年10月9日にイギリスで生まれた。

2004年に父ジョージと共にシルク・ドゥ・ソレイユアップル・コアの共同プロジェクト『ザ・ビートルズ・ラヴ』のために、ビートルズの楽曲をリミックスやコラージュなどを施してサウンドトラックを制作[2]。音源は2006年11月にサウンドトラック盤『LOVE』として発売された。

2013年に発売されたポール・マッカートニーのアルバム『NEW』に、プロデューサーとして参加[3]

2015年に再発売された[注釈 1]ベスト・アルバム『ザ・ビートルズ1』のリミックスを担当[4][5]。以降、2016年に発売された『ライヴ・アット・ザ・ハリウッド・ボウル[注釈 2][6][7]、2017年に発売の『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (50周年記念アニバーサリー・エディション)[8]、2018年に発売の『ザ・ビートルズ (ホワイト・アルバム) (50周年記念アニバーサリー・エディション)[9]、2019年に発売の『アビイ・ロード (50周年記念アニバーサリー・エディション)』のリミックスも担当した[10][注釈 3]

主な作品

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発売年 アーティスト タイトル 担当
1985年 バルシュ・マンチョ 『24 Ayar』 スーパーバイザー
1997年 セリーヌ・ディオン ザ・リーズン プロデューサー
1998年 ジョージ・マーティン イン・マイ・ライフ プロデューサー
2003年 ヘイリー・ウェステンラ 『ピュア』 プロデューサー
ミキサー
ギター
キーボード
2004年 ヘイリー・ウェステンラ 『フー・ペインティッド・ザ・ムーン・ブラック』 プロデューサー
ギター
キーボード
2006年 ビートルズ LOVE プロデューサー
リミックス
2007年 キム・リッチー英語版 『Chinese Boxes』 プロデューサー
ヴィブラフォン
2012年 ジョージ・ハリスン 『Early Takes: Volume 1』 プロデューサー
2013年 ポール・マッカートニー NEW エグゼクティヴ・プロデューサー
2015年 ビートルズ ザ・ビートルズ1 リミックス
2016年 ビートルズ ライヴ・アット・ザ・ハリウッド・ボウル リミックス
2017年 ビートルズ サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (50周年記念アニバーサリー・エディション) リミックス
2018年 ビートルズ ザ・ビートルズ (ホワイト・アルバム) (50周年記念アニバーサリー・エディション) リミックス
2019年 V.A. ロケットマン (オリジナル・サウンドトラック) プロデューサー
2019年 ビートルズ アビイ・ロード (50周年記念アニバーサリー・エディション) リミックス

脚注

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注釈

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  1. ^ オリジナルは2000年に発売。
  2. ^ 1977年に発売されたライブ・アルバム『ザ・ビートルズ・スーパー・ライヴ!』のリマスターCD盤にあたる。
  3. ^ ただし、『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (50周年記念アニバーサリー・エディション)』以降の作品のリミックスは、サム・オケルと共同作業となっている。

出典

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  1. ^ Espiner, Mark (27 November 2001). “Sounds and vision”. The Guardian (London). https://www.theguardian.com/books/2001/jun/30/books.guardianreview1 
  2. ^ PeacockTim(インタビュー)「シルク・ドゥ・ソレイユ『ザ・ビートルズ・ラブ』の出演者がザ・ビートルズとの特別な繋がりを明かす独占インタビュー」『uDiscover』、ユニバーサルミュージック、2020年1月22日https://www.udiscovermusic.jp/news/cirque-du-soleil-love-beatles2020年7月17日閲覧 
  3. ^ “ポール・マッカートニー、新アルバム『NEW』発売決定! マーク・ロンソンら参加”. TOWER RECORDS ONLINE (タワーレコード). (2013年8月29日). https://tower.jp/article/news/2013/08/29/n03 2020年7月17日閲覧。 
  4. ^ “『ザ・ビートルズ1』、ビートルズ初のミュージック・ビデオ集として映像作品でリリース”. NME Japan (BandLab UK Limited.). (2015年9月15日). https://nme-jp.com/news/5153/ 2020年7月17日閲覧。 
  5. ^ “ザ・ビートルズ究極のベスト『ザ・ビートルズ1』の最新版”. TOWER RECORDS ONLINE (タワーレコード). (2015年9月25日). https://tower.jp/article/campaign/2015/09/25/02 2020年7月17日閲覧。 
  6. ^ ザ・ビートルズ『ライブ・アット・ザ・ハリウッド・ボウル』9月9日世界同時発売決定!』(プレスリリース)ユニバーサルミュージック、2016年7月20日https://www.universal-music.co.jp/the-beatles/news/2016-07-20_release/2020年7月17日閲覧 
  7. ^ “ビートルズ、ハリウッド・ボウルでのライヴ・アルバムを公式作品として9/9に発売することを発表”. NME Japan (BandLab UK Limited.). (2016年7月20日). https://nme-jp.com/news/23509/ 2020年7月17日閲覧。 
  8. ^ “ビートルズ、『サージェント・ペパーズ』50周年記念エディションの発売が決定”. NME Japan (BandLab UK Limited.). (2017年4月5日). http://nme-jp.com/news/36182/ 2020年7月17日閲覧。 
  9. ^ “ザ・ビートルズ、ホワイト・アルバム50周年記念盤が登場”. BARKS (ジャパンミュージックネットワーク). (2018年9月25日). https://www.barks.jp/news/?id=1000160099 2020年7月17日閲覧。 
  10. ^ “ザ・ビートルズ、『アビイ・ロード』50周年記念エディション全世界同時リリース決定”. Billboard JAPAN (阪神コンテンツリンク). (2019年8月8日). https://www.billboard-japan.com/d_news/detail/78764/2 2020年7月17日閲覧。