村岡町
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むらおかちょう 村岡町 | |||||
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廃止日 | 2005年4月1日 | ||||
廃止理由 |
新設合併 香住町、村岡町、美方町 → 香美町 | ||||
現在の自治体 | 香美町 | ||||
廃止時点のデータ | |||||
国 | 日本 | ||||
地方 | 近畿地方 | ||||
都道府県 | 兵庫県 | ||||
郡 | 美方郡 | ||||
市町村コード | 28581-1 | ||||
面積 | 165.66 km2 | ||||
総人口 |
6,285人 (推計人口、2005年3月1日) | ||||
隣接自治体 | 養父市、香住町、竹野町、日高町、浜坂町、美方町、温泉町 | ||||
町の木 | かつら | ||||
町の花 | つつじ | ||||
町の鳥 | シジュウカラ | ||||
村岡町役場 | |||||
所在地 |
〒667-1392 兵庫県美方郡村岡町村岡390-1 | ||||
外部リンク | 村岡町(Internet Archive) | ||||
座標 | 北緯35度28分24秒 東経134度35分41秒 / 北緯35.47336度 東経134.59467度座標: 北緯35度28分24秒 東経134度35分41秒 / 北緯35.47336度 東経134.59467度 | ||||
特記事項 | 経度・緯度は役場の位置 | ||||
ウィキプロジェクト |
村岡町[1](むらおかちょう)は、かつて兵庫県の北部、但馬地方に存在した町。旧七美郡。本項では町制前の名称である一二分村(いちにぶそん)についても述べる、
2005年4月1日、周辺の美方郡美方町・城崎郡香住町と合併して香美町となったことにより、消滅した。合併後、旧村岡町域は地域自治区「村岡区」となった。
地理
兵庫県の北部、但馬地方に位置し氷ノ山後山那岐山国定公園に含まれる。冬は豪雪地帯となり、町内には矢田川が流れている。南部の鉢伏山北麓はハチ北高原として、スキー場で有名。
- 山: 鉢伏山 (1221m)、妙見山 (1139m)
隣接していた自治体
歴史
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、七美郡村岡町・鹿田村・用野村・相田村・神坂村・萩山村・板仕野村・大糠村・高井村・寺河内村・耀山村・市原村の区域をもって一二分村が発足。
- 1891年(明治24年)6月10日 - 一二分村が町制施行・改称して村岡町となる。
- 1896年(明治29年)4月1日 - 所属郡が美方郡に変更。
- 1955年(昭和30年)4月1日 - 兎塚村と合併し、改めて村岡町が発足。
- 1961年(昭和36年)4月1日 - 美方町の一部(旧・射添村にあたる大字長板・和田・入江・川合・丸味・原・長瀬・高津・長須・味取・山田・境・柤岡・熊波)を編入。
- 2005年(平成17年)4月1日 - 美方町・城崎郡香住町と合併して香美町が発足。同日村岡町廃止。
経済
産業
産物は米、麦、大小豆、大根その他を産し、蔬菜類等を産する[1]。牛は本地方の名産で、年2回牛の市が開かれる[1]。繭は春蚕を主とし、収繭高7万円を越える[1]。その他酒、瓦、用材、薪炭、栗、柿等を産する[1]。
『大日本篤農家名鑑』によれば村岡町の篤農家は、「坂本廣三郎、吉田林蔵、今田榮治、西澤又八、中村重蔵、今井秀實、太田金蔵、安田伊佐太郎」などがいた[2]。
行政
町長
姉妹都市
教育
- 兵庫県立村岡高等学校
- 村岡町立兎塚中学校
- 村岡町立射添中学校
- 村岡町立村岡中学校
- 村岡町立村岡小学校
- 村岡町立兎塚小学校
- 村岡町立射添小学校
交通
鉄道
町内を鉄道路線は通っていない。鉄道を利用する場合の最寄り駅は、JR西日本山陰本線江原駅。
バス
道路
- 主要地方道
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
名所・旧跡・観光スポット
- 但馬高原植物園
- 兵庫県立兎和野高原野外教育センター
- 兵庫県立木の殿堂
- ハチ北高原スキー場
- スカイバレイスキー場
- 村岡民俗資料館まほろば
- 長楽寺(但馬大仏)
祭事・催事
特産品
村岡の本
- 但馬牛 照長土井物語 ー但馬を支えた名牛の軌跡 兵庫県はもとより全国の肉牛生産者に多大な貢献を果たした名牛「照長土井」の物語。 著:長岡直美 出版:(株)肉牛新報社
- 矢田川流域の金属生産遺跡 宝の山と谷 - ウェイバックマシン(2016年3月4日アーカイブ分) 著者編集者:古川哲男 発行者:村岡歴史研究会
- 山陰道福岡宿の旅籠 丹波屋の客と牛 - ウェイバックマシン 編集著作:古川哲男 発行者:村岡歴史研究会
- 村岡藩の大黒柱家老 土井幸左衛門 - ウェイバックマシン 編集著作:古川哲男 発行者:村岡歴史研究会
出身・ゆかりのある人物
脚注
参考文献
- 大日本篤農家名鑑編纂所編『大日本篤農家名鑑』大日本篤農家名鑑編纂所、1910年。
- 篠田皇民『伝家之宝典 自治団体之沿革 兵庫県之部』東京都民新聞社地方自治調査会、1932年。