ザガイン地方域
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စစ်ကိုင်းတိုင်းဒေသကြီး ザガイン地方域 (MLCTS: sackuing: tuing:) | |
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州都 | ザガイン |
地域 | 北西部 |
面積 | 93,704.5 km² |
人口 | 5,325,347(2014年) |
民族 | ビルマ族、シャン族、ナガ族、チン族 |
宗教 | 仏教、キリスト教、アニミズム |
ザガイン地方域(ザガインちほういき)は、ミャンマーの行政区画である。チンドウィン川の流域に位置する。
歴史
ピューが紀元1世紀にザガイン地方域の地方に居住したことが記録に残っている最初の民族である。ビルマ族が上ビルマに最初に移住したのは9世紀である。おそらく11世紀中頃、アノーヤター (1044年 - 1077年) が現在のミャンマーを包含するパガン王朝を建国した時、この地域はパガン王朝の支配下に入った。
1287年のパガン王朝の滅亡後、上ビルマの北西部はビルマ族化したシャン族の王族に統治されるザガイン王国(1315年 - 1364年)と、その後のシャン族の王族に統治されるアヴァ王朝(1364年 - 1555年)の支配下に入り、ビルマ族の王族に統治されるタウングー王朝(1555年 - 1752年)の時代を迎えた。そしてシュウェボのアラウンパヤー王によって築かれたコンバウン王朝 (1752–1885)が、1885年に植民地化されてイギリス領ビルマになる前の最後のビルマ族の王朝である。1948年1月、ビルマ連邦が独立すると、この地域はザガイン地方域となった。
2012年11月29日、en:Salingyi Townshipのレパダウン銅山(Letpadaung copper mine)の開発に対する住民抗議が起こり、治安当局が強制排除を実施した[1]。
地理
ミャンマーの北西部に位置し、カチン州、シャン州、マンダレー地方域、マグウェ地方域、チン州、インドのナガランド州およびインドのマニプル州に接する。
行政区画
- カムティ県 - (Singkaling Hkamti)
- カレ県 - カレミョ
- カタ県 - (カタ)
- モーライク県 - (モーライク)
- モンユワ県 - (モンユワ)
- ザガイン県 - (ザガイン)
- シュウェボ県 - (シュウェボ)
- タム県 - (タム)
- ナガ自治区 - (Lahe)
脚注
- ^ “「政治家」スー・チー氏に試練 銅鉱山開発の是非判断へ”. 日本経済新聞. (11 December 2012) 2 February 2013閲覧。