ペネロープ・ウィルトン
表示
ペネロープ・ウィルトン Penelope Wilton | |||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2013年撮影 | |||||||||
本名 | Penelope Alice Wilton | ||||||||
生年月日 | 1946年6月3日(78歳) | ||||||||
出生地 | イングランド、ノース・ヨークシャー・スカーブラ | ||||||||
職業 | 女優 | ||||||||
活動期間 | 1969年 - | ||||||||
配偶者 |
ダニエル・マッセイ (1975年 - 1984年) イアン・ホルム (1991年 - 2001年) | ||||||||
主な作品 | |||||||||
『フランス軍中尉の女』 『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』 『マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章』 『ダウントン・アビー』 | |||||||||
|
デイム・ペネロープ・アリス・ウィルトン(Dame Penelope Alice Wilton, DBE、1946年6月3日 - )は、イギリスの女優。ペネロープの発音は「ペネロピ」に近い。
来歴
イングランド・ノース・ヨークシャーのスカーブラ出身。父親は実業家、母親は元女優・タップダンサーだった[1][2][3][4]。伯父や叔母、従兄弟も俳優だった[5][6]。 1965年から1968年までドラマセンター・ロンドン(現、ロンドン芸術大学・セントラル・セント・マーチンズ)で演劇を学び[7]、1969年に舞台で女優デビューした。
映画『フランス軍中尉の女』や、『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』、『マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章』、テレビドラマ『ダウントン・アビー』などで知られ、『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』では高い評価を受けた。
2015年、Taken at Midnightでローレンス・オリヴィエ賞最優秀主演女優賞を受賞した[8]。
1975年から1984年まで俳優のダニエル・マッセイと[9]、1991年から2001年まで俳優のイアン・ホルムと結婚していた[10]。
2004年にOBE、2016年にDBEを授与された[11] 。
2016年公開のアメリカ映画『BFG: ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』(監督:スティーヴン・スピルバーグ)では、イギリス児童文学作品を原作とした架空のファンタジー映画ではあるものの、実在の人物であるイギリス女王エリザベス2世役を演じた。
主な出演作品
映画
公開年 | 邦題 原題 |
役名 | 備考 |
---|---|---|---|
1977 | ジョゼフ・アンドリュースの華麗な冒険 Joseph Andrews |
ウィルソン夫人 | |
1981 | フランス軍中尉の女 The French Lieutenant's Woman |
ソニア | |
オセロー Othello |
デズデモーナ | テレビ映画 | |
1986 | 時計仕掛けの校長先生 Clockwise |
パット | |
1987 | 遠い夜明け Cry Freedom |
ウェンディ・ウッズ | |
1988 | 炎の反逆者 The Monocled Mutineer |
レディ・アンジェラ・フォーブス | テレビ映画 |
1992 | ベルボーイ狂騒曲/ベニスで死にそ〜 Blame It on the Bellboy |
パトリシア・フルフォード | |
1995 | キャリントン Carrington |
レディ・オットリン・モレル | |
1998 | アナザーワールド鏡の国のアリス Alice through the Looking Glass |
白の女王 | テレビ映画 |
2001 | アイリス Iris |
ジャネット・ストーン | |
2003 | カレンダー・ガールズ Calendar Girls |
ルース | |
2004 | ショーン・オブ・ザ・デッド Shaun of the Dead |
バーバラ | |
2005 | マッチポイント Match Point |
エレノア・ヒューイット | |
プライドと偏見 Pride and Prejudice |
ガーディナー夫人 | ||
2007 | ヒストリーボーイズ The History Boys |
ビビー夫人 | |
2011 | マリーゴールド・ホテルで会いましょう The Best Exotic Marigold Hotel |
ジーン・エインズリー | |
2012 | ザ・ガール ヒッチコックに囚われた女 The Girl |
ペギー・ロバートソン | テレビ映画 |
2013 | ベル ある伯爵令嬢の恋 Belle |
レディ・メアリー・マレー | |
2015 | マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章 The Second Best Exotic Marigold Hotel |
ジーン・エインズリー | |
2016 | BFG: ビッグ・フレンドリー・ジャイアント The BFG |
エリザベス2世 | |
2017 | ZOO Zoo |
デニーズ・オースティン | |
2018 | ガーンジー島の読書会の秘密 The Guernsey Literary and Potato Peel Pie Society |
アメリア・モーグリー | |
2019 | ダウントン・アビー Downton Abbey |
イザベル・グレイ | |
2020 | サマーランド Summerland |
晩年のアリス | |
2021 | オペレーション・ミンスミート -ナチを欺いた死体- Operation Mincemeat |
ヘスター・レジェット | ポストプロダクション |
2022 | ダウントン・アビー/新たなる時代へ Downton Abbey: A New Era |
イザベル・グレイ |
テレビドラマ
公開年 | 邦題 原題 |
役名 | 備考 |
---|---|---|---|
1992 | 床下の小さな住人たち The Borrowers |
ホミリー・クロック | ミニシリーズ |
2005-2008 | ドクター・フー Doctor Who |
ハリエット・ジョーンズ | 4エピソード |
2010-2015 | ダウントン・アビー Downton Abbey |
イザベル・クローリー | 52エピソード |
2019- | After Life/アフター・ライフ After Life |
アン | 11エピソード |
脚注
- ^ “Penelope Wilton, the winner of discontent”. The Times (30 April 2011). 12 June 2016閲覧。
- ^ Andrew Billen (26 April 2000). “Time for Penelope to soar”. Evening Standard. 12 June 2016閲覧。[リンク切れ]
- ^ “Acting Alumni Win Big at Olivier Awards”. Csm.arts.ac.uk. 12 June 2016閲覧。
- ^ Profile, oxforddnb.com; 14 April 2015; accessed 14 June 2016.
- ^ "What's On: Wicked role for Penelope means it's Women Beware Wilton; Theatre (Features)" アーカイブ 2016年5月31日 - ウェイバックマシン Coventry Evening Telegraph (England) via HighBeam Research
- ^ Richard Morant profile, IMDb.com; accessed 12 June 2016.
- ^ Drama Centre: watch this face アーカイブ 2014年3月2日 - ウェイバックマシン, blogs.arts.ac.uk, 22 March 2009; accessed 14 June 2016.
- ^ “2015年オリヴィエ賞、『ダウントン・アビー』ペネロープ・ウィルトンが最優秀主演女優賞に輝く”. 海外ドラマNAVI. (2015年4月15日) 2016年6月25日閲覧。
- ^ Kellaway, Kate (30 September 2001). “A study in emotion”. The Observer 25 August 2015閲覧。
- ^ Olga Craig (15 November 2008). “Penelope Wilton: an actress who epitomises all things quintessentially English”. Daily Telegraph 21 November 2012閲覧。
- ^ "No. 61608". The London Gazette (Supplement) (英語). 11 June 2016. p. B8.