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河信基

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河 信基(ハ・シンギ[1]、하신기、1946年[2] - )は、作家ジャーナリスト評論家兵庫県姫路市生まれ。

経歴

1971年、中央大学法学部卒業[3]朝鮮総連系新聞の朝鮮新報社記者、朝鮮大学校講座長(学科主任教授)を経て作家活動に入る。朴正煕を評価しながらも韓国による北朝鮮吸収には反対し、金正日の北朝鮮は経済重視をして、高度経済成長すると主張している[4]

天安沈没事件の際に、韓国国会推薦の専門委員3人、米国・オーストラリア・英国・スウェーデン4か国の専門家24人が参加して、科学捜査、爆発類型分析、船体構造管理、情報分析など調査活動を実施して北朝鮮の犯行だと指摘したが、「国防部が主導した名前だけの国際軍民調査団 の最終報告」「国際軍民合同調査団といっても、実質的な調査に当たっているのは韓国軍特殊部隊であ り、米英豪・スウェーデンの調査委員は結果を見せられているだけに過ぎない」と主張して北朝鮮を擁護した[5]

著書

単著

  • 『朝鮮が統一する日――盧泰愚大統領の挑戦』(日本評論社、1990年)
  • 『韓国を強国に変えた男 朴正煕――その知られざる思想と生涯』(光人社、1996年)
  • 『酒鬼薔薇聖斗の告白――悪魔に憑かれたとき』(元就出版社、1998年)
  • 『代議士の自決――新井将敬の真実』(三一書房、1999年)
  • 『韓国IT革命の勝利』(宝島社、2000年)
  • 『韓国を強国に変えた男 朴正煕――その知られざる思想と生涯』(光人社NF文庫、2004年5月)
  • 金正日の後継者は「在日」の息子ー日本のメディアが報じない北朝鮮「高度成長」論』(講談社、2004年12月)
  • 『証言「北」ビジネス裏外交--金正日と稲山嘉寛、小泉、金丸をつなぐもの』(講談社、2008年11月)
  • 『二人のプリンスと中国共産党 張作霖の直系孫が語る天皇裕仁・張学良・習近平』(彩流社、2015年12月)

共著

  • 『韓国』(「北朝鮮事情」、金両基監修、新潮社、1993年)
  • 『戦後世界の政治指導者50人』(「金日成」、大東文化大学戦後史研究会編、自由国民社、2002年)
  • 『酒鬼薔薇聖斗への手紙―生きていく人として』(宝島社、2003年)
  • 『朝鮮半島の和解・協力10年』(御茶ノ水書房2009年)

論文

  • 『法社会学における方法論上の若干の問題――「客観」概念の意義について』(日本法社会学会編「法意識の研究」、1983年)
  • 『韓中ソ国交正常化と日本――「同伴者」になりうるか』(岩波書店「世界」、1990年7月号)
  • 『南北朝鮮国連同時加盟――統一に不可欠な北朝鮮再建の視点』(毎日新聞社「エコノミスト」、1991年10月8日号)
  • 『金正日密封国家の権力構造』(産経新聞社「正論」、1994年9月号)
  • 『韓国の対日軍事シフトの意味』(「正論」、1994年12月号)
  • 『金正日後継問題を読み解く鍵』(「正論」、2004年4月号)
  • 『懐刀を切って賭けに出た金正日の成算』(「正論」、2004年7月号)
  • 『韓国核武装の悪夢』(「正論」、2004年12月号)
  • 『金正日と文鮮明の意外な関係』(「正論」、2005年3月号)

脚注

注釈

出典

  1. ^ 日本改革の今昔 首相を目指した在日 新井将敬彩図社公式サイト
  2. ^ 河信基講演依頼ドットコム
  3. ^ 河信基 プロフィールローソンHMV公式サイト
  4. ^ 金正日の後継者は「在日」の息子: 日本のメディアが報じない北朝鮮「高度成長」論p104,河信基,2004年
  5. ^ 韓国・天安艦沈没事件について(東本高志〕”. LaborNet Japan. 2019年8月24日閲覧。

外部リンク