高山師門

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
高山 師門
Shimon Takayama
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1990-04-22) 1990年4月22日(34歳)
出身地 東京都
身長 188cm (6 ft 2 in)[1]
体重 85kg (187 lb)[1]
キャリア情報
出身 東海大菅生高校
東海大学
ポジション PF
背番号歴 35
選手経歴
2013-2014
2014-2020
アースフレンズ東京
アースフレンズ東京Z
受賞歴
  • NBDLオールスターゲーム出場 (2015)
  • NBA Dリーグトライアウト一次選考通過(2016)
  • 日本代表 まだ無い
選手情報 ウィキデータを編集 B.LEAGUE.jp

高山 師門(たかやま しもん、1990年4月22日 - )は日本のプロバスケットボール選手である。身長188cm、体重85kgで、ポジションはパワーフォワード[1]Bリーグ・B2のアースフレンズ東京Zに所属していた。

東海大学卒業後の2013年に、当時アマチュアチームだったアースフレンズ東京に入団。翌2014年にチームがNBDLに参入し「アースフレンズ東京Z」に改名すると同時に、高山もプロ選手となる。2015年にはNBDLオールスターゲームに出場し、また2016年8月にはNBAデベロップメント・リーグのトライアウトにBリーグより派遣された。

経歴[編集]

東京都出身。中学校でバスケットボールを始め、2005年の都道府県対抗ジュニアバスケットボール大会では東京都代表チームに選抜された[2][3]

中学卒業後は東海大菅生高校に進み、2007年の国体では東京都チームの一員として3位入賞に貢献、2007年と2008年のウィンターカップではベスト8に進出した[2]

その後東海大学バスケットボール部に進み、4年次となる2012年には副キャプテンに就任[2]。この年のインカレでは、決勝戦で青山学院大学を71-57で破り優勝。高山は試合時間残り1分で出場し、最後の得点を挙げた[4]

2013年に大学を卒業し、クラブチームのアースフレンズに加わり、社会人向けバスケットボールチームのコーチとして指導を行いながら、選手として競技を続け、この年の全国クラブ選手権ベスト16に貢献した[4]。またこの年、チームのNBDL参入が承認され、高山は翌2014年よりプロ選手となった。

NBDL 2014-15シーズン、高山は32試合に出場し、1試合平均11.2得点、7.1のリバウンドを記録した。この年のオールスターゲームにファン投票フォワード部門1位で選出された[5]

NBDL 2015-16シーズンは35試合に出場、1試合平均10.7得点を記録した。シーズン終了後の2016年8月、Bリーグの事業の一環としてNBAデベロップメント・リーグのトライアウトに畠山俊樹並里成と共に派遣され、3人の内でただひとり1次選考を通過した[6]

Bリーグ・B2 2016-2017シーズン、キャプテンに就任、60試合に出場し、1試合平均7.3得点、5.2のリバウンドを記録した。これまで苦手としていた3ポイントも53.8%の成功率を収め、外からも得点出来るパワーフォワードとして相手チームに脅威を与え始めた 

個人成績[編集]

略称説明
  GP 出場試合数   GS  先発出場試合数  MPG  平均出場時間
 FG%  フィールドゴール成功率  3P%  スリーポイント成功率  FT%  フリースロー成功率
 RPG  平均リバウンド  APG  平均アシスト  SPG  平均スティール
 BPG  平均ブロック   TO  平均ターンオーバー  PPG  平均得点
 太字  キャリアハイ  *  リーグリーダー  †  優勝シーズン
シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG TO PPG
2014-15 東京Z 32 24 26.6 54.2 0.0 80.4 7.4 1.0 0.8 0.3 0.9 11.2
2015-16 東京Z 35 27 26.4 51.6 50.0 75.7 6.1 0.8 0.7 0.1 1.3 10.7
2016-17 東京Z 60 58 24.9 48.4 53.8 80.5 5.2 0.8 0.6 0.2 0.8 7.3

脚注[編集]

  1. ^ a b c 高山 師門”. アースフレンズ東京Z. 2016年9月6日閲覧。
  2. ^ a b c 高山師門”. アースフレンズ東京. 2016年9月6日閲覧。
  3. ^ 男子 東京都Bメンバー紹介”. 第18回都道府県対抗ジュニアバスケットボール大会 公式サイト. 日本バスケットボール協会. 2016年9月6日閲覧。
  4. ^ a b コラム 高山師門「挫折と負けん気を成長の糧に」”. アースフレンズ東京Z (2014年10月3日). 2016年9月6日閲覧。
  5. ^ 松原貴実 (2015年1月21日). “目指すは「NBLを下から突き上げるリーグ」 今、NBDLがおもしろい!”. Basketball Spirits. アートグラフィック新潟. 2016年9月6日閲覧。
  6. ^ “トライアウトに高山師門ら3人 NBA下部Dリーグ”. 日刊スポーツ. (2016年8月15日). https://www.nikkansports.com/sports/news/1695241.html 2016年9月6日閲覧。 

外部リンク[編集]