雪の宿/ふるさとは今もかわらず

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
雪の宿/ふるさとは今もかわらず
新沼謙治シングル
初出アルバム『『ふるさとの風景』(ふるさとは今もかわらず)』
リリース
規格 12㎝シングル盤コンパクトディスク
ジャンル 演歌歌謡曲
レーベル 日本コロムビア
COCA-16641
作詞・作曲 収録曲参照
チャート最高順位
  • 週間64位(オリコン
  • 登場回数26回(オリコン)
テンプレートを表示

雪の宿/ふるさとは今もかわらず」(ゆきのやど/ふるさとはいまもかわらず)は、新沼謙治2012年に発売したシングル盤コンパクトディスクである。

解説[編集]

本題2曲は両A面のシングルとして2012年11月21日日本コロムビアよりカップリング発売された。ジャケットは新沼がデビュー当初から旧知のグラフィックデザイナー横尾忠則が描き下ろした[1]

「雪の宿」は、男女の恋愛模様を雪に託してしみじみと歌い上げている。岩手県大船渡市出身である新沼が、雪をテーマにしてヒットしたシングル「津軽恋女」等に連なる、新沼演歌の世界を表現した作品[1]

「ふるさとは今もかわらず」は、2011年に新沼自身の故郷である岩手を中心に東北地方を襲った東北地方太平洋沖地震からの復興を願い、「震災で傷ついたふるさとを励ましたい」という思いで新沼自身が作詞・作曲を手掛けた。レコーディングにあたっては、若年世代の女声コーラスの声を入れたいと考え知り合いの長崎の音楽教師に編曲を依頼、新沼の母校である大船渡市立第一中学校長崎市立岩屋中学校杉並児童合唱団のコーラスを参加させ、ふるさとの風景を思いながら新沼が爽やかに歌い上げている[1]。テレビ等で取り上げられると学校や合唱団から合唱譜の要望が発売元の日本コロムビアへ殺到、同社ホームページ上にて期間限定で楽譜を無料公開したところ3千件以上のダウンロードを記録した[2]

本曲はテレビ出演等の反響を受けて新編曲で後述のシングル「ふるさとは今もかわらず シンフォニック Ver./合唱 Ver.」として翌2013年7月3日に再リリース[3]、同日発売の新沼のシングル「今きたよ」(日本コロムビア COCA-16744)にもカップリングとしてオリジナル版が収録された。また、白石哲也による新たな編曲で合唱曲として同年11月発売の小学校教材用の譜面集『旅立ちの日に2 決定版!みんなでうたう卒業式の歌ベストセレクション(同声版)』(音楽之友社ISBN 9784276571747)に採用され、すみだ少年少女合唱団に新沼自身も加わって新たにレコーディングされると、同年11月20日発売のタイアップCD『旅立ちの日に2 決定版!みんなでうたう卒業式の歌ベストセレクション(同声版)』(日本コロムビア COCE-38298)に収録されている[4]

収録曲[編集]

  1. 雪の宿
    作詞:幸田りえ 作曲:幸斉たけし 編曲:石倉重信
    歌唱:新沼謙治
  2. ふるさとは今もかわらず
    作詞・作曲:新沼謙治 編曲:尼崎裕子
    歌唱:新沼謙治 コーラス:大船渡市立第一中学校特設合唱部、長崎市立岩屋中学校合唱部、杉並児童合唱団
  3. 雪の宿
    オリジナル・カラオケ
  4. ふるさとは今もかわらず
    オリジナル・カラオケ

収録アルバム[編集]

  1. 『新沼謙治全曲集 雪の宿』
  2. 『ツイン・パック』
  3. 『新沼謙治 プレミアム・ベスト2013』
  4. 『ふるさとの風景』
    「ふるさとは今もかわらず(オリジナル)」、「ふるさとは今もかわらず(インストゥルメンタル)」収録
  5. 『新沼謙治全曲集 今きたよ』
    「雪の宿」収録

ふるさとは今もかわらず シンフォニック Ver./合唱 Ver.[編集]

ふるさとは今もかわらず
シンフォニック Ver./合唱 Ver.
新沼謙治杉並児童合唱団シングル
リリース
規格 CDシングル
ジャンル 歌謡曲合唱曲
レーベル 日本コロムビア
COCA-16752
作詞・作曲 新沼謙治
ゴールドディスク
第55回日本レコード大賞企画賞
チャート最高順位
  • 週間25位(オリコン
  • 登場回数27回(オリコン)
テンプレートを表示

ふるさとは今もかわらず シンフォニック Ver./合唱 Ver.」(ふるさとはいまもかわらず シンフォニック Ver./がっしょう Ver.)は、新沼謙治杉並児童合唱団2013年に発売したシングル盤コンパクトディスクである。

解説[編集]

