カントリー・ライフ
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『カントリー・ライフ』 | ||||
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ロキシー・ミュージック の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 1974年7月-8月 | |||
ジャンル | アート・ロック | |||
時間 | ||||
レーベル |
アイランド(オリジナル盤) EG(リイシュー盤) アトコ(オリジナル盤) リプリーズ(リイシュー盤) | |||
プロデュース |
ロキシー・ミュージック ジョン・パンター | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
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ロキシー・ミュージック アルバム 年表 | ||||
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『カントリー・ライフ』(Country Life)は、ロキシー・ミュージックが1974年に発表したアルバム。通算4作目。
解説
『フォー・ユア・プレジャー』以降のアルバム制作に協力してきたレコーディング・エンジニアのジョン・パンターが、本作では共同プロデューサーとしてもクレジットされている。2人の女性モデルがシースルーの下着を着ているジャケット写真が物議を醸し、アメリカでは袋入りで販売され、ドイツでは1人のモデルの顔をアップにした写真に差し替えられ、カナダでは女性2人を消すといった措置が取られた[1]。なお、この2人のモデルは、「ビター・スウィート」の作詞にも協力(歌詞の一部をドイツ語に翻訳した)。モデルの1人はカンのギタリスト、ミヒャエル・カローリの妹である。なお、カバーのモデルは性転換者であるというデマが流れている。
ロキシー・ミュージックのアルバムとしては初めて、アメリカのアルバムチャートでトップ40入りを果たした。「オール・アイ・ウォント・イズ・ユー」[2]はシングル・カットされ、母国イギリスのシングル・チャートで12位。「カサノヴァ」は、ブライアン・フェリーのソロ・アルバム『レッツ・スティック・トゥゲザー』(1976年)でセルフカヴァーされた。
「『ローリング・ストーン』誌が2003年に選出したオールタイム・グレイテスト・アルバム500」で387位にランク・イン[3]。
収録曲
特記なき楽曲はブライアン・フェリー作。
- 「ザ・スリル・オブ・イット・オール」 - "The Thrill of It All" - 6:24
- 「スリー・アンド・ナイン」 - "Three and Nine" (フェリー、アンディ・マッケイ) - 4:04
- 「オール・アイ・ウォント・イズ・ユー」 - "All I Want Is You" - 2:53
- 「アウト・オブ・ザ・ブルー」 - "Out of the Blue" (フェリー、フィル・マンザネラ) - 4:46
- 「イフ・イット・テイクス・オール・ナイト」 - "If It Takes All Night" - 3:12
- 「ビター・スウィート」 - "Bitter-Sweet" (フェリー、マッケイ) – 4:50
- 「トリプティック (聖なる3枚の絵)」 - "Triptych" - 3:09
- 「カサノヴァ」 - "Casanova" - 3:27
- 「ア・リアリー・グッド・タイム」 - "A Really Good Time" - 3:45
- 「プレイリー・ローズ」 - "Prairie Rose" (フェリー、マンザネラ) - 5:12
パーソネル
ロキシー・ミュージック
- ブライアン・フェリー - ボーカル、キーボード、ハーモニカ
- ジョン・ガスタフソン - ベース
- エディ・ジョブソン - ヴァイオリン、シンセサイザー、キーボード ※エドウィン・ジョブソンとクレジット
- アンディ・マッケイ - オーボエ、サクソフォーン ※アンドリュー・マッケイとクレジット
- フィル・マンザネラ - ギター
- ポール・トンプソン - ドラム
スタッフ
- ジョン・パンター - レコーディング・エンジニア
- ロンドン・Air Studioにて1974年に録音
脚注
- ^ 日本盤CD(VJCP-3340)ライナーノーツ(大鷹俊一、1993年)
- ^ 当時のシングル邦題は「オール・アイ・ウォント」。
- ^ Country Life | Rolling Stone Music | Lists
外部リンク
- Country Life - Discogs (発売一覧)