植岡虎太郎
獲得メダル | ||
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日本 | ||
柔道 | ||
グランドスラム | ||
銅 | 2022 東京 | 100kg級 |
銅 | 2023 タシケント | 100kg級 |
植岡 虎太郎(うえおか こたろう、2000年6月11日 - )は、福岡県出身の、日本の柔道家。階級は100kg級。身長175cm。組み手は右組み。得意技は背負投[1]。
経歴
柔道は3歳の時に馬出柔道クラブで始めた[1]。福岡中学から天理高校へ進むと、同期には中野寛太がいた[1]。2年の時には全国高校選手権団体戦決勝で国士舘高校と対戦すると、大将戦で斉藤立に内股で敗れたためチームは2位にとどまった[2]。3年の時には金鷲旗の決勝でも国士舘高校に敗れて2位だった[3]。インターハイ個人戦では3位だったが、団体戦では決勝の国士館高校戦で中野とともに一本勝ちするなどして優勝を飾った[4]。2019年に天理大学へ進むと、1年の時には体重別団体で3位になった[5]。3年の時には学生体重別で優勝した[6]。4年の時には全日本強化選手選考会の決勝で国士館大学4年の熊坂光貴に技ありで敗れて2位だった[7]。優勝大会では3位だったものの、体重別団体で天理大学の全国大会29年ぶりの優勝に貢献した[5][8][9]。講道館杯では準決勝で東京オリンピック金メダリストの了徳寺大学職員のウルフ・アロンに反則勝ちすると、決勝でも日体大3年のグリーンカラニ海斗を技ありで破って、シニアの全国大会初優勝を飾った[10][11]。グランドスラム・東京では準決勝でイタリアのジェンナーロ・ピレッリに反則負けして3位だった[12]。グランドスラム・タシケントでは準決勝でジョージアのヴァルラーム・リパルテリアニに逆転負けするも3位になった[13]。2023年4月からは日本製鉄の所属となった。体重別では準決勝でグリーンに内股で敗れて3位だった[14]。6月のグランドスラム・ウランバートルでは3回戦で地元モンゴルのバトフヤグ・ゴンチグスレンに谷落で敗れた[15][16]。
IJF世界ランキングは500ポイント獲得で70位(23/6/26現在)[17]。
戦績
- 2018年 - 全国高校選手権 団体戦 2位
- 2018年 - 金鷲旗 2位
- 2018年 - インターハイ 個人戦 3位 団体戦 優勝
- 2019年 - 体重別団体 3位
- 2021年 - 学生体重別 優勝
- 2022年 - 全日本強化選手選考会 2位
- 2022年 - 優勝大会 3位
- 2022年 - 体重別団体 優勝
- 2022年 - 講道館杯 優勝
- 2022年 - グランドスラム・東京 3位
- 2023年 - グランドスラム・タシケント 3位
- 2023年 - 体重別 3位
(出典[1]、JudoInside.com)
脚注
- ^ a b c d 「柔道全日本強化選手名鑑 2022」近代柔道 ベースボールマガジン社、2022年4月号
- ^ 全国高等学校柔道選手権大会
- ^ 金鷲旗高校柔道大会
- ^ 全国高等学校総合体育大会柔道競技大会
- ^ a b 全日本学生柔道体重別団体優勝大会
- ^ 全日本学生柔道体重別選手権大会
- ^ 2022年度全日本強化選手選考会
- ^ 全日本学生柔道優勝大会
- ^ 【柔道】天理大初優勝!全国大会29年ぶり日本一 穴井隆将監督男泣き 全日本学生体重別団体 日刊スポーツ 2022年10月16日
- ^ 準決勝でウルフ・アロン撃破! 「博多っ子」植岡虎太郎が大金星V、講道館杯男子100キロ級 西日本スポーツ 2022年10月30日
- ^ 2022年度講道館杯全日本柔道体重別選手権大会
- ^ Tokyo Grand Slam 2022
- ^ 冨田、高山が優勝 男子の斉藤2位―柔道GS 時事通信 2023年3月6日
- ^ 2023年全日本選抜柔道体重別選手権大会
- ^ 五輪覇者ウルフが3位、冨田若春は優勝 GSウランバートル大会/柔道 サンケイスポーツ 2023年6月25日
- ^ Ulaanbaatar Grand Slam 2023
- ^ World ranking list
外部リンク
- 植岡虎太郎 - JudoInside.com のプロフィール