郵便ラッパ

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実際に欧州で使われた郵便ラッパ
郵便ラッパのマーク。
* 左側←は1995年に分離独立したドイツポスト (Deutsche Post AG) のロゴ。
* 右側→は旧西ドイツ時代からの郵政・通信公社であったブンデスポスト (Deutschen Bundespost) のロゴ付き郵便ポスト

郵便ラッパは、ラッパの一種。バルブを持たない円柱状の金管楽器である。18世紀から19世紀頃のヨーロッパにて、乗馬による郵便輸送やメールコーチと呼ばれた郵便馬車がその出発到着を知らせるため、用いていた。

日本においては、かつて郵便を扱う人員により猛獣除け、船着き場での連絡用、雪中での位置の連絡用として携帯されていた[1]

楽器として使用されるものは、管を3周巻いたものとなっている。モーツァルトマーラーなどが、この楽器を使った曲を作曲している。これらの曲ではオーケストラトランペット奏者が演奏するのが一般的である。マーラーの交響曲第3番バンダが、特に有名である。この楽器は現代では珍しくなったため、トランペットやフリューゲルホルンで代用されることもある。

コルネットは郵便ラッパにバルブが追加され、発展したものである。

言語[編集]

フランス語ではコルネ・ド・ポスト (cornet de poste)、ドイツ語ではポストホルン (Posthorn)、英語ではポストホーン (post horn) やコーチホーン (coach horn) と呼ばれる。日本で音楽演奏に使用する場合、通常はポストホルンと呼ばれる。

Unicodeへの採用[編集]

Unicode6.0において、Postal Hornの名称で郵便ラッパの絵文字が採用されている。

記号 Unicode JIS X 0213 文字参照 名称
📯 U+1F4EF - 📯
📯
POSTAL HORN

郵便ラッパを模したロゴ[編集]

ロゴ画像一覧[編集]

Wikimedia Commonsに画像が無い会社[編集]

出典[編集]

  1. ^ 郵便ラッパ”. 収蔵品のご案内. 郵政博物館. 2018年8月17日閲覧。

関連項目[編集]