成田緑夢
成田 緑夢 | ||||||||||||||||||
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名前 | ||||||||||||||||||
本名 | 成田 緑夢 | |||||||||||||||||
カタカナ | ナリタ グリム | |||||||||||||||||
基本情報 | ||||||||||||||||||
国籍 | 日本 | |||||||||||||||||
種目 |
フリースタイルスキー(ハーフパイプ) スノーボード | |||||||||||||||||
生年月日 | 1994年2月1日(30歳) | |||||||||||||||||
生誕地 | 大阪市住之江区 | |||||||||||||||||
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成田 緑夢(なりた ぐりむ、1994年2月1日 - )は、大阪市住之江区出身のフリースタイルスキー(ハーフパイプ)、スノーボード、トランポリン、陸上選手。平昌パラリンピックの男子スノーボードバンクドスラローム金メダリスト。新日本住設所属[1]、株式会社サニーサイドアップとアライアンス契約。血液型AB型[2]。
本人の夢は、「障害のある方や、ケガをした方、そして子どもたちに、 "夢"と"希望"をあきらめないことの大切さを伝えること。」
経歴
1998年長野オリンピックではスノーボードのデモンストレーターを務め、小学校時代から国際大会に出場した。2010年の時点で、バンクーバーオリンピック金メダリストのショーン・ホワイトが見せた新技「ダブルマックツイスト1260。」を一発で決める技術を持っていた[3]。平行してトランポリン競技もこなし、上宮高等学校2年時の2010年8月、全国高校選手権の男子個人で歴代最高得点16.3点で最高難度賞を受賞した[4]。
2012年11月からフリースタイルスキー・ハーフパイプに取り組み始め、2013年1月、2月のFISワールドカップに3回出場した後、2013年フリースタイルスキー世界選手権の日本代表に選出され[5]出場。
しかし2013年4月、トランポリンの練習中に着地に失敗、左足に腓骨神経麻痺の重傷を負い、身体障害者手帳6級相当と認定される。医師からは「最悪の場合は切断。歩けるようになる確率は20%」と言われたという[6]。その後、ケガを克服してハーフパイプ競技に復帰を果たし、さらに2020年開催の東京パラリンピックに出場するため、走り高跳びなどの障害者スポーツにも取り組むようになった。2017年12月、サニーサイドアップとアライアンス契約を結び、更に競技に集中できる環境を整えた。
2018年3月9日より開幕する平昌パラリンピックのスノーボード日本代表に選出[7]。3月12日に行われたスノーボードクロスで銅メダルを獲得した。3月16日、今大会から実施されたスノーボードバンクドスラロームにおいて、3回の滑走すべてで1位をマークし日本勢2個目となる金メダルを獲得した[8]。
2018年3月28日、スノーボード競技からの引退を発表した[9]。
主な成績
フリースタイルスキー
- 2013年 - フリースタイルスキー世界選手権 ハーフパイプ・9位
- 2013年 - フリースタイルスキー世界ジュニア選手権 ハーフパイプ・優勝
スノーボード
- 2016-2017シーズン
- 2017-2018シーズン
陸上
- 2016年 - 日本パラ陸上選手権 走り高跳び(T44《下肢障がい》)2位[17]
- 2017年 - 日本パラ陸上選手権 走り高跳び(T44《下肢障がい》)2位[18]、走り幅跳び(T44《下肢障がい》)2位[19]
- 2018年 - ジャパンパラ陸上競技大会 走り高跳び(T44《下肢障がい》)1位
家族
父はスノーボードコーチの成田隆史。長兄の成田童夢と、姉の今井メロは、それぞれトリノオリンピック日本代表として出場している[4][20]。
関連項目
- 近畿医療専門学校 - スノーボード選手当時のスポンサー
脚注
- ^ スポーツ支援(新日本住設)
- ^ プロフィール AthleteYell
- ^ 成田童夢 (2010年3月18日). “期待の真打ち…登場Σ( ̄□ ̄)!”. 2012年6月24日閲覧。
- ^ a b “成田緑夢、金メダル超えの技術/トランポリン”. HEAVY SNOWker (2010年8月17日). 2012年6月24日閲覧。
- ^ “【スキーHP】成田3きょうだい末っ子・緑夢、競技開始3か月で代表!”. スポーツ報知. (2013年2月27日) 2013年3月1日閲覧。[リンク切れ]
- ^ “成田緑夢 夏冬五輪パラすべてに出場だ”. デイリースポーツ. (2015年1月8日) 2016年5月3日閲覧。
- ^ “平昌2018パラリンピック冬季競技大会 選手団名簿”(2019年12月18日アーカイブ) - 国立国会図書館Web Archiving Project
- ^ a b “スノボ 成田緑夢が金 日本勢2個目”. 毎日新聞. 2018年3月16日閲覧。
- ^ “成田緑夢が冬季競技引退「次の1歩」東京五輪へ模索”. 日刊スポーツ. (2018年3月28日) 2018年4月9日閲覧。
- ^ 紫綬褒章受章者 時事ドットコム、2018年4月28日
- ^ 2017 WORLD PARA SNOWBOARD WC TAHOE- USA MEN'S SNOWBOARD CROSS 1 LOWER LIMB 2 IMP. (PDF) (国際パラリンピック委員会)
- ^ 2017 WORLD PARA SNOWBOARD WC PYEONGCHANG MEN'S BANKED SLALOM FINAL (PDF) (国際パラリンピック委員会)
- ^ 第2回全国障害者スノーボード選手権大会&サポーターズカップ スノーボードクロス結果 (PDF) (一般社団法人 障害者スノーボード協会)
- ^ “World Para Snowboard Athlete Sheet”. 国際パラリンピック委員会. 2018年3月12日閲覧。
- ^ “成田緑夢、スノボクロス連覇「ヒーローになりたい」”. 日刊スポーツ. (2017年2月19日) 2017年2月25日閲覧。
- ^ “成田緑夢、3決を圧勝し銅 悔やまれる準決での転倒”. 日刊スポーツ. (2018年3月12日) 2018年3月12日閲覧。
- ^ “成田緑夢 高跳びパラ標準記録突破!リオ視界に 童夢&メロの弟”. スポーツニッポン. (2016年5月1日) 2016年5月3日閲覧。
- ^ “山本篤が制す…パラ陸上・日本選手権男子100”. 読売新聞. (2017年6月11日) 2017年6月11日閲覧。[リンク切れ]
- ^ “パラスノーボードの成田緑夢、走り幅跳びでも2位”. 朝日新聞. (2017年6月10日) 2017年6月11日閲覧。
- ^ “アスリートメッセージ 成田夢露”. 日本オリンピック委員会 (2005年7月14日). 2012年6月24日閲覧。
外部リンク
- 成田緑夢 サニーサイドアップホームページ
- 成田緑夢監修 『Superトランポリン』 公式HP
- 成田緑夢 (@gurimunarita) - X(旧Twitter)
- 成田緑夢 (gurimu.narita) - Facebook
- 成田緑夢 (@gurimu_narita_official) - Instagram
- 成田緑夢アスリートYouTuber grim narita - YouTubeチャンネル
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