高遠弘美

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高遠 弘美(たかとお ひろみ、男性、1952年3月22日[1] - )はフランス文学者翻訳家明治大学商学部教授。日本フランス語フランス文学会、日本比較文学会、中村真一郎の会、日本文芸家協会、各会員[2]

長野県生まれ。1974年早稲田大学文学部仏文科卒、1984年同大学院博士課程満期退学。

1990年、山梨県立女子短期大学国際教養科助教授[3]。1999年、山梨県立女子短期大学国際教養科教授[4]。2000年、明治大学商学部助教授[5]。2002年、明治大学商学部教授[6]。2010年、日本文芸家協会会員[7]

マルセル・プルーストが専門だが、矢野峰人を敬愛し、井村君江らと「矢野峰人選集」の編纂に当たった。ほかに、日本文学や美術に関するエッセーなども多数執筆している。また、ロミが執筆したものを中心にした「突飛なものの歴史・百科」的な書籍の翻訳を多数、担当している。

マルセル・プルーストの代表作「失われた時を求めて」の翻訳出版を、2010年9月より光文社古典新訳文庫(全14巻予定)で行っている。

著書[編集]

  • 『乳いろの花の庭から エッセイ』ふらんす堂 1998
  • 『プルースト研究 言葉の森のなかへ 論文集』駿河台出版社 1999
  • 『七世竹本住大夫 限りなき藝の道』講談社、2013

共編著[編集]

  • 『世界のいまを知るために』駿河台出版社 1995
  • 『矢野峰人選集 1 』共編著、国書刊行会 2007
  • 『七世竹本住大夫 私が歩んだ90年』共編著、講談社、2015

翻訳[編集]

  • ロミ『突飛なるものの歴史』作品社 1993
  • ロミ『悪食大全』作品社 1995
  • ロミ、ジャン・フェクサス『おなら大全』作品社 1997
  • ロミ『乳房の神話学』青土社 1997/角川ソフィア文庫 2016
  • ジャン・フェクサス『うんち大全』作品社 1998
  • ジャン=クロード・カリエール、G.ベシュテル『珍説愚説辞典』国書刊行会 2003
  • ロミ、ジャン・フェクサス『でぶ大全』作品社 2005
  • ドミニク・ノゲーズ『人生を完全にダメにするための11のレッスン』青土社 2005
  • ドミニック・ラティ『お風呂の歴史』白水社・文庫クセジュ 2006
  • プルースト『消え去ったアルベルチーヌ』光文社古典新訳文庫 2008
  • ポーリーヌ・レアージュ『完訳 Oの物語』学習研究社 2009
  • ロミ『完全版 突飛なるものの歴史』平凡社 2010
  • プルースト 「失われた時を求めて(1) 第一篇 スワン家のほうへⅠ」 光文社古典新訳文庫 2010.9
  • 「失われた時を求めて(2) 第一篇 スワン家のほうへⅡ」 光文社古典新訳文庫 2011.12
  • 「失われた時を求めて(3) 第二篇 花咲く乙女たちのかげにI」 光文社古典新訳文庫 2013.3
  • 「失われた時を求めて(4) 第二篇 花咲く乙女たちのかげにⅡ」 光文社古典新訳文庫 2016.1

脚注[編集]

  1. ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.325
  2. ^ 日外アソシエーツ現代人物情報
  3. ^ 読売人物データベース
  4. ^ 読売人物データベース
  5. ^ 読売人物データベース
  6. ^ 読売人物データベース
  7. ^ 読売人物データベース

参考[編集]