下小原駅
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下小原駅 | |
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駅跡(2007年8月) | |
しもおばる Shimoobaru | |
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所在地 | 鹿児島県鹿屋市串良町下小原 |
所属事業者 | 日本国有鉄道 |
所属路線 | 大隅線 |
キロ程 | 19.0 km(志布志起点) |
電報略号 | モオ |
開業年月日 | 1921年(大正10年)8月11日[1] |
廃止年月日 | 1987年(昭和62年)3月14日[1] |
備考 | *廃止当時は串良町 |
下小原駅(しもおばるえき)は、かつて鹿児島県肝属郡串良町下小原(現在の鹿屋市)に設置されていた、日本国有鉄道(国鉄)大隅線の駅(廃駅)である。大隅線の廃止に伴い、1987年(昭和62年)3月14日に廃駅となった。
歴史
- 1921年(大正10年)8月11日:大隅鉄道の駅として開業[1]。762 mm軌間。
- 1935年(昭和10年)6月1日:鉄道省が大隅鉄道を買収し、国鉄古江線の駅となる[1]。
- 1936年(昭和11年)10月23日:古江線の線名改称により、古江西線の駅となる。
- 1938年(昭和13年)10月10日:古江西線の1,067 mmへの改軌工事が完了し、古江東線と古江西線を合わせて古江線とする。
- 1947年(昭和22年)4月20日:小手荷物の取り扱いを開始[2]。
- 1962年(昭和37年)4月1日:荷物扱い廃止[1][3]。旅客のみを取り扱う駅員無配置駅となる[4]。
- 1967年(昭和42年)9月9日:志布志駅 - 国分駅間全通に伴い、古江線が大隅線に改称され、大隅線の駅となる。
- 1978年(昭和53年)3月:鉄骨平屋建ての駅舎に改築[5][6]。
- 1987年(昭和62年)3月14日:大隅線の全線廃止に伴い、廃駅となる[1]。
廃止時の構造
現状
- 下小原鉄道記念公園となっている。空き地に車輪が1つと記念碑が置かれているだけである。
隣の駅
脚注
- ^ a b c d e f 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、780頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 「運輸省告示第100号」『官報』1947年4月18日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 「日本国有鉄道公示第116号」『官報』1962年3月30日。
- ^ 「通報 ●志布志線岩北外5駅の駅員無配置について(営業局)」『鉄道公報』日本国有鉄道総裁室文書課、1962年3月30日、8面。
- ^ 「今年度中に四無人駅舎新築」『交通新聞』交通協力会、1978年1月26日、2面。
- ^ 「キュートな駅舎が誕生」『交通新聞』交通協力会、1978年4月19日、2面。
参考文献
- 串良町教育委員会社会教育課『串良町郷土誌』 2005年