ユーエスマート
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
略称 | US.MART |
本社所在地 |
日本 〒516-0051 三重県伊勢市上地町2691-27 |
設立 | 1948年(昭和23年)7月 |
業種 | 小売業 |
法人番号 | 8010401113821 |
事業内容 | コンビニエンスストア経営、食料品小売・卸売 |
代表者 | 小山毅志(代表取締役社長) |
資本金 | 3000万円 |
売上高 | 20億円(2014年9月期) |
純利益 |
▲1億2847万5000円 (2022年03月31日時点)[1] |
総資産 |
19億4188万4000円 (2022年03月31日時点)[1] |
従業員数 | 800人(パート・アルバイトを含む) |
決算期 | 9月 |
主要株主 | 株式会社エヌマート |
外部リンク | http://www.kidsusland.com/ |
ユーエスマート株式会社(ユーエスマート)は、本社を三重県伊勢市におく室内遊園地US.LAND(ゆーえすらんど)およびKids US.LAND(きっずゆーえすらんど)[注 1]を経営する企業である。従前は100円ショップとコンビニエンスストアの中間形態の店US.MARTが主体であったが、現在はKids US.LANDを主力としている。
概要
以前の主力店舗の「US.MART」は、前身が食料品を扱っていたこともあり(現在も砂糖は独自ブランドで扱っている)、食品を中心とした豊富な品揃えで他の100円ショップとの差別化を図っている。また、すべての商品を(税抜き)100円にすることで[注 2]コンビニエンスストアとの違いも引き出している。[2]
社員との意志疎通を大切にする経営を心がけ[2]、各店舗の管理・運営は店長の裁量に任せている。これにより、都市や地方といった土地柄や顧客の年齢層に柔軟に対応できるという。[3]
「10分100円で遊び放題」を謳う遊園地ショップ「US.LAND」も展開。現在は店舗網の大半が、子供向け業態「Kids US.LAND」となっており、「US.MART」「US.LAND」は縮小傾向にある。2018年10月現在では、「US.MART」は伊勢本店のみ営業していたが、10月限りで閉店し、改装することになった。
沿革
- 1869年(明治2年) - 田口砂糖店創業。
- 1948年(昭和23年)7月 - 有限会社山田食料品店商事部設立。
- 1992年(平成4年)9月 - 有限会社ヤマショクへ社名変更。
- 12月 - 伊勢高柳商店街に100円コンビニUS.MART伊勢本店開店。
- 1999年(平成11年)9月 - 百円コンビニユーエスマートに社名変更。
- 2013年(平成25年)3月 - ユーエスマートに社名変更。
- 2014年(平成26年)12月17日 - 日本産業推進機構が株式の70%を取得。
- 2015年(平成27年)2月 - 株式会社日本産業推進機構と資本業務提携。
- 2019年(令和元年)5月 - 株式会社エッジイノベーションの全株式を取得。
- 2020年(令和2年)1月 - 株式会社エッジイノベーションを吸収合併[4]。
業態
- US.MART(ユーエスマート) - すべての商品が100円(税抜)で買えるコンビニエンスストアであったが、2020年現在は店舗がなく営業していない。
- US.LAND(ユーエスランド) - 15分100円(税抜)で遊べるアミューズメント店
- 現在64店舗(2022年2月現在)
- US.TOWN(ユーエスタウン) - 家具・家電の等の販売
- Kid's US.LAND(キッズユーエスランド) - US.LANDの子供向け店舗。かつては一部店舗を除き成人のみの入場が可能だったが[5]、2021年4月29日より中学生以上の方のみの入場を一部店舗[注 3]を除き制限している[8]。
- Brave Point(ブレイブポイント) - エッジイノベーションにより創業したサバイバルゲームフィールド。現在はユーエスマート株式会社エッジイノベーション事業部が運営。
- CQB Limited(シーキュービーリミテッド)- 同上
事業所
主要取引先
銀座への出店
2005年(平成17年)、「US. MART銀座店」を東京・銀座三丁目に開店した。「高級」というイメージの強い[9]銀座にあえて出店したことについて田口社長(当時)は「もし銀座に釣り堀や百円床屋ができたらどうだろう?そんな面白い考えからこの店は生まれました。[9]」と語った。
この出店は当時驚きをもって受け入れられ、2005年11月10日にはNHK総合のNHKニュースおはよう日本で「ビルの地下にある15分100円の釣り堀」として全国放送で報じられた[10]ほか、全国地方新聞12紙の企画「フォトリレー ニッポンの朝」でも東京新聞発のニュースとして2006年7月14日に地下釣り堀が紹介された[11]。
なお、銀座からは撤退したが東京都区部には新宿区歌舞伎町(西武新宿駅アメリカンブルーバード店)や港区三田(慶應大学前店)に店舗を構えたことがある(慶応大学前店も閉店)。
脚注
注釈
出典
- ^ a b ユーエスマート株式会社 第9期決算公告
- ^ a b c 財団法人三重県産業支援センター『ふれあいインタビュー 田口 喜啓』 (インフォネット2000.4)2000年4月(ウェブアーカイブ)
- ^ はたらいく、100円コンビニ US.MART株式会社の求人情報[リンク切れ](2010年1月29日閲覧。)
- ^ “株式会社エッジイノベーションの情報”. 国税庁法人番号公表サイト. 国税庁 (2020年1月28日). 2021年8月23日閲覧。
- ^ @kids_usland (2021年1月20日). "2021年1月20日 午後4:55(JST)のツイート". X(旧Twitter)より2021年9月5日閲覧。
- ^ “Kid's US.LAND 平和堂アル・プラザ瀬田店”. ユーエスマート株式会社. 2021年9月5日閲覧。
- ^ “Kid's US.LAND 大久保インター店”. ユーエスマート株式会社. 2021年9月5日閲覧。
- ^ @kids_usland (2021年4月26日). "2021年4月26日 午後2:50(JST)のツイート". X(旧Twitter)より2021年9月5日閲覧。
- ^ a b アラヤ株式会社『繁華街の百円ビル』東京流行通訊、2005年10月26日(2010年2月15日閲覧。)
- ^ 日本放送協会『釣り堀で客を呼び込む』[リンク切れ](2005年11月10日、2010年1月29日閲覧)。
- ^ 中国新聞『都心の静寂 地下釣り堀』(2006年7月14日、2010年2月15日閲覧。)
参考文献
- 帝国データバンク『第92版 西日本 帝国データバンク会社年鑑』(2011年10月発行)