コール・ミー (ペトゥラ・クラークの曲)

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コール・ミー
ペトゥラ・クラーク楽曲
収録アルバムThe New Petula Clark Album
リリース1965年5月[1]
録音ロンドン
ジャンルポップ
時間2分44秒
レーベルパイ・レコード
作詞者トニー・ハッチ
作曲者トニー・ハッチ
プロデューストニー・ハッチ
コール・ミー
クリス・モンテスシングル
初出アルバム『The More I See You / Call Me』
B面 ゴー・ヘッド・オン
リリース
規格 7インチ・シングル
ジャンル ポップ
時間
レーベル A&Mレコード
作詞・作曲 トニー・ハッチ
プロデュース ハーブ・アルパート
チャート最高順位
ミュージックビデオ
「Call Me」 - YouTube
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コール・ミー」(Call Me)は、トニー・ハッチが作詞作曲した楽曲。ペトゥラ・クラーク1965年に発表。同年に発表されたクリス・モンテスのバージョンがビルボード・イージーリスニング・チャートで2位を記録。本作品のヒットにより、モンテスは自己のスタイルを確立した。多数の歌手にカバーされている。

概要[編集]

ペトゥラ・クラークが1965年5月に発表したアルバム『The New Petula Clark Album』に収録された(米国盤のタイトルは『I Know a Place』)[1]。クラークは同時期に4曲入りのEP盤「Call Me」も発売している。

1962年に「Let's Dance」の大ヒットを飛ばしたクリス・モンテスはその後、クライド・マクファターサム・クック、プラターズ、ザ・ミラクルズらのツアーに同行した。また、1964年にはトミー・ロウとともにイギリスに渡り、ビートルズのツアーの前座を務めた[3][4]。1965年に本国に戻ると、レコード会社をA&Mレコードに移籍した[5]。モンテスは従前どおりロックンロールの形式でやることを望み、「Let's Dance」の成功にあやかろうとしたが、A&Mレコードの創立者の一人であるハーブ・アルパートは別のアプローチを提案した。すなわちミドル・オブ・ザ・ロード(イージーリスニング)であり、ソフト・バラードのサウンドであった。モンテスは最初は気がすすまなかったが、結局アルパートの考えにしたがった。

1965年11月、シングルとして発売。編曲もプロデュースもアルパートが務めた[2]ビルボード・Hot 100で22位、ビルボード・イージーリスニング・チャートで2位を記録した。

その他のバージョン[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b Tracks on The New Petula Clark Album - Petula Clark (May 1965) | SecondHandSongs
  2. ^ a b 45cat - Chris Montez - Call Me / Go Head On - A&M - USA - 780
  3. ^ Unknown Archived February 5, 2008, at the Wayback Machine.
  4. ^ Harry, Bill (2000). The Beatles Encyclopaedia (2000 paperback edition; first published 1992). London: Virgin Publishing, London W6 9HA. pp. 9 and 776. ISBN 0-7535-0481-2 
  5. ^ Colin Larkin, ed (1992). The Guinness Encyclopedia of Popular Music (First ed.). Guinness Publishing. p. 1735. ISBN 0-85112-939-0