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限りなき鋪道

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
限りなき鋪道
Street Without End
監督 成瀬巳喜男
脚本 池田実三
原作 北村小松
出演者 忍節子
磯野秋雄
山内光
若葉信子
葛城文子
撮影 猪飼助太郎
製作会社 松竹キネマ松竹キネマ蒲田撮影所[1]
配給 松竹キネマ[2]
公開 日本の旗1934年4月26日[1]
上映時間 87分[2]
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
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限りなき鋪道』(かぎりなきほどう)は、1934年に公開された成瀬巳喜男監督の日本映画[1]

大阪毎日新聞』『東京日日新聞』に連載された北村小松の同名小説が原作[2]

あらすじ

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杉子は東京銀座にあるカフェでウェイトレスとして働いていた。 売れない画家である真吉は杉子と同じ店で働いている袈裟子を目当てに通っていた。

杉子の恋人である町夫が杉子に電話にて仕事が終わった後に会う約束をした。 そこで町夫は彼女にプロポーズするが、町夫の父は彼のために裕福な家庭の女性との結婚を進めた。

杉子はまた、新しいスター女優を探している映画スタジオのタレントスカウトである千葉からアプローチされる。

ぼんやりと通りに足を踏み入れると、山内家の相続人である弘の車に当てられる。 町夫は杉子が弘の車で連れて行かれるのを見て、弘と付き合っていると思い込んでしまい町を去った。

杉子のもとに町夫からの手紙が届き、町夫が兼ねてからの縁談相手と結婚をしたことを知り、 杉子はどうしてこうなったのか分からずに当惑した。

町夫とのことで落ち込んでいた杉子であったが、 弘のおかげで立ち直ることができた。

弘は下層階級の娘との付き合いに母親と姉が反対したにもかかわらず、杉子と付き合い始めたが、弘が杉子と結婚することを主張したとき、母親達は結局諦めた。

一方、杉子のルームメイトの袈裟子は、映画スタジオでの仕事にうまく応募した。

杉子は新しい家に不快感を覚え、弘は母親達の妻への明白な抵抗に不満を抱き、頻繁に飲み始める。

杉子が弘の元を去った後、弘は自動車事故に遭い入院した。 病院で杉子は弘に愛情は感じていたが弱すぎたと別れを告げた。 そして弘の母と姉がこうなってしまった原因であることをはっきり告げて、 弘の母が弘や彼女を愛したのではなく山内家の家名だけを愛したことを非難した。 杉子が病室を出ていくとすぐに弘は亡くなった。

映画スタジオを辞めた袈裟子と真吉は結婚して幸せな生活を営んでいた。 杉子は銀座のカフェの仕事に戻り、結婚前の日常を取り戻していた。 そこにかつての恋人であった町夫が乗ったバスが通り過ぎ、 それを見送りながら杉子はかつての想い出に馳せていた。

舗道と同じように今日も日々の営みが続いていく。

キャスト

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スタッフ

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以下のスタッフ名はKINENOTEに従った[1]

ギャラリー

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脚注

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参考文献

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外部リンク

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