コンテンツにスキップ

2020 CW

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。Bcxfubot (会話 | 投稿記録) による 2023年3月29日 (水) 19:22個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (外部リンクの修正 http:// -> https:// (www.minorplanetcenter.net) (Botによる編集))であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

2020 CW
2020 CW
仮符号・別名 2020 CW
分類 アポロ群
地球近傍天体(NEO)[1][2]
軌道の種類 周回軌道
発見
発見日 2020年2月1日
発見者 レモン山サーベイ[3][1][4]
軌道要素と性質
元期:59000.0 MJD
軌道の種類 周回軌道
近日点距離 (q) 0.424 au
遠日点距離 (Q) 1.743 au
離心率 (e) 0.609
公転周期 (P) 412.1
軌道傾斜角 (i) 5.9°
物理的性質
平均直径 3.5フィート (1.1 m)[1]
絶対等級 (H) 32.6[1]
Template (ノート 解説) ■Project

2020 CWとは、2020年2月1日に1秒あたりの飛行距離が13.2マイル (21.2 km)で地球から9,730マイル (15,660 km)の距離で接近した地球近傍天体(NEO)に分類されている小惑星である[4]。大きさは家庭用電化製品と同程度のサイズであり、地球の赤道上22,300マイル (35,900 km)に位置する静止軌道の内側まで接近した[3]。当時は2020年で地球に最も近い距離まで接近した小惑星であった。その後、2020 JJが2020年5月4日にさらに近い距離まで接近した[5]

2020 CWは、2020年2月1日にアリゾナ州ツーソンの北東に位置するサンタカタリナレモン山サーベイが発見した[1]2029年2月5日に11,830マイル (19,040 km)以上の距離でよりも近い距離で接近すると予測されている[4]

脚注 

  1. ^ a b c d e ESA space situational awareness 2020CW”. European Space Agency. July 29, 2020閲覧。
  2. ^ IAU Minor Planet Center 2020 CW”. International Astronomical Union. July 29, 2020閲覧。
  3. ^ a b Mack, Eric (February 4, 2020). “Adorable asteroid 2020 CW makes one of the closest passes by Earth ever seen”. CNET. https://www.cnet.com/news/adorable-asteroid-2020-cw-makes-one-of-the-closest-passes-by-earth-ever-seen/. "It was a harmless flyby for the record books." 
  4. ^ a b c JPL Small-Body Database Browser (2020 CW)”. Jet Propulsion Laboratory. July 29, 2020閲覧。
  5. ^ NEO Earth Close Approaches”. Center for Near Earth Object Studies (CNEOS). July 29, 2020閲覧。 “Table Settings: All available data, Nominal dist. ⇐ 1LD, no H limit, sort by CA Distance Nominal”

関連項目