静岡県道189号三ツ峰落合線
ナビゲーションに移動
検索に移動
静岡県道189号三ツ峰落合線(しずおかけんどう189ごう みつみねおちあいせん)は、静岡県静岡市葵区落合と笠張峠とを結ぶ、一般県道である。
概要[編集]
静岡市葵区の北部を通る道路であり、大半の区間が山道になっている。
静岡市街から井川地区へアクセスする場合、大日峠を越える静岡県道27号井川湖御幸線を通過するルートと、この道路および静岡県道60号南アルプス公園線を使い富士見峠を越えるルートの2つが考えられるが、大日峠のルートは旧道であり、後者のルートのほうが距離や走りやすさにおいて優れているため、現在はこの後者がメインルートとされる。なお、路線バスも後者のルートを通過する(後述)。
ただし、大日峠ルートよりも整備されているとはいえ、急カーブや急勾配が連続する険しい道路である。また、冬期はチェーン規制が行われることがある。
笠張峠で静岡県道60号南アルプス公園線と接続する。
路線データ[編集]
- 起点:静岡市葵区井川(静岡県道60号南アルプス公園線交点)
- 終点:静岡市葵区落合(静岡県道27号井川湖御幸線交点)
- 総延長:19.4km
沿革[編集]
- 1969年10月21日: 認定
- 2018年6月20日: 静岡市とJR東海は、リニア中央新幹線の工事車両の通行ルートとして県道三ツ峰落合線にトンネルを整備し、JR東海が工事費用を全額負担することで基本合意したと発表した[1]。
通過する自治体[編集]
接続道路[編集]
- 静岡県道60号南アルプス公園線(静岡市葵区口坂本:笠張峠 (三ツ峰麓) )
- 静岡県道27号井川湖御幸線(静岡市葵区落合)
沿線の施設等[編集]
- 笠張峠:標高1049m
- 西河内川
- 権現滝
- 横沢バス停(葵区横沢)
- しずてつジャストラインのバス停だが、静岡市街から来るバスはここが終点となる。井川方面へ行く際は、ここから井川地区自主運行バスに乗り換えなければならない。公衆便所やみやげ物屋などが併設されている。一般車の利用も可能。
脚注[編集]
- ^ “リニア工事、県道トンネル整備へ JR全額負担で静岡市と合意”. 静岡新聞. (2018年6月20日) 2018年6月22日閲覧。