北海道バーバリアンズ
北海道バーバリアンズ(ほっかいどうバーバリアンズ、Hokkaido Barbarians R.F.C.)は、北海道札幌市及びその周辺地域を本拠地とする社会人ラグビーユニオンのクラブチームである。運営は特定非営利活動法人北海道バーバリアンズラグビーアンドスポーツクラブ[1]。
今までの獲得タイトルは、全国クラブラグビーフットボール大会優勝4回・東日本トップクラブリーグ優勝7回・東日本クラブ選手権優勝7回である。
施設
バーバリアンズ定山渓グラウンド
札幌市南区定山渓にある。メイングランド1面、サブグラウンド1面のほか、クラブハウスなど4棟、屋内練習場、テニスコート、パークゴルフ場などを持つ[2]。
沿革
1975年に田尻稲雄ら北海道小樽潮陵高等学校卒業生の仲間5人で小樽市で「ボーミッツ(VOMITS・ヘドを吐くの意味)」として結成[3]。
1987年、現在の名称に変更。1988年には2チーム編成となる。
1998年、全国クラブ大会初出場。同年には東京在住のメンバーによる内地バーバリアンズも発足。
1999年、スポーツ団体としては初となる特定非営利活動法人に認定される。
2004年より東日本トップクラブリーグに参戦する。神奈川タマリバクラブ、六甲クラブなどと並ぶ強豪、そして北海道を代表するラグビークラブである。
2007年より定山渓グラウンドをホームグラウンドにした。
2010年度、第9回東日本トップクラブリーグにて初優勝を果たす。
2012年度、第9回東日本トップクラブリーグにて2年ぶり2回目の優勝を果たす。
2014年度、第21回全国クラブラグビーフットボール大会にて初優勝を果たす。
2015年度、第12回東日本トップクラブリーグにて2年ぶり3回目の優勝を果たす。
2016年度、第13回東日本トップクラブリーグにて2年連続4回目の優勝、第24回全国クラブラグビーフットボール大会にて3年ぶり2回目の優勝を果たす。
2017年度、第14回東日本トップクラブリーグにて3年連続5回目の優勝、第25回全国クラブラグビーフットボール大会にて2年連続3回目の優勝を果たす。
2018年度、第15回東日本トップクラブリーグにて4年連続6回目の優勝を果たす。
2019年2月17日、第26回全国クラブラグビーフットボール大会の決勝戦において、神奈川タマリバクラブに29-21で勝利、4回目の優勝を果たす。
2020年1月13日、第27回全国クラブラグビーフットボール大会の1回戦で敗退[4]。以降、2021年・2022年ともに出場に至らなかった。
2023年2月5日、第30回全国クラブラグビーフットボール大会の準決勝で、千里馬クラブと対戦し20-23で惜敗[5]。
主な在籍選手
在籍した選手
- マテアキ・カファトル(現・サンウルブズ)
- サム・チョンキット(現・宗像サニックスブルース)
- トゥキリ・ロテ・ダウラアコ(現・近鉄ライナーズ)
- レオン・エリソン(現・ヤクルトレビンズ)
- マウ・ジョシュア(現・リコーブラックラムズ)
- 黒川ラフィ(現・コカ・コーラレッドスパークス)
脚注
- ^ 概要 2020年6月21日閲覧
- ^ “クラブ”. 認定NPO法人 北海道バーバリアンズラグビーアンドスポーツクラブ. 2023年5月31日閲覧。
- ^ 札幌ラグビー物語~地域に根ざすクラブチームの挑戦読売新聞2019/09/12 12:00
- ^ “第27回全国クラブラグビーフットボール大会 1回戦”. JRFU. 2023年5月31日閲覧。
- ^ “第30回全国クラブラグビーフットボール大会 準決勝”. JRFU. 2023年5月31日閲覧。