ゆうかり

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ゆうかり
瀬戸内海を航行中のゆうかり(2015年2月15日)
基本情報
船種 フェリー
船籍 日本の旗 日本
所有者 新日本海フェリー
運用者 新日本海フェリー
建造所 アイ・エイチ・アイ マリンユナイテッド横浜工場
母港 小樽港
姉妹船 らいらっく
信号符字 JRJN
IMO番号 9257436
MMSI番号 432341000
経歴
起工 2001年10月2日
進水 2001年12月18日[1]
竣工 2003年
就航 2003年2月2日
要目
総トン数 18,229トン
全長 199.90m
全幅 26.50m
喫水 6.80m
機関方式 ディーゼル
主機関 SEMT 8PC40Lx2
推進器 2軸
出力 21,200kW
最大速力 25.4ノット
航海速力 22.7ノット
旅客定員 892名 2017年改装後は 846名
乗組員 58名
車両搭載数 トラック146台、乗用車58台
テンプレートを表示

ゆうかりは、新日本海フェリーが運航しているフェリー

概要[編集]

IHIマリンユナイテッド横浜工場で建造され、2003年2月2日新潟小樽航路に就航した[2]。先に建造されたらいらっく同様、2000年11月に施行された高齢者、身体障害者等の公共交通機関を利用した移動の円滑化の促進に関する法律(交通バリアフリー法)に準拠した設計となっている。全長は巨大船に該当しない限界の199.90mとされた。

らいらっくと本船の就航により、従来、新潟~小樽航路に就航していたフェリーあざれあフェリーしらかばは、敦賀新潟秋田小樽航路の寄港便に転配された。

2017年6月28日、「あざれあ」の就航に伴い苫小牧東-秋田-新潟-敦賀航路へ転配された[3]

船体[編集]

船室[編集]

  • スイートルーム(ツイン×4室) - バス、シャワートイレ、洗面所、専用テラス付、食事サービス
  • 寝室側
    寝室側
  • リビング側
    リビング側
  • 展望浴室
    展望浴室
  • デラックスルームA(ツイン×20室) - バス、シャワートイレ、洗面所、専用テラス付
  • デラックスA 通路側
    デラックスA 通路側
  • デラックスA 窓側
    デラックスA 窓側
  • デラックスルームB(ツイン×6室、和室×4室) - バス、シャワートイレ、洗面所付
  • ステートルームB(二段ベッド2台×24室、和室×20室) - 洗面所付、アウトサイド(窓あり)
  • ステートルームB(ツイン×30室) - 洗面所付、インサイド(窓あり)
  • ツーリストS(シングル×36室) - 半個室、インサイド
  • ツーリストA(二段ベッド×21室) - アウトサイド(窓あり) 2017年2月、ツーリストJより改装
  • ツーリストB(二段ベッド×10室) - インサイド
  • ツーリストJ(大部屋×1室) - アウトサイド(窓あり) 2017年2月、改装により22室から大幅減
  • ドライバールーム(8室)

船内設備[編集]

供食・物販設備

  • グリル「嵯峨野」
  • レストラン「Oasys」
  • カフェ「Highland」
  • ショップ(売店)

パブリックスペース

  • エントランス
  • プロムナード
  • フォワードサロン「Brise」
  • スモーキングルーム「Mocking-Bird」

入浴設備

  • 大浴場 - サウナ付
  • ランドリー

娯楽設備

  • ビデオシアター
  • ビデオルーム
  • スポーツコーナー
  • ゲームルーム

脚注[編集]

外部リンク[編集]