内田吉彦
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内田 吉彦(うちだ よしひこ、1937年11月24日[1] - )は、日本のスペイン・ラテンアメリカ文学者、翻訳家。フェリス女学院大学名誉教授。
略歴
埼玉県生まれ。1962年東京外国語大学スペイン語科卒業、同大学院中退、1979年東海大学助教授、1986年中京大学教授、1990年フェリス女学院大学教授、2008年定年退任、名誉教授。
1994年会田由賞受賞。
翻訳
- 『ロルカ・スペインの死』(イアン・ギブソン、晶文社) 1973、のち改題『ロルカ』(本田誠二共訳、中央公論社) 1997
- 『この日曜日』(ホセ・ドノーソ、筑摩書房、筑摩世界文学大系) 1976
- 『イェルマ』(ロルカ、学習研究社、世界文学全集) 1978
- 『大佐に手紙は来ない』(ガルシア=マルケス、集英社、世界の文学) 1978
- 『リタ・ヘイワースの背信』(マヌエル・プイグ、国書刊行会、ラテンアメリカ文学叢書)1980
- 『大統領閣下』(アストリアス、木村栄一共訳、集英社、世界文学全集) 1981
- 『ラテンアメリカ文学のブーム 一作家の履歴書』(ホセ・ドノソ、東海大学出版会) 1983
- 『脱皮』(カルロス・フエンテス、集英社、ラテンアメリカの文学) 1984
- 『アルゼンチン短篇集』(フリオ・コルタサル、国書刊行会、バベルの図書館) 1990
- 『悪い時』(ガブリエル・ガルシア=マルケス、高見英一, 桑名一博, 木村榮一, 安藤哲行共訳、新潮社) 2007
- 『二十歳の戦争 ある知識人のスペイン内戦回想録』(ミケル・シグアン、中原英二共訳、沖積舎) 2009
- 『リトル・ボーイ』(マリーナ・ペレサグア、水声社、フィクションの楽しみ) 2016
脚注
- ^ 『著作権台帳』