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中里 (久喜市)

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中里
雷電池
中里の位置(埼玉県内)
中里
中里
中里の位置
北緯36度06分29.12秒 東経139度43分11.04秒 / 北緯36.1080889度 東経139.7197333度 / 36.1080889; 139.7197333
日本の旗 日本
都道府県 埼玉県
市町村 久喜市
区域 栗橋区域
人口
2017年(平成29年)10月1日現在)[1]
 • 合計 364人
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
349-1112[2]
市外局番 0480[3]
ナンバープレート 春日部

中里(なかざと)は、埼玉県久喜市町名[4]。旧埼玉県北葛飾郡栗橋町大字中里[5]郵便番号349-1112[2]

地理

久喜市東南部、中川権現堂川の間の沖積平野に位置する[5]。地内の自然堤防上を東武日光線が南北に走り、南部の一部では幸手市との市座会に沿う。全域が市街化調整区域水田及び畑作地の混在する農業地域[5]。北で南栗橋、北東で小右衛門、東で幸手市大字外国府間、南で幸手市大字高須賀、南西で幸手市大字松石、西で狐塚に接する。旧栗橋町に属していたため、現在の久喜市内では栗橋区域に属する。

河川

湖沼

  • 雷電池 - 町域南端部。水田からの排水が流入している。周囲はほぼ自然のままの状態が残されている。

歴史

久喜市中里、1986年(昭和61年)撮影。撮影当時は北葛飾郡栗橋町大字中里。北西端が東武線南栗橋駅、南端が中川。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

近世以前

古くは下総国下河辺庄島中河辺領[5][6][7]江戸時代を通じて天領葛飾郡中里村だった[7]寛永年間以前は下総国に属し、寛永以降は武蔵国に属した[5]。この当時、村内は上・中・下の3つの小名に分かれていた[7]。用水は島川から取られ、助郷日光街道栗橋宿に出されている[5]大豆等を産し、『武蔵田園簿』には中里新田として325余、元禄郷帳以降は199石余が村高として書き残されている[5]。減少の原因は利根川の流路変更及び水害が考えられる[5]。中里村は近世以降権現堂川に沿って堤数20島中囲堤が建設されていたが水害が多く、明治時代以降も1890年(明治23年)、1910年(明治43年)、1947年昭和22年)の利根川洪水で甚大な被害を受けている[5]

明治以後

明治元年1868年)、下総知県事所轄となり、明治2年1869年)には葛飾県に所属、明治4年1871年)埼玉県葛飾郡中里村となり、1878年明治11年)、郡区町村編制法施行により埼玉県北葛飾郡中里村となる[6]1889年(明治22年)、町村制施行により北広島村河原代村北新井村狐塚村小右衛門村と合併し北葛飾郡豊田村の大字中里となる[6][5]1944年昭和19年)、戦時町村合併促進法により豊田村が同郡の栗橋町・静村と合併し北葛飾郡栗橋町の大字となるが、戦後の1949年(昭和24年)「行政運営の面で円滑を欠く」との理由から元の1町2ヶ村に分村、再び豊田村大字中里となる[5]。この1町2ヶ村は1957年(昭和32年)に再び合併し、栗橋町大字中里となる[6]1999年平成11年)北部の宅地として造成した部分を南栗橋として分離した[8]2010年(平成22年)3月23日、栗橋町の久喜市・鷲宮町菖蒲町への合併に伴い、久喜市中里となった[4]

地名の由来

二つの川(中川と権現堂川)の中間にある集落の意[5]

世帯数と人口

2017年(平成29年)10月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]

町丁 世帯数 人口
中里 137世帯 364人

小・中学校の学区

市立小・中学校に通う場合、学区(校区)は以下の通りとなる[9]

番地 小学校 中学校
全域 久喜市立栗橋南小学校 久喜市立栗橋東中学校

交通

鉄道

バス

道路

  • 久喜市道(旧栗橋町道幹線1号線)

施設

  • 東武鉄道南栗橋乗務管区
  • 東武鉄道南栗橋変電所
  • 中里下香取会館
  • 中里揚水機場
  • 久喜市立栗橋幼稚園
  • 栗橋地域コミュニティーセンター・栗橋地域子育てセンター「くぷる」 - 栗橋幼稚園に併設されている。
  • 香取神社

脚注

  1. ^ a b 人口・世帯数 - 平成29年度人口”. 久喜市 (2017年10月5日). 2017年10月16日閲覧。
  2. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2017年10月16日閲覧。
  3. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2017年5月29日閲覧。
  4. ^ a b 合併後の住所の表示-久喜市役所,2015-01-14閲覧。
  5. ^ a b c d e f g h i j k l 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』、角川書店、1988年7月再版、P613,P1239
  6. ^ a b c d 『埼玉大百科事典 第四巻』埼玉新聞社、1975年3月、P53
  7. ^ a b c 大日本地誌大系(二) 新編武蔵風土記稿』、雄山閣、1957年3月、P222
  8. ^ 栗橋町町村合併50周年記念誌「夢 未来 くりはし -栗橋町50年のあゆみ-」 (PDF) 、2011-02-16閲覧。
  9. ^ 久喜市立小・中学校通学区域に関する規則”. 久喜市 (2010年3月23日). 2017年10月16日閲覧。

関連項目

外部リンク