ウエスト・ロンドン礁
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ウエスト・ロンドン礁(ウエスト・ロンドンしょう、英語:West London Reef/West Reef[1]、ベトナム語:Đá Tây / 𥒥西、中国語: 西礁)は、南沙諸島にあるロンドン群礁(英語:London Reefs、中国語: 尹慶群礁)西部にある環礁である。北東-南西方向の長さは約8km、幅は約2.5km。草木も無く淡水も出ない[2]。ベトナム名は「ダオ・ティ」[3]。
1988年から[4]ベトナムが実効支配している。ベトナムは2010年から2015年の間に約6.5万m2の埋め立てを行って、建造物を建設している[5][6]。ただし、その埋め立ての規模は、ファイアリー・クロス礁での中国による埋め立ての数十分の一程度にすぎない[7]。
一方、中華人民共和国及び中華民国(台湾)も、この礁の主権を主張している[8][3]。
外部リンク
[編集]ウエスト・ロンドン礁 - Google Map
脚注
[編集]- ^ Lighthouses of the Spratly Islands Russ Rowlett and the University of North Carolina at Chapel Hill
- ^ 西礁(中国語)
- ^ a b 南シナ海の安全保障と戦略環境(二・完) 日本大学法学部 浦野起央
- ^ 被越南非法侵佔的南沙群島島礁(中国語)
- ^ 南シナ海における中国の活動 (PDF) 防衛省、2015年5月29日、p.16
- ^ ベトナムも南シナ海で埋め立て 中国の活動本格化前に 米シンクタンクが写真公表 産経ニュース、2015年5月8日
- ^ Images show Vietnam South China Sea reclamation, China defends own Reuters、2015年5月8日
- ^ 台湾の南シナ海南沙諸島太平島における滑走路建設をめぐる論争とその政策的含意 中興大学国際政治研究所 宋燕輝