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藤原忠彦

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藤原 忠彦
ふじわら ただひこ
生年月日 (1938-11-22) 1938年11月22日(85歳)[1][2]
出生地 日本の旗 日本長野県南佐久郡川上村[2]
出身校 日本航空高等学校[2]
前職 地方公務員(川上村職員)
称号 旭日重光章
配偶者 あり[3]

当選回数 4回
在任期間 2010年4月21日[1] - 2017年7月30日[1]

川上村長
当選回数 8回
在任期間 1988年2月27日[1] - 2020年2月26日[4]
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藤原 忠彦(ふじわら ただひこ、1938年昭和13年〉11月22日[1][2] - )は、日本政治家。元長野県川上村(8期)、元全国町村会長(4期)。

来歴

1938年(昭和13年)11月22日長野県南佐久郡川上村で出生[1][2]

長野県臼田高等学校中退[5]。農業に従事したのち[5]1961年(昭和36年)、大型トラクターの運転手として川上村の臨時職員に採用[2][3]。その2年後の1963年(昭和38年)に正規職員として採用され、議会事務局長、企画課長などを歴任[2][5]

1988年(昭和63年)、川上村長選挙に出馬し、初当選[2]。同年2月26日、川上村長に就任[1]

川上村長として独自の行政サービス実現に邁進し[3]、専用カードで24時間利用できるシステムを構築した「24時間図書館」の運用、高原野菜のための土壌開発・新種開発・機械化・ブランド創り・海外輸出、レタスの市況や気象などを伝えるケーブルテレビ局の開設、地元産カラマツを活用した中学校の建設、赤字だった民間バス路線をスクールバスの車両と運転手を活用して村営化し、黒字に転換するなど、先進的な取り組みを展開した[3][6][7]

2005年平成17年)1月22日、長野県町村会長に就任[1]

2010年(平成22年)、日本航空高等学校を卒業[2]

2010年(平成22年)4月21日全国町村会長に就任[1]。4期務め、環太平洋経済連携協定対策の基金創設を求める特別決議や道州制反対決議などを主導した[8]

2017年(平成29年)7月30日、全国町村会長を退任[1]。同月31日、全国町村会顧問に就任[1]

この他、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会顧問、第31次地方制度調査会委員、日本赤十字社理事、長野県社会福祉協議会会長などを歴任[5][9][10]

2019年令和元年)12月12日、任期満了に伴う川上村長選挙に出馬すると表明した[11]が、同月27日、一転して出馬しない意向を示し[12]2020年(令和2年)2月26日、退任[4]

2020年(令和2年)3月25日、長野県土地改良事業団体連合会会長に就任[13]

2021年(令和3年)4月29日旭日重光章を受章[14][15]

著書

  • 平均年収2500万円の農村 : いかに寒村が豊かに生まれ変わったか(2009年、ソリック)、ISBN 978-4-9045-2800-6

脚注

出典

  1. ^ a b c d e f g h i j k 村長プロフィール”. 川上村. 2017年8月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年6月13日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i 只見町 地域づくり後援会 「平均年収2500万円の農村!!川上村の軌跡”. 湯ら里. 2021年6月13日閲覧。
  3. ^ a b c d “藤原忠彦・長野県川上村長”. 時事ドットコム (時事通信社). (2014年9月1日). https://www.jiji.com/sp/v2?id=20140901top_interview32_24 2021年6月13日閲覧。 
  4. ^ a b 広報かわかみ No.151” (PDF). 川上村 (2020年7月24日). 2021年6月13日閲覧。
  5. ^ a b c d 金丸弘美氏(食総合プロデューサー) + 藤原忠彦氏(長野県川上村長)【長野県川上村の地方経済活性化戦略 ー 暮らしやすさを追究したコンパクトシティの創造】”. 八重洲ブックセンター. 2021年6月13日閲覧。
  6. ^ 藤原忠彦(ふじわらただひこ)”. 日本経営合理化協会. 2021年6月13日閲覧。
  7. ^ お知らせ 平均年収2500万円の農村 -いかに寒村が豊かに生まれ変わったか-”. 全国町村会 (2009年4月20日). 2021年6月13日閲覧。
  8. ^ “全国町村会の藤原会長退任 7月に任期満了”. 日本経済新聞 (日本経済新聞社). (2017年6月9日). https://www.nikkei.com/article/DGXLASFB09H13_Z00C17A6EA3000/ 2021年6月13日閲覧。 
  9. ^ 第1号議案 役員の選出について” (PDF). 日本赤十字社. 2021年6月13日閲覧。
  10. ^ “県社協会長に藤原忠彦川上村長 21日付(1/21)”. times-net (医療タイムス社). (2019年1月22日). http://times-net.info/nagano/entry-5600/ 2021年6月13日閲覧。 
  11. ^ “川上村長選 藤原村長、9選へ出馬表明 /長野”. 毎日新聞 (毎日新聞社). (2019年12月13日). https://mainichi.jp/articles/20191213/ddl/k20/010/136000c 2021年6月13日閲覧。 
  12. ^ “藤原・川上村長、8期で引退表明 /長野”. 毎日新聞 (毎日新聞社). (2019年12月28日). https://mainichi.jp/articles/20191228/ddl/k20/010/099000c 2021年6月13日閲覧。 
  13. ^ 水土里ネットながの情報 No.5 春号”. 長野県土地改良事業団体連合会 (2020年4月20日). 2021年6月13日閲覧。
  14. ^ 令和3年春の叙勲等”. 内閣府. 2021年6月13日閲覧。
  15. ^ 重光章受章者” (PDF). 内閣府. 2021年6月13日閲覧。
公職
先代
由井宗佑
川上村長
1988年 - 2020年
次代
由井明彦
先代
山本文男
全国町村会長
2010年 - 2017年
次代
荒木泰臣