吉田至夫
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よしだ のりお 吉田至夫 | |
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生誕 |
1952年6月22日(72歳) 新潟県新潟市秋葉区 |
国籍 | 日本 |
出身校 | 早稲田大学政治経済学部経済学科 |
職業 | 新潟クボタ株式会社代表取締役 |
著名な実績 |
水田用パワクロの開発[2] 鉄コーティング直播 米輸出(香港、シンガポール、モンゴル[3]) |
補足 | |
吉田 至夫(よしだ のりお、1952年6月22日 - )は、日本の実業家。新潟クボタ代表取締役社長、全国クボタ農機連合会会長。
業績
- 2012年(平成24年)、農家への恩返し『日本米輸出プロジェクト』事業を新潟クボタとクボタグループが土づくりから玄米輸出・現地精米と炊飯(ライスロボ)[4][5]までを新しいビジネスモデル[6][7]にしたコメ輸出を子会社である「新潟農商」を通じて、国内初の農業機械メーカーによる米輸出を開始させた[8][9][10][11][12][13]。次なる展開として新潟県の食文化を海外に紹介するため、日本酒の祭典『新潟淡麗にいがた酒の陣 in 香港』などを考えている[14]。将来は新潟農業がアジアの米のセンターとして「世界の穀物取引で地位を築いてきたシカゴのような役割を担う」[15]ことを農業特区で実現させたいのが吉田社長の思いである。そのため価格競争力を高める低コスト稲作技術の『鉄コーティング直播』普及拡大の推進と企業のCSR活動「クボタの活農プロジェクト」[16]では、耕作放棄地再生・草刈りボランティアなどで農業と地域社会に貢献している。
経歴
- 1952年(昭和27年)6月22日、新潟県新潟市秋葉区(旧新津市)出身。
- 1972年(昭和47年)3月、新潟県立新潟高等学校を卒業[17]
- 1976年(昭和51年) 早稲田大学政治経済学部経済学科を卒業。
- 日本経済新聞社に入社。
- 1978年(昭和53年)2月、新潟クボタ社長に吉田一夫氏が就任。
- 1983年(昭和58年) 新潟クボタに入社。
- 2002年(平成14年)1月1日、代表取締役社長に就任[18]。 吉田一夫前社長は代表取締役会長に就任(平成11年から17年まで農業機械販売業厚生年金基金の理事、また平成2年から全国クボタ農機連合会の副会長、平成12年から17年まで同連合会の会長を務めた)[19]。
- 2004年(平成16年) 鉄コーティング直播の技術提供を開始[20]。
- 2011年(平成23年) 全国クボタ農機連合会(全国の販売会社、特約店、販売店)会長に就任。
- 2012年(平成24年)3月1日、クボタが香港に設立した「久保田米業」[21]に、新潟クボタの子会社である新潟農商[22]を通じて、お米を新潟東港から輸出。
- 2013年(平成25年)3月27日、新潟日本香港協会を設立。会長に就任[23]。
- 2015年(平成27年)4月14日、6次産業化を支援する地域ファンド「だいし食品産業活性化ファンド」と農林漁業成長産業化支援機構より、 新潟農商が第2号投資先として決定[25][26]。
役職
- 全国クボタ農機連合会長
- 食の新潟国際賞財団理事[32]
- 新潟日本香港協会会長[33]
- 新潟シンガポール協会幹事[34]
- 新潟経済同友会代表幹事[35]
- 一般財団法人新潟県地域医療推進機構理事[36]
- 事業創造大学院大学諮問委員会委員[37]
- 新潟市国家戦略特区推進協議会会員[38]
- 柳都振興後援会会長[39]
- 新潟市稲門会副会長[40]
- 青山同窓会副会長[41]
- 青山剣友会会長[42]
- 越後ながおかバイオマス地域協議会バイオ燃料実儒者[43]
出演番組
- 古町芸妓のあおいごと(2022年4月23日·30日、BSNラジオ)
参考文献
脚注
- ^ “畑作実演・試乗会【活農ディスカバリー】”. facebook. 2016年2月23日閲覧。
- ^ “新しい農業の提案”. クボタ. 2016年2月6日閲覧。
- ^ “モンゴルへの米輸出”. 公益財団法人環日本海経済研究所(ERINA) (2014年5月22日). 2016年2月6日閲覧。
- ^ “「厨房機器」”. クボタ. 2016年2月7日閲覧。
- ^ “洗米炊飯ロボ(ライスロボ)の説明です。 ㈱アトリー 東京営業所”. YouTube. 2016年2月7日閲覧。
