松本寧至
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松本 寧至(まつもと やすし、1931年2月12日 - 2022年6月30日[1])は、日本の国文学者。二松学舎大学名誉教授。
人物・来歴
群馬県生まれ。1955年大正大学大学院満期退学。1981年「中世女流日記文学の研究 とはずがたりを中心として」で大正大学より文学博士の学位を取得。大正大学文学部助教授、二松学舎大学教授、2002年定年退任、名誉教授。 伊勢崎市の法光寺住職。
著書
- 『とはずがたりの研究』桜楓社、1971
- 『中世女流日記文学の研究』明治書院、1983
- 『物語・日記文学論考』桜楓社、1984 国語国文学研究叢書
- 『中世宮廷女性の日記 『とはずがたり』の世界』中公新書 1986
- 『女西行 とはずがたりの世界』勉誠出版〈勉誠新書〉、2001
- 『建礼門院右京大夫 追憶に生きる』新典社、1988 日本の作家
- 『越し人慕情発見 芥川竜之介』勉誠社、1995
- 『日本古典文学の仏教的研究』和泉書院、2001
- 『流離抄』勉誠出版〈遊学叢書〉、2001
共編
校注・訳
- 中院雅忠女『とはずがたり』訳注 1968 角川文庫
- 竹向『竹むきが記』校 古典文庫、1970
- 『錦木物語』編 古典文庫、1973
- 『續豐山全書 第20卷 外典部』永井義憲監修 清水宥聖共編 續豐山全書刊行會 1975
脚注
- ^ 松本寧至先生が亡くなられた - やた管ブログ、2022年7月27日
- ^ “秋の叙勲で瑞宝重光章ならびに瑞宝中綬章を受章しました!”. 二松學舎大学. 2023年4月13日閲覧。
参考文献
- 「中世女流日記の研究」著者紹介