2024年のF1アカデミー

2024年のF1アカデミー
前年:	2023	翌年:	2025
ペアレントシリーズ 2024年のF1世界選手権 2024年のFIA F2選手権 2024年のFIA F3選手権

2024年のF1アカデミーは、F1アカデミー（英語版）の2年目のシーズン。

フォーミュラ4レベルのレーシングシリーズである。3月8日にサウジアラビアのジッダ市街地コースで開幕し、12月8日にアラブ首長国連邦のヤス・マリーナ・サーキットで閉幕する。

エントリー[編集]

参戦ドライバーの数は15人。全車がアバルト製の1.4L 直列4気筒ターボエンジンを搭載したタトゥース製のF4-T421のシャーシを使い、ピレリが供給するタイヤを使用する。

エントラント名	No.	ドライバー	サポーティングチーム/スポンサー	出走記録
ロダン・モータースポーツ	3	ローラ・ロヴィンフォス	シャーロット・ティルベリー	1-2
	9	アビー・プリング	アルピーヌ	1-2
	17	ジェシカ・エドガー	-^[a]	1-2
MPモータースポーツ	7	エメリー・デ・ヒュース	レッドブル・フォード^[b]	1-2
	8	ハムダ・アル・クバイシ	レッドブル	1-2
	88	アムナ・アル・クバイシ	RB	1-2
カンポス・レーシング	14	クロエ・チェンバース	ハース	1-2
	15	キャリー・シュライナー	キック・ザウバー	1-2
	30	ネレア・マルティ	トミーヒルフィガー	1-2
ARTグランプリ	16	ビアンカ・ブスタマンテ	マクラーレン	1-2
	22	アウレリア・ノーベルズ	プーマ^[c]	1-2
	57	リア・ブロック	ウィリアムズ	1-2
プレマ・レーシング	19	ティナ・ハウスマン	アストンマーティン	1-2
	28	ドリアーヌ・ピン	メルセデス	1-2
	64	マヤ・ヴェウク	フェラーリ	1-2

ワイルドカードエントリー[編集]

No.	ドライバー	サポーティングチーム/スポンサー	出走記録
18	リーマ・ジュファリ	MUHRA	1
77	コートニー・クローン	QVC	2

2024年シリーズはワイルドカードエントリーが追加された。プレマからの参戦となり、ドライバーズ・チャンピオンシップのポイントが与えられる。

ドライバーの変更[編集]

開幕前

プレマは、昨年のF1アカデミーチャンピオンであり、今季のFRECAに参戦するマルタ・ガルシアが離脱し、ティーナ・ハウスマンを起用した。アストンマーティンがサポートする^[1]。
ロダンは、昨年のF1アカデミーに参戦していたアビー・プリングを起用した。アルピーヌがサポートする。
ARTグランプリは、昨年のF1アカデミーに参戦していたビアンカ・ブスタマンテを起用した。マクラーレンがサポートする^[2]。チームメイトとして、アメリカのラリーに参戦していたリア・ブロックを起用した。ウィリアムズがサポートする^[3]。

カレンダー[編集]

2024年カレンダーは7ラウンドで開催され、全戦がF1のサポートレースとして開催される^[4]。

ラウンド	サーキット	レース1	レース2
1	ジッダ市街地コース, ジッダ	3月8日	3月9日
2	マイアミ・インターナショナル・オートドローム, マイアミ	5月4日	5月5日
3	カタロニア・サーキット, ムンマロー	6月22日	6月23日
4	ザントフォールト・サーキット, ザントフォールト	8月24日	8月25日
5	シンガポール市街地コース, シンガポール	9月21日	9月22日
6	ルサイル・インターナショナル・サーキット, ルサイル	11月30日	12月1日
7	ヤス・マリーナ・サーキット, アブダビ	12月7日	12月8日

結果[編集]

レース[編集]

ラウンド		サーキット	ポールポジション	ファステストラップ	優勝者	優勝エントラント
1	R1	ジッダ市街地コース	ドリアーヌ・ピン	アビー・プリング	ドリアーヌ・ピン	プレマ・レーシング
1	R2	ジッダ市街地コース	ドリアーヌ・ピン	ドリアーヌ・ピン	アビー・プリング	ロダン・モータースポーツ
2	R1	マイアミ・インターナショナル・オートドローム	アビー・プリング	ビアンカ・ブスタマンテ	アビー・プリング	ロダン・モータースポーツ
2	R2	マイアミ・インターナショナル・オートドローム	アビー・プリング
3	R1	カタロニア・サーキット
3	R2	カタロニア・サーキット
4	R1	ザントフォールト・サーキット
4	R2	ザントフォールト・サーキット
5	R1	シンガポール市街地コース
5	R2	シンガポール市街地コース
6	R1	ルサイル・インターナショナル・サーキット
6	R2	ルサイル・インターナショナル・サーキット
7	R1	ヤス・マリーナ・サーキット
7	R2	ヤス・マリーナ・サーキット

ドライバーズ・チャンピオンシップ[編集]

