コンテンツにスキップ

イリノイ大学ウィラード空港

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。Baudanbau20 (会話 | 投稿記録) による 2021年6月30日 (水) 10:44個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (コメントの閉じ忘れ)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

イリノイ大学ウィラード空港
University of Illinois Willard Airport
IATA: CMI - ICAO: KCMI
概要
所在地 イリノイ州トロノ郡区
母都市 シャンペーン=アーバナ都市圏
種類 公共
運営者 イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校
標高 230 m (754 ft)
座標 北緯40度02分21秒 西経88度16分41秒 / 北緯40.03917度 西経88.27806度 / 40.03917; -88.27806座標: 北緯40度02分21秒 西経88度16分41秒 / 北緯40.03917度 西経88.27806度 / 40.03917; -88.27806
公式サイト https://iflycu.com/
滑走路
方向 ILS 長さ (m) 表面
4/22 あり 1,981 コンクリート
14L/32R 2,469 コンクリート
14R/32L 1,163 アスファルト
リスト
空港の一覧
テンプレートを表示

イリノイ大学ウィラード空港(イリノイだいがくウィラードくうこう)(IATA: CMIICAO: KCMIFAA LID: CMI) は、アメリカ合衆国イリノイ州シャンペーン郡トロノ郡区のサボイ村南部に存在する空港イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校が所有および運営する空港で、イリノイ大学の元学長アーサー・カッツ・ウィラードにちなんで名付けられた。 本空港の面積は 1,799エーカー (7.28 km2) で、3本の滑走路を持つ。

この空港はシャンペーン郡内で年間合計74,325,994ドルの経済効果があり、年間559.2FTEの雇用を直接的または間接的に創出している[2]

歴史

この空港は1945年10月26日に開港し、定期便の運行は1954年に始まった[3]。 1960年に建てられたターミナルビル[4]は、現在のターミナルが1987年に完成するまで使用されていた[5]。 1963年と1969年には本空港がイリノイ州で2番目に混雑する空港となった[4]

2014年まで、空港には研究機関とパイロット養成機関を兼ねたイリノイ大学航空研究所[訳語疑問点]の拠点であった。 大学評議会は、入学した学生が学習を完了できるようにするが、機関を閉鎖すると投票によって2011年に決定した。 2013年、大学は機関のパイロット養成機能を地元のコミュニティ・カレッジであるパークランドカレッジに移譲することに合意した。 [6]大学は引き続き空港を運営しており、その運営に対して年間433,000ドルの助成金を提供している[7]

本空港のトラフィック は2005年から2013年にかけて大幅に減少した。 FAAが発表したデータによると、2005年の旅客搭乗数が132,077名であるのに対し2013年は84,853名であった[8]TRACONによる管制とタワーによる管制を合わせた総管制回数も、2005年の123,341回に対し2013年には54,653回まで減少した[9]

2013年、本空港は政府の統計で定時到着率が320空港中285位に位置付けられた。 2013年1月から2014年11月にかけては、4便に1回の割合で15分以上の遅延もしくは欠航が発生した。 [10]

事件・事故・インシデント

1998年1月21日、ビル・クリントン大統領の搭乗するエアフォースワンが本空港で立ち往生し、SAM 26000が予備機として派遣された[11][12]

就航路線

ウィラード空港のターミナルビル

2010年8月31日にデルタ航空が本空港への便を廃止した[13]。 2012年1月6日、ビジョン航空も3週間運行していた本空港への便を廃止した[14]。 2018年9月5日には、ユナイテッド航空も1年間運行していた本空港への便を終了した[15]

国内線

参考文献

  1. ^ UNIVERSITY OF ILLINOIS-WILLARD”. FAA. 2021年6月4日閲覧。
  2. ^ Economic Impact Report: University of Illinois - Willard Airport”. 2021年6月5日閲覧。
  3. ^ Airport History”. University of Illinois Willard Airport. 2021年6月3日閲覧。
  4. ^ a b Urbana Courier clipping file”. 2011年5月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。 Template:Cite webの呼び出しエラー:引数 accessdate は必須です。
  5. ^ University Office for Facilities Planning and Programs: Willard Airport”. 2008年2月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。 Template:Cite webの呼び出しエラー:引数 accessdate は必須です。
  6. ^ Des Garennes, Christine (2013年9月18日). “Parkland OKs aviation agreement with UI”. The News Gazette. オリジナルの2015年4月19日時点におけるアーカイブ。. https://www.webcitation.org/6XuOAfqVm?url=http://www.news-gazette.com/news/local/2013-09-18/parkland-oks-aviation-agreement-ui.html 2015年4月19日閲覧。 
  7. ^ Wurth, Julie (2014年12月5日). “Willard Airport task force's plan on way to Wise”. The News Gazette. オリジナルの2015年4月19日時点におけるアーカイブ。. https://www.webcitation.org/6XuQczTQf?url=http://www.news-gazette.com/news/local/2014-12-05/willard-airport-task-forces-plan-way-wise.html 2015年4月19日閲覧。 
  8. ^ Passenger Boarding (Enplanement) and All-Cargo Data for U.S. Airports”. FAA (June 2014). 12 April 2015閲覧。
  9. ^ Air Traffic Activity System (ATADS) – Airport Operations”. FAA. 12 April 2015閲覧。
  10. ^ Liu, Lucy; Holly, Robert (2015年1月23日). “Delays, Cancellations Plague Willard”. The News Gazette. オリジナルの2015年4月19日時点におけるアーカイブ。. https://www.webcitation.org/6XuQ7WSUg?url=http://www.news-gazette.com/news/local/2015-01-23/delays-cancellations-plague-willard.html 2015年4月19日閲覧。 
  11. ^ President's Plane Gets Stuck In The Mud”. CNN.com (January 28, 1998). 2021年6月3日閲覧。
  12. ^ First 'Air Force One' To Be Retired - March 18, 1998”. edition.cnn.com. 2021年6月3日閲覧。
  13. ^ Dodson, Don (June 30, 2010). “Delta to end service at Willard on Aug. 31”. The News-Gazette. 2018年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。 Template:Cite webの呼び出しエラー:引数 accessdate は必須です。
  14. ^ http://www.news-gazette.com/news/politics-and-government/2011-12-18/visions-final-flight-just-weeks-after-first.html
  15. ^ United discontinuing service to Willard” (July 2, 2018). 2021年6月3日閲覧。
  16. ^ Flight Tracker”. Willard Airport. 2021年6月4日閲覧。

関連項目

外部リンク