- ^ “香港、シンガポールに攻め入る「日本米」、課題はシェア拡大スピード感…アジア高級米市場拡大へ参入よびかける「クボタ」”. 産經新聞 (2014年5月6日). 2016年2月7日閲覧。
- ^ “クボタが日本のコメ輸出、農家を本格支援 TPPにらみ国際競争力高める”. 産經新聞 (2013年10月1日). 2016年2月7日閲覧。
- ^ “日本米輸出プロジェクト”. クボタ. 2016年2月7日閲覧。
- ^ “農家のために”. クボタ. 2016年2月6日閲覧。
- ^ “クボタと全国農業協同組合連合会との「米輸出事業に関する合意書」の締結について”. クボタ (2015年1月19日). 2016年2月6日閲覧。
- ^ “日本産米輸出事業の紹介 「現地精米による市場の拡大」”. クボタ (2015年4月15日). 2016年2月7日閲覧。
- ^ “JA全農とクボタ、コメ輸出で提携 年1万トン目指す”. 日本経済新聞 (2015年1月19日). 2016年2月6日閲覧。
- ^ “久保田米業”. クボタ. 2016年2月6日閲覧。
- ^ “2013/11/2(株)新潟クボタ”. 新潟放送. 2016年2月6日閲覧。
- ^ “世界にはばたく農業へ”. 伊藤聡子 (2013年6月27日). 2016年2月6日閲覧。
- ^ “活農プロジェクト(eプロジェクト)”. 新潟クボタ. 2016年2月7日閲覧。
- ^ “同級生交歓”. 文藝春秋 (2014年8月27日). 2016年2月6日閲覧。
- ^ “吉田至夫氏が社長に、新潟クボタ1日付け”. 農機新聞 (2002年1月22日). 2016年2月6日閲覧。
- ^ “吉田一夫氏が死去、4月8日にお別れの会”. 農経しんぽう (2015年3月23日). 2016年2月6日閲覧。
- ^ “にいがたの明日を担う”. JAバンク新潟県信連. 2016年2月6日閲覧。
- ^ “日本米輸出プロジェクト”. クボタ. 2016年2月6日閲覧。
- ^ “新潟農商”. 新潟農商. 2016年2月7日閲覧。
- ^ “新潟日本香港協会”. 日本香港協会 全国連合会. 2016年2月6日閲覧。
- ^ “新潟クボタ、モンゴルに県産米輸出 今秋からコシヒカリなど”. 日本経済新聞 (2013年5月29日). 2016年2月6日閲覧。
- ^ “「だいし食品産業活性化ファンド」の第2号投資先決定について~新潟県産米の輸出拡大を支援します~”. 第四銀行 (2015年4月14日). 2016年2月7日閲覧。
- ^ “新潟農商が「ライスセンター」”. 産經新聞 (2015年4月30日). 2016年2月7日閲覧。
- ^ “新潟国家戦略特区”. 新潟市. 2016年2月6日閲覧。
- ^ “新潟市の農業特区推進協に5事業者参入”. 産經新聞. 2016年2月6日閲覧。
- ^ “新潟クボタ 農業特区新潟市に新会社 小麦の生産加工/新潟”. 毎日新聞 (2015年10月3日). 2016年2月6日閲覧。
- ^ “『新潟県産小麦で実りある6次産業化を目指す』”. 北越銀行 (2014年9月). 2016年2月6日閲覧。
- ^ “農業特区に事業参入相次ぐ”. しのだ昭後援会 (2016年1月1日). 2016年2月6日閲覧。
- ^ “財団概要”. 食の新潟国際賞財団. 2019年12月13日閲覧。
- ^ “新潟日本香港協会”. 日本香港協会 全国連合会. 2016年2月6日閲覧。
- ^ “役員名簿”. 新潟シンガポール協会. 2019年12月13日閲覧。
- ^ “役員・組織”. 新潟経済同友会. 2016年2月6日閲覧。
- ^ “理事・監事”. 魚沼基幹病院 . 2016年2月7日閲覧。
- ^ “事業創造大学院大学2015 年度第1回諮問委員会議事録”. 事業創造大学院大学 (2015年9月9日). 2016年2月6日閲覧。
- ^ “新潟市国家戦略特区推進協議会名簿”. 新潟市. 2016年2月6日閲覧。
- ^ “柳都振興後援会”. 柳都振興. 2019年12月13日閲覧。
- ^ “新潟市稲門会役員名簿”. 早稲田大学校友会. 2016年2月6日閲覧。
- ^ “青山同窓会役員名簿”. 新潟県立新潟高等学校. 2016年2月6日閲覧。
- ^ “2014年8月16日 平成26年総会”. 青山剣友会(新潟高校剣道部OB会). 2016年2月6日閲覧。
- ^ “越後ながおかバイオマス地域協議会名簿”. 2016年2月6日閲覧。
- ^ “新潟県が農業輸出モデル地区へ 新潟クボタ 吉田至夫社長に、国産米の国際競争力を問う”. CiNii. 2016年2月6日閲覧。