順位	1位	2位	3位	4位	5位	6位	7位	8位	9位	10位	PP	FL
ポイント	25	18	15	12	10	8	6	4	2	1	2	1

順位	ドライバー	JED		MIA		CAT		ZAN		SIN		LUS		YMC		ポイント
順位	ドライバー	R1	R2	R1	R2	R1	R2	R1	R2	R1	R2	R1	R2	R1	R2	ポイント
1	アビー・プリング	2	1													44
2	マヤ・ヴェウク	3	2													33
3	ドリアーヌ・ピン	1	9													32
4	ビアンカ・ブスタマンテ	5	6													18
5	ネレア・マルティ	14†	3													15
6	クロエ・チェンバース	4	10													13
7	ジェシカ・エドガー	15	4													12
8	ハムダ・アル・クバイシ	9	5													12
9	ティナ・ハウスマン	6	13													8
10	キャリー・シュライナー	10	7													7
11	アウレリア・ノーベルズ	7	Ret													6
12	アムナ・アル・クバイシ	13	8													4
13	ローラ・ロヴィンフォス	8	Ret													4
14	リア・ブロック	16†	11													0
15	リーマ・ジュファリ	11	Ret													0
16	エメリー・デ・ヒュース	12	12													0
順位	ドライバー	R1	R2	R1	R2	R1	R2	R1	R2	R1	R2	R1	R2	R1	R2	ポイント
順位	ドライバー	JED		MIA		CAT		ZAN		SIN		LUS		YMC		ポイント

チームズ・チャンピオンシップ[編集]

順位	チーム	車番	JED		MIA		CAT		ZAN		SIN		LUS		YMC		ポイント
順位	チーム	車番	R1	R2	R1	R2	R1	R2	R1	R2	R1	R2	R1	R2	R1	R2	ポイント
1	プレマ・レーシング	19	6	13													73
		28	1	9
		64	3	2
2	ロダン・モータースポーツ	3	8	Ret													60
		9	2	1
		17	15	4
3	カンポス・レーシング	14	4	10													35
		15	10	7
		30	14†	3
4	ARTグランプリ	16	5	6													24
		22	7	Ret
		57	16†	11
5	MPモータースポーツ	7	12	12													16
		8	9	5
		88	13	8
順位	チーム	車番	R1	R2	R1	R2	R1	R2	R1	R2	R1	R2	R1	R2	R1	R2	ポイント
順位	チーム	車番	JED		MIA		CAT		ZAN		SIN		LUS		YMC		ポイント

ノート[編集]

・†–ドライバーはリタイアしレースを完走できなかったものの、レース距離の90％以上を完了したため規定により完走扱い。

脚注[編集]

[脚注の使い方]

注釈[編集]

^ エドガーはF1アカデミーがサポートを行い参戦する。
^ デ・ヒュースはレッドブル・アカデミー・プログラムのドライバーだが、F1チームからのサポートを受けない。
^ ノーベルズはフェラーリ・ドライバー・アカデミーのドライバーだが、F1チームからのサポートを受けない。

出典[編集]

^ “アストンマーチンF1、ティーナ・ハウスマンを2024年F1アカデミードライバーに指名”. Formula1-Data. 2023年11月24日閲覧。
^ “マクラーレンの育成プログラムに18歳の女性ドライバー、ビアンカ・ブスタマンテが加入。来年のF1アカデミーも参戦継続”. auto sport Web (2023年10月19日). 2023年10月31日閲覧。
^ “故ケン・ブロックの娘リアがウイリアムズ育成入り。2024年のF1アカデミーに参戦へ”. jp.motorsport.com (2023年11月16日). 2023年11月17日閲覧。
^ “F1アカデミー、2024年の開催スケジュールを発表。全戦がF1のサポートイベントに”. auto sport Web (2023年10月18日). 2023年10月18日閲覧。

外部リンク[編集]

公式ウェブサイト（英語）

[1] エドガーはF1アカデミーがサポートを行い参戦する。

[2] デ・ヒュースはレッドブル・アカデミー・プログラムのドライバーだが、F1チームからのサポートを受けない。

[3] ノーベルズはフェラーリ・ドライバー・アカデミーのドライバーだが、F1チームからのサポートを受けない。

[4] “アストンマーチンF1、ティーナ・ハウスマンを2024年F1アカデミードライバーに指名”. Formula1-Data. 2023年11月24日閲覧。

[5] “マクラーレンの育成プログラムに18歳の女性ドライバー、ビアンカ・ブスタマンテが加入。来年のF1アカデミーも参戦継続”. auto sport Web (2023年10月19日). 2023年10月31日閲覧。

[6] “故ケン・ブロックの娘リアがウイリアムズ育成入り。2024年のF1アカデミーに参戦へ”. jp.motorsport.com (2023年11月16日). 2023年11月17日閲覧。

[F1Academy_calendar-7] “F1アカデミー、2024年の開催スケジュールを発表。全戦がF1のサポートイベントに”. auto sport Web (2023年10月18日). 2023年10月18日閲覧。

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