類塾
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類塾(るいじゅく)とは、類グループが運営する大阪府・奈良県に68教室を持つ学習塾である。
概要[編集]
類グループの一企業で、公立高校の大阪府旧第一学区・第二学区・第三学区および奈良県に教室を展開している。
2014年、【教える教育は終わった】をモチーフに、講師が一方的に解説する講義型授業から、生徒がグループで課題を調べ、議論し、解決していく【追求型授業】に移行。
2017年には、「追求心の塊である赤ん坊はみんな天才。赤ん坊のころの追求心を取り戻せば、誰でも天才になれる」というコンセプトのもと、追求型授業を進化させた「天才教室」を開講した。
沿革[編集]
- 1972年 - 類設計室創立
- 1975年 - 東豊中に第1号教室(現東豊中教室)を開設
- 1983年 - 類塾公開実力テスト開始
- 1990年 - 旧・第2学区(三島地区)に進出 茨木進学コース導入
- 2006年 - 類塾ネット開設
- 2010年 - 旧・第3学区に進出
- 2013年 - 奈良県に進出
- 2016年 - 実現塾を開講
- 2016年 - 探求講座開講
- 2017年 - 天才教室開講
- 2018年 - 類塾公開実力テストが類塾公立模試に変更
- 2019年 - 類学舎開学
- 2021年 - 本脳一貫教育を開講
不祥事[編集]
2017年7月、類塾は講師ら社員の大半を取締役に就かせることで残業代を支払わなかったとして、相次いで訴訟を起こされていると報道された[1][2]。報道によると、同社は「誰もが会社運営に関与する」との方針で400人以上の社員を取締役に就かせ、残業代を支払っていなかった[1]。しかし2009年以降、数十人の元講師が残業代の支払いを請求[1]。2015年7月、元講師が残業代を求めた訴訟で、京都地裁は同社が社員の出退勤を厳格に管理していることなどから、元講師を「労働基準法上の労働者」と認め、ほぼ請求通り約1200万円の支払いを同社に命じ、最高裁で確定した[1]。
脚注[編集]
- ^ a b c d “「残業代ない「名ばかり取締役」 塾の元講師、提訴相次ぐ”. 朝日新聞. 2017年7月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年4月24日閲覧。
- ^ “大阪・奈良「類塾」 講師を「名ばかり取締役」 退職者ら提訴 京都地裁「労働者」認定、1200万円命令”. 毎日新聞. 2022年4月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年4月24日閲覧。