金烏

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金烏(きんう)は、太陽に三本足のがいるという伝説であり、すなわちその烏(火烏)、ないし太陽の異称である。対称に蟾蜍せんじょ、または玉兎ぎょくと

八咫烏は金烏伝説と少なからず関連しており、太陽にトリ(主にカラス)のモチーフは世界中で散見される伝説である。太陽信仰の象徴とされることもある。

日本では出雲に関連する神社に多く伝承が遺っている。下鴨神社の祭神賀茂建角身命は八咫烏の化身であり、神武東征に際し太陽神天照大神高木神の令をうけ、金鵄(金色のトビ。八咫烏とも)に化身して神武天皇を先導したという。神代よりあるという有馬温泉は、日本書紀大巳貴命少彦名命が傷ついた3鳥が水に浸かり傷が治る姿をみて温泉を発見したとあり、3羽とあるがこれは足の数と類似し、本来は八咫烏であった可能性がある。

中国長江文明では、三星堆遺跡から出土した青銅器(青銅神樹と呼ばれる)には木に止まる太陽を模した9羽の鳥があり、上古神話では鳥は8羽が既に死んでおり現在の太陽は最後の1羽だが既に瀕死であるという(故に供物を捧げた)。『山海経』には鳥の止まるこずえは「扶桑」と、木は「神樹」として登場するが、下の枝は9の太陽が留まるところとされ上の枝は1つの太陽が今まさに出んとするものであるとあり、若干のズレがある。出土した青銅器には復元できなかった幹があるので、そこにもう一羽の鳥があるのかもしれないという。

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