2013年4月9日に放送された『NHK歌謡コンサート』へ新沼謙治が出演、「ふるさとは今もかわらず」を歌唱した。出演に先立ってNHKより作曲家・ピアニストの村松崇継へ新たに編曲とピアノ演奏を依頼、ピアノとフルオーケストラによる伴奏と杉並児童合唱団によるコーラスとともに歌唱したところ視聴者からの大きな反響を呼ぶこととなった[5]。この大反響を受けて翌月の5月28日の放送で再演、さらに同番組における編曲によってフルオーケストラとともに新たにレコーディングされ[6]、「ふるさとは今もかわらず(シンフォニック Ver.)」と題して同7月3日に再発売されることとなった。

当初より合唱で歌いたいとの要望が多かったことから、カップリングには杉並児童合唱団が歌う「ふるさとは今もかわらず(合唱 Ver.)」が収録され、あわせてピアノ譜・合唱譜が特典として封入された[7][8] 。なお、「ふるさとは今もかわらず(合唱 Ver.)」は配信限定のオリジナル企画として「ふるさとは今もかわらず(オルゴール Ver.)」とともに2013年9月4日に配信リリースもされている。(日本コロムビア COKM-32080)

売上・受賞[編集]

発売週にはオリコンのCDシングル週間ランキングで25位にランクインし、新沼にとっては1977年発売のシングル「ヘッドライト」(27位)以来36年2ヶ月ぶりのTOP30入りとなった[7][8]。その後も有線チャートのTOP10を維持するなどロングヒットを記録、2013年の年間USEN HIT 演歌/歌謡曲ランキングで第4位にランクインした[9]

2013年末には第55回日本レコード大賞企画賞を受賞した[10]

収録曲[編集]

  1. ふるさとは今もかわらず(シンフォニック Ver.)
    作詞・作曲:新沼謙治 編曲:村松崇継
    歌唱:新沼謙治
  2. ふるさとは今もかわらず(合唱 Ver.)
    作詞・作曲:新沼謙治 編曲:尼崎裕子
    歌唱:杉並児童合唱団
  3. ふるさとは今もかわらず(オリジナル)
    作詞・作曲:新沼謙治 編曲:尼崎裕子
    歌唱:新沼謙治 コーラス:大船渡市立第一中学校特設合唱部、長崎市立岩屋中学校合唱部、杉並児童合唱団
  4. ふるさとは今もかわらず(シンフォニック Ver.)
    オリジナル・カラオケ コーラス入り
    コーラス:杉並児童合唱団
  5. ふるさとは今もかわらず(シンフォニック Ver.)
    オリジナル・カラオケ コーラスなし
  6. ふるさとは今もかわらず(オリジナル)
    ピアノ伴奏
    ピアノ伴奏:尼崎裕子

収録アルバム[編集]

  1. 『新沼謙治全曲集 今きたよ』
    「ふるさとは今もかわらず(シンフォニック Ver.)」収録

カバー[編集]

  • レジェンド(2014年、シングル「ふるさとは今もかわらず」)[11]

脚注[編集]

  1. ^ a b c 新沼謙治 震災、夫人の死乗り越え新曲 総力戦で仕上がった喜びかみしめ スポーツニッポン 2012年11月25日付
  2. ^ “【聴きたい!】新沼謙治「ふるさとは今もかわらず」”. サンスポ. (2013年7月13日). http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/130713/ent13071309370004-n1.htm 2014年1月22日閲覧。 
  3. ^ 一歩踏み出して笑顔を 新沼謙治さん、岩手にエール 朝日新聞 2013年12月29日閲覧
  4. ^ “新沼謙治、「ふるさとは今もかわらず」を子供たちと共に公開レコーディング”. CDJournal ニュース. (2013年10月7日). http://www.cdjournal.com/main/news/niinuma-kenji/54653 2014年1月22日閲覧。 
  5. ^ 新沼さん、再演”. NHK歌謡コンサートブログ (2013年5月29日). 2014年1月29日閲覧。
  6. ^ 緊急リリース”. 村松崇継オフィシャルブログ「Departure」 (2013年5月19日). 2014年2月3日閲覧。
  7. ^ a b “【オリコン】新沼謙治の復興支援曲に反響 36年ぶりTOP30”. ORICON STYLE. (2013年7月9日). http://www.oricon.co.jp/news/2026414/full/ 2014年1月22日閲覧。 
  8. ^ a b “新沼謙治が故郷・大船渡を歌い36年2ヶ月ぶりTOP30入り”. ORICON STYLE. (2013年7月14日). http://www.oricon.co.jp/news/2026589/full/ 2014年1月22日閲覧。 
  9. ^ 2013 年間 USEN HIT 演歌/歌謡曲ランキング”. 2014年1月25日閲覧。
  10. ^ 12月30日(月) 生放送『第55回 輝く!日本レコード大賞』今年の音楽シーンを総決算する、各賞受賞者が決定!”. TBSホット情報 (2013年11月22日). 2014年1月22日閲覧。
  11. ^ (ミュージック・ビデオ公開)オペラ歌手5人による日本初のユニット・レジェンドによるカヴァーシングル「ふるさとは今もかわらず」2014年7月9日(水)リリース!”. TAKUMI NOTE. テイチクエンタテイメント (2014年7月4日). 2015年6月22日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]