御厨規三
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御厨 規三(みくりや のりぞう、1879年(明治12年)11月3日[1] – 1941年(昭和16年)8月20日[2])は、津市長、佐世保市長。族籍は佐賀県士族[3]。
経歴
佐賀県小城郡多久村(現在の多久市)に御厨利貞の長男として生まれる。1902年(明治35年)、第五高等学校大学予科第一部(法科)を卒業[3]。1906年(明治39年)、東京帝国大学法科大学独法科を卒業[1]。警視庁警部、台湾総督府警視、台湾総督府専売局煙草課長、南投庁長、高雄州内務部長を歴任した[1]。
1922年(大正11年)、津市長に選出され、1925年(大正14年)まで在任した[1]。翌年には東京市社会局長に就任し、1928年(昭和3年)まで在任した[4]。1930年(昭和5年)に佐世保市長に選出され、1934年(昭和9年)まで務めた。その後、第19回衆議院議員総選挙・第20回衆議院議員総選挙に出馬したが、当選を果たすことはできなかった[5][6]。
その他、滝乃川学園常務理事を務めた。
著書
- 警察法要論(1913年、清水書店)
- 台湾の警察要論(1915年、新高堂書店) - 石川忠一との共著
脚注
参考文献
- 第五高等学校編『第五高等学校一覧 明治34-35年』梅田平次郎、1889 - 1912年。
- 校友調査会編『帝国大学出身名鑑』校友調査会、1934年。
- 『昭和物故人名録』日外アソシエーツ、1983年。