金両基

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

金 両基(キム ヤンキ、1933年 - 2018年4月2日)は、在日韓国人演劇学者評論家。号・白翔。

来歴[編集]

東京都生まれ。早稲田大学文学部卒。哲学博士韓国中央大学客員教授、カリフォルニア・インターナショナル大学教授を経て、1987年静岡県立大学教授、常葉学園大学教授。1979年文化庁芸術祭優秀賞受賞。1984年ラジオたんぱ第一回アジア賞受賞。1995年韓国放送公社第3回KBS海外同胞賞特別賞受賞。2002年韓国政府から文化勲章。

2018年4月2日、突発性間質性肺炎のため死去[1]。84歳没。

著書[編集]

  • 『朝鮮の仮面』全3巻(新興美術出版、1965年 - 1967年)
  • 『朝鮮の芸能』(民俗民芸双書、岩崎美術社、1967年)
  • 『トケビにかったバウイ』(福音館書店こどものとも 1974年・朝鮮民話再話)
  • 『韓国の石仏』(写真:杉田徹、淡交社、1975年)
  • 『キムチとお新香 日韓比較文化考』(河出書房新社、1978年 / のち中公文庫
  • 『能面のような日本人』(ティビーエス・ブリタニカ、1981年 / のち中公文庫)
  • 『ハングルの世界』(中公新書、1984年)
  • 『韓国人か日本人か 今こそ在日同胞文化の創造を』(サイマル出版会、1986年)
  • 『韓国仮面劇の世界』(新人物往来社、1987年)
  • 『若い韓国人とつきあう法 国際化のABC Korean Japanese』(リヨン社、1987年)
  • 『韓国の史を歩く 歴史・美術ガイド』(みずうみ書房、1988年)
  • 『物語韓国史』(中公新書、1989年)
  • 『オンドルと畳 日韓比較文化論』(大和書房、1990年)
  • 『いま日本と韓国を考える どうすれば真の「共生」ができるのか』(大和出版、1992年)
  • 『韓国神話』(青土社、1995年)
  • 『ふだん着の人権論』(明石書店、1997年)
  • 『日本の文化韓国の習俗 比較文化論』(明石書店、1999年)
  • 『韓国人のまっかなホント』(マクミランランゲージハウス、2000年)
  • 『キム先生の人権のおはなし 感性にひびく48章』(明石書店、2003年)

共編著[編集]

  • 『異文化との出会い』(辻村明共編、国際関係学双書、北樹出版、1988年)
  • 『アジアから見た日本』(河出書房新社、1994年)
  • 『海峡は越えられるか 日韓歴史論争』(櫻井よしこ共著、中央公論社、1997年 / のち文庫)
  • 『日韓いがみあいの精神分析』(岸田秀共著、中央公論社、1998年 / のち文庫)
  • 『韓国の歴史を知るための66章』編著(エリア・スタディーズ、明石書店、 2007年)

翻訳[編集]

  • 林永周編著『韓国文様事典』(河出書房新社、1988年) - 編訳
  • 河宇鳳『朝鮮王朝時代の世界観と日本認識』監訳, 小幡倫裕訳 明石書店 2008

脚注[編集]

  1. ^ 金両基元静岡県立大教授死去 「朝鮮通信使」遺産登録に力 静岡新聞、2018年4月4日