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Jack is a boy

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『Jack is a boy』
チューリップスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル J-POP
時間
レーベル ファンハウス
JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント
CD:VICL-62861
チューリップ オリジナル・ アルバム 年表
I Like Party
1985年
Jack is a boy
1986年
PRIMARY COLOR
1987年
『Jack is a boy』収録のシングル
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Jack is a boy』(ジャック・イズ・ア・ボーイ)は、チューリップの通算18枚目のアルバム。1986年5月22日発売。

解説

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正式なメンバーチェンジを経て、第3期として最初に制作されたアルバムである。

前作同様の都会的なロック、ポップを目指して作られており、メンバーの更なる若返りや全曲打ち込みによるドラムなど、サウンド面の変化が感じられる作品。

発売当時のCDには特製シールが、LPには特製ピンナップポスターが同封された。ジャケットには財津と共にチョークが登場し、タイトル曲と下記の献辞と共に、中学教師をイメージしたものとなっている。

安部俊幸の脱退以降、ギタリストがいない状態となったが、レコーディングやツアー、テレビ出演では鈴川真樹が常に帯同していた。

また、CDではボーナス・トラックとして『くちづけのネックレス』のスペシャルバージョンが収録された(下記参照)。

なお、この年の10月を以てレコード会社を日本コロムビアに移籍したため、ファンハウスから発表した最後のオリジナル・アルバムとなった。

収録曲

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[1]

SIDE 1

  1. The Promised Land
    • 作詞/作曲:財津和夫 編曲:チューリップ ボーカル:財津和夫
    • 英語詞の楽曲。ライブでも取り上げられていた。
  2. 愛の風
    • 作詞/作曲:財津和夫 編曲:チューリップ ボーカル:財津和夫
    • 同時発売となったシングルで、同一のテイクが収録されている。
      詳しくはシングルのページを参照。
  3. 1秒が愛
    • 作詞:丹野義昭宮城伸一郎/作曲:丹野義昭 編曲:チューリップ ボーカル:丹野義昭・財津和夫
    • サビの一部を財津が担当しており、ツインボーカルとなっている。
  4. ジンク・ホワイト
    • 作詞/作曲:宮城伸一郎 編曲:チューリップ ボーカル:宮城伸一郎
    • 「くちづけのネックレス」のカップリング曲。

SIDE 2

  1. チャイニーズ・ドレス
    • 作詞/作曲:宮城伸一郎 編曲:チューリップ ボーカル:宮城伸一郎
  2. Dear my friend
    • 作詞/作曲:松本淳 編曲:チューリップ ボーカル:松本淳・財津和夫
    • サビの一部を財津が担当しており、ツインボーカルとなっている。
    • 次のアルバム『PRIMARY COLOR』に作詞・作曲を担当した『危険なEMOTION』が収録されているが、ボーカルは高橋裕幸が担当したため、唯一のボーカル曲となった。
    • ツアーでもボーカルを披露し、スタンディング用のドラムをこの曲の間だけセットしていた。
  3. くちづけのネックレス
    • 作詞/作曲:財津和夫 編曲:チューリップ ボーカル:財津和夫
    • 後にシングルカットされた楽曲で、同一テイクが収録されている。
      詳しくはシングルのページを参照。
  4. 無邪気な夜
    • 作詞/作曲:財津和夫 編曲:チューリップ ボーカル:財津和夫
  5. Jack is a boy
    • 作詞/作曲:財津和夫 編曲:チューリップ ボーカル:財津和夫
    • タイトル曲で、スローでシンプルなアレンジが特徴的な楽曲。
  6. くちづけのネックレス(CD Special Version)
    • 作詞/作曲:財津和夫 編曲:チューリップ ボーカル:財津和夫
    • SIDE 2 3曲目と歌詞は同一だが、若干スローになりバンドっぽさがないバージョンになっている。

クレジット

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PRODUCED BY FUMIE KANEKO(FUN HOUSE)

DIRECTED BY WATARU SHIMAMURA(CRICKET)


ENGINEERED BY YOSHIYUKI KONO AND HOROSHI “PIN” SAITO

ASSISTANT ENGINEERS: YOHEI IRIEDA AND TATSUMI TAKAGISHI

QX1 PROGRAMMED AND TX816 OPERATED BY YOSHIYUKI SAWADA (YAMAHA R&D TOKYO)

MANAGERS: EIJI OKADA AND HIROSHI ICHII

EQUIPMENT: MINORU FUJISAKO

RECORDED AT YAMAHA R&D TOKYO STUDIO, STUDIO TAKE ONE, ROOM Y2 AND KAWAGUCHIKO STUDIO


COVER DESIGN, PHOTOGRAPHY AND ART DIRECTION BY: TERUHISA TAJIMA

STYLE COORDINATION BY KEIKO KONDO

PHOTOGRAPHIC COORDINATO: KAORU HIROKO

ART COORDINATOR: KEIKO HIDAKA


TULIP

KAZUO ZAITSU: KEYBOARDS & VOCALS

SHINICHIRO MIYAGI: BASS & VOCALS

JUN MATSUMOTO: DRUMS & VOCALS

YOSHIAKI TANNO: KEYBOARDS & VOCALS


with additional musicians:

MASAKI SUZUKAWA: GUITAR

MITSUO MATSUMOTO: GUITAR

KEISUKE KIKUCHI: KEYBOARDS

SHOJI HARUNA: SAXOPHONE

I dedicate this record to all the junior High School English teachers in Japan.

脚注

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  1. ^ チューリップ/Jack is a boy”. tower.jp. 2022年4月19日閲覧。