HIP 13044

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HIP 13044
星座 ろ座
視等級 (V) 9.982[1]
分類 水平分枝[1]
位置
元期:J2000.0
赤経 (RA, α) 02h 47m 37.44323s[1]
赤緯 (Dec, δ) -36° 06′ 27.0499″[1]
赤方偏移 0.001021[1]
視線速度 (Rv) 306.00 km/s[1]
固有運動 (μ) 赤経: 3.63 ミリ秒/年[1]
赤緯: 10.41 ミリ秒/年[1]
年周視差 (π) 0.17± 1.45ミリ秒[1]
距離 2286 ± 65 光年
701 ± 20 pc
物理的性質
半径 6.7 ± 0.3 R
質量 0.8 ± 0.1 M
自転周期 5.53 ± 0.73 日
スペクトル分類 F2[1]
表面温度 6025 ± 63 K
色指数 (B-V) 0.444[1]
色指数 (V-I) 0.612[1]
金属量[Fe/H] -2.09 ± 0.26 [Fe/H]
年齢 80億年
別名称
別名称
SAO 193917[1]
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HIP 13044地球から約2000光年離れた距離にある恒星の1つ。赤色巨星である。2010年にHIP 13044 bという惑星が発見された。天の川銀河以外で発見された最初の太陽系外惑星である。

概要[編集]

HIP 13044は、誕生してから80億年経った赤色巨星で、かつては今の太陽のような標準的な恒星であったと考えられている。

後述の通り、HIP 13044は惑星を持つ。しかし、この恒星は、含まれる金属量が極端に少ない。つまり、水素ヘリウム以外の重元素が不足しているということである。これは、現在の惑星形成論では説明がつかない。恒星が形成される初期の降着円盤から惑星が形成されると言うのが現在の主流な理論であるが、このとき円盤の組成と恒星の組成は一致すると考えられている。したがって、恒星に金属が少ないということは、円盤の金属量も少なく、したがって惑星が成長するための最初の核も形成されないと考えられているからである。

惑星[編集]

HIP 13044の惑星
名称
(恒星に近い順)
質量 軌道長半径
天文単位
公転周期
()
軌道離心率 軌道傾斜角 半径
b 400 M 0.116 ± 0.001 16.2 ± 0.3

出典[編集]

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m SIMBAD Astronomical Database”. Results for NAME HIP 13044. 2015年6月18日閲覧。

参考文献[編集]